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COBOL WSエミュレータ - 技術情報

COBOL WSエミュレータ利用時の注意事項

COBOL WS エミュレータ 説明書に記載されていない注意事項及び、重要な注意事項について記載しています。他の注意事項については、COBOL WS エミュレータ 説明書をお読みください。

画面フォントについて
  • WSエミュレータで利用可能な日本語文字(2バイト文字)は、JIS78(JIS X 0208:1978)の非漢字/第一水準漢字/第二水準漢字、特殊記号等の独自の文字、外字です。

  • WSエミュレータでは、FontAvenue JIS78/90文字セットのJIS78フォントの利用を推奨します(JIS90フォントやJIS2004フォントの利用も可能です)。

  • WSエミュレータの画面に表示する文字の字体や字形は、アプリケーションがWSエミュレータに対して入出力する日本語文字の文字コード、WSエミュレータの利用フォント、サーバの環境変数設定等により異なります。詳細については、NECサポートポータルの以下のコンテンツで提供する技術資料をご覧ください。


    コンテンツID:3140108060
    タイトル:【COBOL WSエミュレータ】Ver2.0/2.1 日本語処理について

かな漢字変換について
  • WSエミュレータは、OS標準、または、Microsoft Office付属のかな漢字入力機能(IME)をサポートしています。

印刷について
  • WSエミュレータ経由で実行するCOBOLアプリケーションからの印刷は、COBOL アプリケーション実行環境が単独で提供する印刷機能「Windows標準スプーラ(従来変換)/論理プリンタ番号:PRN3xx」、または、拡張ネットワークプリンタサービスキット/PrintBridge/KSPプリンタ支援ソフトウェア などを経由した「論理プリンタ番号:PRN1xx」をご使用ください。

  • 従来のアプリケーション実行環境のWS-EML(Windows)で設定する「WS-EML接続プリンタ」相当による印刷は使用することはできません。

  • COBOL アプリケーション実行環境で設定できるプリンタ定義個数に制限がありますので、あわせてCOBOL アプリケーション実行環境の技術情報の注意事項プリンタ環境設定ユーティリティ「AERO」のプリンタ定義個数」をご覧ください。

    特に、利用される端末数が多く、クライアント単位に割り当てた特定プリンタへ印刷する「ステーション対応プリンタ:PRN999」を利用される場合は、制限に該当する可能性がありますので、ご利用前にご確認ください。

省電力機能について
  • WSエミュレータは、スリープや休止等の電源状態の変更には対応していません。サーバ接続中にスリープ等電源状態を変更した場合、アプリケーション実行環境との通信が切断され、実行中のアプリケーションは強制終了します。

  • 省電力対応スイッチなど、省電力機能が働いた場合にリンク速度を調整するネットワーク機器には対応していません。
    リンク速度が調整された場合、WSエミュレータとアプリケーション実行環境間の通信が切断される場合があります。

システムの二重化について
  • CLUSTERPRO、Microsoft Cluster Serviceなどの二重化システムには対応していません。
    WSエミュレータが接続されているサーバが停止した場合は、WSエミュレータとアプリケーション実行環境間の通信が切断され、起動されていたCOBOLアプリケーションは強制終了しデータの保証はされません。

ブザー鳴動について
  • サウンドデバイスが存在しないか無効、サウンドデバイスにスピーカー等の音声出力に必要な装置が接続されていないマシンでは、ブザー(警告音)は鳴動しません。

起動エラーについて
  • COBOL WSエミュレータのインストール先フォルダのいずれかのフォルダ名に1バイト空白文字を含む場合、その1バイト空白文字を含むフォルダと同じ階層には、1バイト空白文字の前の文字までと同じ名前の拡張子なしのファイル、または拡張子 EXE が付加された同じ名前のファイルは作成できません。
    同じ名前のファイル(あるいはその名前のファイルに拡張子 EXE が付加されたファイル)が存在した状態で、WSエミュレータを起動すると
    error:2001
    WSエミュレータの起動に失敗しました。
    のメッセージが表示され起動できません。

