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WebOTX Application Server - 導入効果
WebOTXでは小規模なエントリモデルから、大規模な基幹業務システムまで幅広く対応するための製品ラインアップをご用意しています。
ここでは、例として次の図に示すような、ある企業の例をあげてWebOTXを使用した場合の構成について説明します。
小・中規模のWebシステムを短期間で構築するケース
(既存パッケージとの連携をWebで行う)
お客様からは次のようなご要望をいただくことがあります。
- ・まずは企業内に閉じた小・中規模のWebシステムを数ヶ月の短期間、かつ低コストで作ってみよう
- ・Webブラウザからデータベースへアクセスして情報を参照したり、更新するくらいから始めよう
- ・信頼性はあまり気にしない、少しくらいシステムが停止しても構わないからとにかくはじめてみよう
WebOTX Application Server(以下、WebOTX ASと略記)はそういった要件にお応えするためのエントリモデルである Expressを出荷しています。上の絵では、サーバが2台で、負荷分散装置により処理を割り当てる構成にしています。
品 名 | 数 量 |
---|---|
WebOTX Media | 1 |
WebOTX Application Server Express Processor License | 2 |
WebOTX AS Expressは、WebアプリケーションであるServletやJSPを経由して各種データが格納されたデータベースサーバにアクセスする単純なモデルを想定しています。また、EJBを使用することにより、EJBが持つトランザクションやセキュリティ、セッション管理の機能も利用できます。さらに、処理を指定された時間に処理するタイマー機能や、メッセージ送信機能もあります。
また、Webを利用したシステムの普及に伴い、「WebOTX WORKS」パートナー様が提供するような、Webアプリケーションとして動作するパッケージ製品も多数出荷されています。これを動かすための要件としてWebサーバの機能を持つアプリケーションサーバが含まれる場合もよくあります。
Apache Tomcatなどのオープンソースでまずは動作検証をし、検証後はサポート体制の整った商用アプリケーションサーバに切り替えるケースがあります。あるいは、既存の商用アプリケーションサーバを別の商用アプリケーションサーバに乗り換えるケースもあります。
これらの要件にすばやく対応できるものとして、WebOTX AS Express は多くの実績を持っています。
中・大規模の高信頼な業務システムを構築するケース
複数の業務からなるシステム構成において、障害発生時には即座に復旧し、他のアプリケーションの障害影響を受けない高信頼性要件を求められる場合があります。こういった要件に最適な製品はWebOTX AS Standardです。WebOTX AS Expressの例と同様、サーバが2台の構成を例にしています。
品 名 | 数 量 |
---|---|
WebOTX Media | 1 |
WebOTX Application Server Standard Processor License | 4 |
品 名 | 数 量 |
---|---|
WebOTX Media | 1 |
WebOTX Application Server Standard Processor License | 4 |
クラスタシステムでWebOTX V9をご使用の場合、2台目以降(待機系マシン)については条件(*)を満たす場合、ライセンスが不要となります。
- (*)詳細はWebOTXのライセンス方式のページをご参照ください。
大規模の高信頼・高性能な基幹業務システムを構築するケース
数千~数万クライアントからのアクセスがあり、それに伴って数台~数十台のサーバ構成とする場合に最適な製品はWebOTX AS Enterpriseです。これまでの例と同様、サーバが2台の構成を例にしています。
品 名 | 数 量 |
---|---|
WebOTX Media | 1 |
WebOTX Application Server Enterprise Processor License | 8 |
秒間数万件レベルで大量データを一括処理させるケース
通信放送連携/ワンセグ放送の活性化などにより、視聴者参加型のテレビ番組や番組と連動したネットショッピングの利用が拡大されています。このようなケースでは多くの視聴者が一斉にサービスを利用する場面が数多く発生し、それに伴い大量のトラフィックを単位時間内に処理するシステムが必要となるでしょう。
その場合、データベース更新処理の性能コストは、一連の処理の中で高いウエイトを占めます。抜本的な高性能を得るためにはここを極力最適化する必要性がでてきます。
そういった要件にお応えするための製品が Parallel Stream Monitorです。
品 名 | 数 量 |
---|---|
WebOTX Parallel Stream Monitor Media | 1 |
WebOTX Parallel Stream Monitor | 8 |
WebOTX Parallel Stream Monitor IMオプション | 2 |
メインフレーム等の既存資産を活用するケース
以前より利用されてきた従来の業務システムに極力手を加えることなく活用するモデルです。既存資産自体はその企業独自の仕様で構築されたものであっても、WebOTX ASの持つアダプタ機能により他のシステムと連携させることを可能にします。仮想環境での構成を例にしています。
品 名 | 数 量 |
---|---|
WebOTX Media | 1 |
WebOTX Application Server Enterprise Processor License | 4 |
WebOTX OLF/TP Adapter (4) | 2 |
WebOTX OLF/TP Adapter (+8) | 2 |
WebOTX Enterprise Service Bus | 4 |
WebOTX Developer | 1 |
音声・映像サービスとWebシステムを連携させるケース
インターネット上で音声通話やテレビ電話などのアプリケーションを構築するために考案された通信手順である「SIP」が注目され、SIPに対応したサーバ製品が普及しています。
そういった要件にお応えするための製品が SIP Application Serverです。
品 名 | 数 量 |
---|---|
WebOTX Media | 1 |
WebOTX SIP Application Server Standard Edition | 2 |
WebOTX SIP Application Server Standard Edition CU License | 2 |