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東京女子医科大学東医療センター 様 実証実験
薬剤部の薬剤ピッキングにARピッキングを適用して、ミス率の低減を確認。作業レベルの平準化を目指す
入院患者に薬を処方する薬剤部にて、ARピッキングの実証実験を実施していただきました。ARで薬剤の設置場所をガイドすることにより、薬剤に関する知識に乏しい担当でも、ピッキングのミス率をゼロにできることが確認できました。
お客さまの課題
東京女子医科大学東医療センターの薬剤部では、調剤におけるピッキングミスが課題となっていました。処方箋に記載された薬剤名と設置場所に基づく既存のピッキングでは、どうしてもミスが起きてしまいます。ピッキング後の監査により調剤ミスは防いでいるものの、このチェックにかかる薬剤師の負担を減らしたいと考えていました。ピッキングミスが低減されれば、飲み合わせ・副作用・飲み方など、処方された薬の適性を判断する業務に注力できるからです。
実証実験の内容
5枚の処方箋を用意して、既存のピッキングとスマートグラスによるARピッキングでミス率がどう変化するのか、複数の担当者で計測しました。
薬剤部における実証実験の様子が動画でご確認いただけます。
お客さまの声
処方箋に基づき医薬品を正確に調剤することは、薬剤師の大切な業務です。人はどうしても間違えてしまうため、医療安全上のエラーに配慮する必要があります。既存のシステムでは、エラーを防止するためにダブルチェックをしたり、個別のバーコードをチェックしたり、非常に手間のかかることをしています。この調剤にARピッキングを適用する有効性は、非常に高いと考えています。
お客さまのプロフィール
病院名 | 東京女子医科大学東医療センター |
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所在地 | 東京都荒川区西尾久2-1-10 |
従業員数 | 937名(2018年4月現在) |
許可病床数 | 450床 |
URL | https://twmu-mce.jp/ |