Japan
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UNIVERGE IXシリーズ 技術情報
IX2000/IX3000シリーズ 「OpenSSH における NULL ポインタデリファレンスに関する脆弱性」に関する御報告
はじめに
2016年12月19日にJPCERT/CC より
「OpenSSH における NULL ポインタデリファレンスに関する脆弱性」
というレポートが発表されています。
JPCERT/CC:
Japan Vulnerability Notes : JVNDB-2016-008892
https://jvndb.jvn.jp/ja/contents/2016/JVNDB-2016-008892.html
・OpenSSH には、NULL ポインタデリファレンスに関する脆弱性が存在します。
製品カテゴリ
対象装置: |
IX3315,IX3110,IX3015,IX2310,IX2235,IX2215,IX2207,IX2106,IX2105 |
---|---|
対象ソフトウェア: | ソフトウェアバージョン: Ver.8.7以降 |
「OpenSSLに複数の脆弱性」の想定される影響と対策および回避策
[想定される影響]
装置が再起動し、サービス運用妨害(DoS)状態になる可能性があります。
[影響を受ける条件]
SSHサーバ機能
[回避方法・復旧方法]
以下のいずれかの方法で回避してください。
a) ソフトウェアをバージョンアップする。
b) ソフトウェアを更新できない場合は、以下のように対処する。
- SSHサーバ機能:
SSHサーバへのアクセスは、IPsec経由のみを許可する。
または
SSHサーバへのアクセスにアクセスリストを設定することで、
限定した端末のみアクセス許可する。
[修正バージョン]
Ver10.6.21/Ver10.5.22/Ver.10.2.35(IX2105のみ)以降
改版履歴
- 2022年11月30日
-
初版発行
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