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OLF/DL-OW - FAQ
導入時のFAQ
【提案】
【設計】
【構築】
提案
- Q1磁気テープファイル(MT)に格納した私有SYSOUT、または強制出力デリバリをOLF/DL-OWからデリバリ配信することは可能ですか?
- A1
可能です(※)。
磁気テープファイルに格納した私有SYSOUTは、$OUTPUT文に磁気テープファイルを指定することでデリバリ配信可能です。強制出力デリバリは、OLF/DL-OWの「OLW EE」コマンドを利用することでデリバリ配信可能です。
詳細は、ACOS-4マニュアル「OLF/DL利用の手引」を参照ください。
※OSのバージョンによっては、対応していない場合があります。対応OSバージョンについては、「OLF/DL-OW 機能対応OSバージョン表」を参照してください。
- Q2システムライタを利用した印刷(ACOS-4に直結されたページプリンタの印刷)をPrintPort for ACOS-4に移行する予定です。システムライタとPrintPort for ACOS-4の互換性留意事項は何がありますか?
- A2
- Q3OLF/DL-OWからACOS-4に直結されたページプリンタにデリバリを印刷することは可能ですか?
- A3
できません。
- Q4シリアルプリンタ等で印刷していた帳票をOLF/DL-OWからリモートプリンタソフトに配信することは可能ですか?
- A4
移行作業が必要です。OLF/DL-OWは、ACOS標準印刷データ(詳細は、ACOS-4マニュアル「ページプリンタ利用の手引」を参照)を対象としています。このため、シリアルプリンタ等の端末用言語、および端末用書式は利用できません。書式を$FORMEX、$URMTNで作成する、印刷データをACOS標準にするなどの作業が必要になります。
- Q5OLF/DL-OWからネットワークプリンタに印刷する際の、対象のソフトやプリンタを教えてください。
- A5
リモートプリンタソフト(PrintPort for ACOS-4、PC-OPENWRITER)を利用すれば可能です。ただし、リモートプリンタソフトによって利用可能なネットワークプリンタに制限があります。
- [PrintPort for ACOS-4]
PrintPort for ACOS-4がサポートしているネットワークプリンタ(詳細については、「PrintPort for ACOS-4の紹介 サポートプリンタ」を参照してください) - [PC-OPENWRITER]
WindowsOSがサポートしているネットワークプリンタ(詳細については、「PC-OPENWRITER 動作環境」を参照してください)
- [PrintPort for ACOS-4]
- Q62Gbyteより大きいサイズのデリバリをPrintPort for ACOS-4で印刷できますか?
- A6
OLF/DL-OWの即時配信機能(※)と、PrintPort for ACOS-4 Ver.9.0 MR1以降を利用することで印刷可能となります。
※OSのバージョンによっては、対応していない場合があります。対応OSバージョンについては、「OLF/DL-OW 機能対応OSバージョン表」を参照してください。
設計
- Q1通信ポート番号を既定値(515)から変更するにはどうすればよいですか?
- A1
ACOS-4のSERVICESファイルのPRINTER指定、または OLF/DL-OWの動作環境定義ファイル(CONFIG)の「DSPORT/SVPORT」両方を指定してください。
- [ACOS-4のSERVICESファイルのPRINTER指定]
SYS.SOCKETライブラリ中のSERVICESファイルに以下を指定してください。PRINTER xxx/TCP SPOOL xxx:変更する通信ポート番号を記述する
- [動作環境定義ファイル(CONFIG)のDSPORT/SVPORT指定]
OLF/DL-OWの動作環境定義ファイル(CONFIG)に以下のパラメータを指定してください。DSPORT=xxx SVPORT=xxx xxx:変更する通信ポート番号を記述する
設定後、OLF/DL-OWを再起動してください。
なお、下記両方の指定を行った場合、2の指定内容が有効となります。-
[ACOS-4のSERVICESファイルのPRINTER指定]
-
[動作環境定義ファイル(CONFIG)のDSPORT/SVPORT指定]
- [ACOS-4のSERVICESファイルのPRINTER指定]
- Q2ファイアウォール(ルータ等)を導入しています。ポート転送設定を行う必要がありますか?
