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飲食関係者が押さえておきたいタブレットPOSの導入メリットと選定での勘所

NECがゼロからつくり直したサブスク型POS

2018年2⽉ 公開

来店客にとって、そのお店での最後の顧客体験となる「お会計」。飲食店にとっては、来店客への最後の接客サービスであり、顧客満足度を高めるにはスムーズな会計処理が欠かせません。

このコラムでは、スムーズな会計処理の実現に役立つタブレットPOSレジをご紹介。飲食店での導入メリットや、選定でのポイントを紹介しています。タブレットPOSレジを含めたPOSレジの導入を検討中の飲食関係者様は、ぜひご一読ください。

飲食店でのPOSレジ導入メリット

会計や売上集計といった従来型レジスターの機能に加えて、オーダー端末との連携や売上分析、他の様々なシステムとの連携といった機能を持つPOS(Point of Sales)レジ。最近では、飲食店で目にする機会も多くなりました。

飲食店でのPOSレジ導入には、次のようなメリットがあります。

  • 店舗・本部業務を効率化できる
    従来型レジスターを設置している場合、閉店後のレジ締め作業のために、電卓を片手に精算業務をする必要があります。しかし、POSレジはボタン一つで精算業務が行え、レジ締め作業が非常に簡単になります。また、オーダー端末と連携すれば、オーダー時点でPOSレジ側へ自動的に注文情報が送信されるため、会計時に伝票を確認しながら金額を打ち込む必要がなくなります。

    複数の店舗を運営している場合には、店舗会計システムなどの本部管理システムとの連携によって、きめ細かい売上データの管理ができるようになり、売上分析といった本部業務を効率化することができます。
  • リピーター化施策を強化できる
    席予約や予約客に関する情報の登録・確認などができる予約管理システムとPOSレジとの連携によって、実際に予約客が来店した際の喫食品や利用サービスといったPOSデータと顧客情報を紐付けて管理できるようになります。紐付けたデータは、次回来店時や予約時の喫食品やサービスの提案に活かせるでしょう。また、メールマガジンの配信やクーポンの発行といったリピーター化施策にも役立ちます。
  • 仕入調整の精度を高めることができる
    POSレジでは、どのメニューが、いつ、どれだけ注文されたかといった情報を、リアルタイムで把握できます。そのため、仕入調整の精度を改善することができるでしょう。
  • 季節やターゲットに合わせたメニューを提供できるようになる
    データを蓄積しておくことで、昨年同時期の注文状況から、その季節に適したメニューを考えたり、ターゲット層を変更したりといった形で店舗戦略を改善できます。
  • 誤打や不正を防止できる
    メニューごとにボタンを割り振ってあらかじめ金額を指定できるので、誤打や不正を防止することができます。オーダー端末と連携して、注文情報が自動的にPOSレジへと共有されるようにしておくことで、より確実な会計処理を実現できるでしょう。

そして、このところ飲食店での導入が進み始めているのがタブレットPOSレジです。

タブレットPOSレジ導入のメリット

タブレットPOSレジは、タブレット端末に、POSレジとしての機能を持った専用アプリをインストールすることで利用できるPOSレジです。

そして、POSレジが持つメリットに加えて、タブレットPOSレジには次のようなメリットがあります。

  タブレットPOSレジ POSレジ レジスター
初期費用 ×
直感的な操作
スタイリッシュなデザイン ×
  1. 初期費用を抑えられる
    1台あたり数十万円〜数百万円という初期費用が発生する従来型のPOSレジ。

    しかし、タブレットPOSレジは、数万円程度のタブレットを購入すれば利用できるので、初期費用を抑えて導入できます。「できるだけ初期費用を抑えて、従来型レジスターからPOSレジに乗り換えたい」「複数台数のPOSレジを低コストで導入したい」といった場合にタブレットPOSレジは最適な選択肢と言えるでしょう。

    さらに、タブレットPOSでは、iPodTouchなどのスマートデバイスが利用できます。専用のオーダー端末の購入には数万円から数十万円の費用が必要ですが、汎用的なスマートデバイスを利用できることにより、専用のオーダー端末に比べて、初期費用が1/5以下になる場合もあります。

  2. 直感的に操作できる
    従来型POSレジは、あらかじめ覚えたボタン操作によって会計処理を行わなければなりません。機能も多く習熟に時間を要するため、一定期間以上勤務しているスタッフしかレジ業務を担えないというケースも珍しくありません。

    しかし、タブレットPOSレジは指先1つで直感的に操作できます。そのため、新人スタッフもすぐにレジ業務を担うことができます。

  3. スペースをとらず、お店の雰囲気に馴染みやすい
    「サイズが大きいので、レジカウンターのほとんどが埋まってしまう…」
    「無骨で、お店の雰囲気に合わない…」

    このような、従来型のPOSレジを導入することで直面しがちな課題も、コンパクトでスタイリッシュなタブレット端末を活用したタブレットPOSレジであれば解消できます。

    このように、タブレットPOSレジには様々なメリットがあります。では、導入に向けて実際に選定する際にはどのような点を比較すればよいのでしょうか?

飲食店での導入に向けたタブレットPOSレジ選び 3つの勘所

タブレットPOSレジ選定 3つの勘所
  1. 「使いやすさ」
    会計処理はもちろん、売上集計・分析なども簡単な操作で実行できるタブレットPOSレジを選択するのがよいでしょう。また、機能や表示項目を追加・削除しながら実際の業務に合わせてカスタマイズできるものの方が使いやすいでしょう。

  2. 「信頼性と安定性」
    タブレット端末やオーダー端末のハード・ソフト両面での信頼性・安定性はもちろん、外部機器と連携している場合には、通信障害やサーバ障害が発生しても注文や会計などの基本的な業務を遅滞なく行える機能を持っていることも重要です。

  3. 「サポート力」
    深夜にトラブルが発生しても、24時間対応可能なコールセンターを設けているベンダーを選定すれば、店舗運営への影響を最小限に食い止めることができるでしょう。また、機器が故障してしまった場合でも、代替機を持ってすぐに交換に駆けつけてくれるサービスがあるとより安心です。

飲食店に最適なNECのタブレットPOS

NECはおよそ20年もの間POSシステムの開発・製造を行っており、累計販売台数は数十万台にも及びます。そして、この間に培ったノウハウをタブレットPOSに盛り込み、「NECモバイルPOS」として提供しています。「3つの勘所」を実現しており、24時間365日での万全なサポート体制を整えて日本全国すべてのユーザー様に安心して使っていただける唯一のタブレット型POSとなっています。

また飲食店様向けには、次のような機能をサポートしています。

  • オーダリング端末で注文をキッチンへ直送
    iPod touchを利用したオーダー受付により、注文をすぐにキッチンプリンタに転送、お客様をお待たせしません。
  • 個別会計に対応
    同じグループでも個人別の会計が可能であり、また、商品ごとの割引にも対応しています。
  • 味付けオプション
    大盛り、小盛り、味濃いめ、セットドリンクなど、料理ごとのオプションを柔軟に設定できます。また画面に選択式で表示されるため、聞き忘れ防止にも役立ちます。
  • テイクアウトに対応
    テイクアウトモードで注文を受付ければ専用の伝票が出力されるため、包装などをテイクアウト用に準備することができます。

このような特長や機能を持つ「NECタブレットPOS」にご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。


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