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NEC技報の歩み

21世紀の情報化社会に向けて

『NEC技報』通巻139号の表紙

1981年4月の通巻139号より、産業エレクトロニクスを主体とする『日本電気技報』と民生エレクトロニクスを主体とする『新日本電気技報』を合併し、現在の誌名である『NEC技報』に。技術開発の活発化に伴い、月刊誌として新たなスタートを切りました。

情報化が個人にまで浸透するなか、「ホームエレクトロニクス」がNECの一機軸として事業展開され、NEC技報でも特集が組まれるようになります。パーソナルコンピュータPC-8000シリーズをはじめ、カメラ、ビデオ、テレビ受信機などが幅広く紹介されています。

通巻200号の表紙
(写真はビデオテープレコーダー
「VC-N8HF」)

1986年4月には、通巻200号を機に表紙を一新。黒を基調としたデザインは、その後2005年まで続きます。表紙だけでなく、本文の文字組みなども変更し、読みやすさを追求しています。前年より1年間の技術の進展・成果を分野ごとに分けて紹介する「テクノ号」も登場しました。

人々の暮らしを豊かにする最新技術を紹介してきた『NEC技報』ですが、1990年代以降、「環境」がキーワードの1つとなります。NECは1970年には全社的な環境管理組織を確立するなど、早い段階から資源環境技術に取り組んできました。「地球環境技術小特集」(通巻265号 1991年7月)、「資源環境技術特集」(通巻295号 1993年9月)として、環境保全に貢献するNECの事業活動の一端を紹介しています。

通巻372号の表紙

2000年の通巻372号は、「技術開発10年の歩み特集-創立100周年・創刊50周年-」と題したテクノ号として、過去10年の技術を振り返りながら、21世紀の情報化社会に向けたNECの技術開発活動を総括するものとなっています。
本号の冒頭にある「C&C、マルチメディア、そしてソリューションへ」という言葉が示すように、次世代の社会インフラであるインターネットに注力し、お客様と社会のニーズに合わせて変身していくNECを見ることができます。

「社会ソリューション事業」とともにある『NEC技報』へ

2000年以降、『NEC技報』ではIT社会に欠かせない情報通信技術やハードウェア、ソフトウェアなどの製品技術を特集し、お客様へ紹介し続けてきました。また、「セキュリティ特集」(通巻418号 2003年12月)、「事業継続・災害対策特集」(通巻433号 2006年9月)など、お客様の新たな課題に応えるソリューションが登場します。

2007年、NECは「NECグループビジョン2017」を策定し、「人と地球にやさしい情報社会をイノベーションで実現するグローバルリーディングカンパニー」を掲げました。
これまでNECの技術・ソリューションを網羅的に紹介してきた『NEC技報』ですが、これを機に、「NECグループビジョン2017」の実現に向けた中期経営計画に沿い、より経営戦略的な技術情報誌となるべく編集方針を転換します。

通巻451号の表紙

以来、「クラウド」(通巻448号 2010年4月)や「パブリックセーフティ」(通巻449号 2010年9月)、「宇宙」(通巻451号 2011年3月)、「ビッグデータ」(通巻456号 2012年9月)など、NECが注力する事業領域を中心に特集テーマを設け、それらを形作る技術・ソリューションを紹介しています。

通巻461号(2014年11月)の表紙

そして2013年、NECは「2015中期経営計画」のもと、先進のICTを活用した高度な社会インフラを提供する「社会ソリューション事業」への注力を発表し、2014年には事業ブランドメッセージ「Orchestrating a brighter world」を策定しました。

NECが取り組む「社会ソリューション事業」がどのような社会的価値を創造し、お客様と社会に貢献していくのか、今後とも『NEC技報』を通して世界へ発信していきます。

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