    例1)COBOL WSエミュレータを  C:\Program Files (x86)\NEC\WS-EML32  にインストールした場合、
    C:\Program  または、  C:\Program.EXE
    のいずれかのファイルが存在すると、WSエミュレータは起動できません。
    例2)COBOL WSエミュレータを F:\Progs\Middle Ware\NEC\WS-EML32 にインストールした場合、
    F:\Progs\Middle  または、  F:\Progs\Middle.EXE
    のいずれかのファイルが存在すると、WSエミュレータは起動できません。
    ※上記例のフォルダ名/ファイル名/拡張子は、大文字小文字無関係です。

A-VX PC/WSエミュレータ(32)から移行時の注意事項

画面表示について
  • PC/WSエミュレータ(32)とは異なり、本製品ではJIS78のFA明朝フォントを同梱していません(JIS78フォントを利用する場合、FontAvenue JIS78/JIS90文字セットの購入を推奨します)。

  • グラフィックタイトル画面は使用できません。

キーボード・マウスについて
  • 初期設定では、半角文字の入力は英小文字入力になります。

  • A-VXキーボードは使用できません。

  • WSエミュレータの画面でマウスは使用できません(ウィンドウ操作を除く)。

外字について
  • G1外字は使用できません。

印刷について
  • WSエミュレータ経由で実行するCOBOLアプリケーションからの印刷は、COBOL アプリケーション実行環境が単独で提供する印刷機能「Windows標準スプーラ(従来変換)/論理プリンタ番号:PRN3xx」、または、拡張ネットワークプリンタサービスキット/PrintBridge/KSPプリンタ支援ソフトウェア などを経由した「論理プリンタ番号:PRN1xx」をご使用ください。

  • WSエミュレータの「ステーション接続プリンタ」相当による印刷は使用することはできません。

  • COBOL アプリケーション実行環境で設定できるプリンタ定義個数に制限がありますので、あわせてCOBOL アプリケーション実行環境の技術情報の注意事項プリンタ環境設定ユーティリティ「AERO」のプリンタ定義個数」をご覧ください。

    特に、利用される端末数が多く、クライアント単位に割り当てた特定プリンタへ印刷する「ステーション対応プリンタ:PRN999」を利用される場合は、制限に該当する可能性がありますので、ご利用前にご確認ください。

連携製品・機能について
  • WSエミュレータ再接続キットは使用できません。

  • A-VXセキュリティマネジメント機能の「クライアントAP起動機能制限」は使用できません。

外部接続装置について
  • 周辺装置(IDカードリーダ、POT機器)からの入力は行えません。

COBOL WSエミュレータ Ver1.0から削除された機能

アイコンジョブ起動について
  • アイコンジョブ起動時のシングルウィンドウモード
    複数のアイコンからジョブを起動した場合に1つのWSエミュレータ上で画面を切り替えてジョブを表示する機能

ハードコピーについて
  • WSエミュレータ画面のグラフィックハードコピー出力

外部接続装置について
  • 周辺装置(手動式IDカードリーダ)からの入力

ウィンドウ操作について
  • コンテキストメニューの表示

  • リモートアクセスサーバへの自動接続及び自動切断

  • ウィンドウリサイズ時のフォントサイズ自動変更

コマンドラインオプションについて
  • COBOLアプリケーションを起動するユーザ名の設定(/Uオプション)

  • 通信で使用するポート番号の設定(/N1、/N2オプション)

  • WSエミュレータを複数起動した際に表示される警告を非表示(/Bオプション)

  • WS エミュレータをアイコン状態で起動(/Iオプション)

  • リモートアクセスサーバへの自動接続(/Rオプション)

その他のオプションについて
  • WSエミュレータの二重起動を禁止

  • WSエミュレータのタイトルバー及びメニューバーを非表示

  • WSエミュレータをディスプレイ画面の中央に表示

  • スクリーンセーバーの起動を抑制

  • 編集オプションの縦罫線と置換する文字(英小文字の指定)