サイト内の現在位置を表示しています。

技術情報

注意事項

  • プリンタ出力について、従来製品(アプリケーション実行環境 Ver9.0およびそれ以前のバージョン)でサポートしていた以下のプリンタ接続形態は利用できません。
    • ・「B4680プリンタ接続装置」接続プリンタ
    • ・「B4680/SIFプロトコル変換装置」接続プリンタ
    • ・「サーバ直結/クライアント直結」形態(パラレルポートを使用したプリンタのマシン直結接続)

    COBOL アプリケーション実行環境が単独で提供するプリンタ接続形態は、「Windows 標準スプーラ(従来変換)」のみとなります。
    ただし、この接続形態はプリンタの障害通知機能は利用できません。
    その他注意事項を以下に記載します。

    1. 1.従来の印刷形態の様にプリンタとの同期を意識した印字はできません。Windows標準スプーラに対して印刷データのスプーリングが完了した時点で、CLOSE命令が正常終了します。

    2. 2.プリンタの印字動作については、使用されているサーバ/クライアントのOSや印字形態によって異なる場合があります。出力先に指定したプリンタのプロパティの設定内容に関わらず、CLOSE命令を実行されるまで、印字が開始されない場合があります。

    3. 3.印刷データのスプーリング後、印刷に関する制御は、Windows標準スプーラに委ねられます。COBOL APには、スプーリングが完了した時点で正常終了が通知されます。よって、プリンタの異常(用紙切れ、電源断等)は、Windows標準スプーラによって通知されます。また、通知される内容が実際の異常の状態と異なる場合や不明瞭な場合があります。

    4. 4.上記事項より、COBOL-AP、またはアプリケーション実行環境からリカバリ処理を実施することが不可であるためプリンタ障害が発生した場合は、再度COBOL-APより1ページ目から再印刷していただく必要があります。Windows標準スプーラにキューイングされたデータに表示される「所有者」には、COBOL-APを実行したユーザ名(マシン名)が表示されない場合があります(仕様)。

  • PrintBridgeおよびKSPプリンタ支援ソフトウェアと連携する場合は、
    • ・PrintBridge Ver5.0
    • ・KSPプリンタ支援ソフトウェア Ver3.0
    をそれぞれ利用してください。 PrintBridge Ver4.0およびそれ以前、KSPプリンタ支援ソフトウェア Ver2.0およびそれ以前のバージョンとは連携使用できません。
  • ホスト印字を行う場合、本製品と連携可能なオンラインプリントステーションが必要です。
    (対応状況については、オンラインプリントステーション担当部門に確認ください。)

  • スプールマネージャ操作画面の起動時の表示順は、「開始時刻の降順」となります。表示順は、スプールマネージャ画面の「開始時刻」をクリックすることで「降順」「昇順」の変更ができます。

  • V4プリンタドライバを利用したプリンタへの印刷は未サポートです。 各プリンタ装置の標準プリンタドライバを利用するプリンタを使用してください。

  • プリンタ環境設定ユーティリティ「AERO」のプリンタ定義個数は、以下となります。

      ・論理プリンタ:PRN1nn (PRN100PRN199) 最大100
      ・論理プリンタ:PRN2nn (PRN200PRN299) 最大100
      ・論理プリンタ:PRN3nn (PRN300PRN399) 最大100
      ・システムプリンタ:論理プリンタ 最大64
      ・ステーション対応プリンタ:論理プリンタ 最大64/クライアント
                   クライアント数 最大252(*1)
       *1:論理プリンタを最低1台定義して紐づけた場合

    ただし、登録できる総数は、以下の計算式のとおり、253個までとなります。

     PRN1nnの台数+PRN2nnの台数+PRN3nnの台数
     +システムプリンタの台数+ステーション対応プリンタ(クライアント数)253

  • COBOL アプリケーション実行環境 Serverのインストール先フォルダのいずれかのフォルダ名に1バイト空白文字を含む場合、その1バイト空白 文字を含むフォルダと同じ階層には、1バイト空白文字の前の文字までと同じ名前の拡張子なしのファイル、または拡張子 EXE が付加された同じ名前のファイルは作成できません。
    同じ名前のファイル(あるいはその名前のファイルに拡張子 EXE が付加されたファイル)が存在すると、サーバのWS-EML SERVICEが開始できず、COBOL WSエミュレータでのサーバ接続ができなくなります。

    例1)COBOL アプリケーション実行環境 Serverを  D:\Program Files\NEC\APENV  にインストールした場合、
        D:\Program  または、  D:\Program.EXE
      のいずれかのファイルがサーバに存在すると、WS-EML SERVICEは開始できません。

    例2)COBOL アプリケーション実行環境 Serverを F:\Progs\Middle Ware\NEC\APENV にインストールした場合、
        F:\Progs\Middle  または、  F:\Progs\Middle.EXE
      のいずれかのファイルがサーバに存在すると、WS-EML SERVICEは開始できません。
    ※上記例のフォルダ名/ファイル名/拡張子は、大文字小文字無関係です。