- A2
ポート転送設定を行う必要があります。OLF/DL-OWが利用する通信ポート番号(既定値:515)が双方向で通信可能なよう設定してください。
- Q3OLF/DL-OWのスプールファイルのサイズは、どのように算出すれば良いですか?
- A3
以下の計算式を利用して算出してください。
[計算式]-
アロケートサイズ=
配信する1デリバリの平均レコード数×2×514(レコード長)×最大同時配信ライタ数(※) -
LAU数=
アロケートサイズ÷1048576
上記で算出したLAU数を「$PREALLOC UNIT=LAU SIZE=LAU数」と指定しスプールファイルを作成してください。
なお、詳細についてはACOS-4マニュアル「OLF/DL利用の手引」を参照してください。 -
- Q4PrintPort for ACOS-4に移行した場合、システムライタを使用できますか?
- A4
以下の設定を行うことで、ACOS-4上のアプリケーションを変更することなくシステムライタを使用してデリバリをPrintPort for ACOS-4に配信することができます。
- [動作環境定義ファイル(NETADDR)のパラメータ設定]
出力クラス:システムライタが出力対象としていたクラスを指定
WRQ :"SYS"を指定
※動作環境定義ファイルに設定した内容を反映するには、OLF/DL-OWの再起動が必要です。
また、ご利用のOSのOLF/DL-OWが「センタライタデリバリ印刷機能」と「FMMODE」パラメータに対応している必要があります。対応OSについては、「OLF/DL-OW 機能対応OSバージョン表」を参照してください。
- [動作環境定義ファイル(NETADDR)のパラメータ設定]
- Q51台のACOS-4から複数のプリントサーバ(PrintPort for ACOS-4/PC-OPENWRITER/Printview for ACOS-4)にデリバリを配信する場合、どのように設定すればよいですか?
- A5
以下の設定を行ってください。
-
[ACOS-4のSYS.SOCKETファイル内のHOSTSの設定]
全てのプリントサーバのIPアドレスを定義する -
[動作環境定義ファイル(NETADDR)の設定]
全てのプリントサーバを定義する -
[動作環境定義ファイル(CONFIG)の設定]
複数のプリントサーバに同時にデリバリ配信を行う場合、「MAXACTWTR」パラメータ(同時に配信する最大デリバリ数)を設定する
※動作環境定義ファイルに設定した内容を反映するには、OLF/DL-OWの再起動が必要です。
-
- Q6OLF/DL-OWを導入する予定です。導入前に、システムパラメータ「$SYSPARM $USERWRITER UWTR=(OLW,・・・)」を設定しても問題ないですか?
- A6
問題ありません。
- Q71つのリモートプリンタソフトに同時に6個以上デリバリを配信できますか?
- A7
下記バージョン以降のリモートプリンタソフトを利用することで、同時に6個以上デリバリを配信できます。
[リモートプリンタソフト]- PrintPort for ACOS-4 Ver.9.0 MR1
- PC-OPENWRITER Ver8.1
【構築】
- Q1デリバリを作成してもリモートプリンタソフトに配信されません(OLW_10 or OLW150メッセージが表示されません)
- A1
「導入時のチェックリスト」を参照し、設定を見直してください。
- Q2OLF/DL-OWのスプールファイルがオーバーロード(OLW_05メッセージを出力)しました。オーバーロードしないようにするには、どうすればよいですか?
- A2
スプールファイルのサイズが不足しているため、オーバーロードが発生しています。OLF/DL-OWの運用状況を確認し、OLF/DL-OWのスプールファイルサイズを見直してください。
- Q3OLF/DL-OW起動直後にデリバリが自動配信されます。OLF/DL-OW起動直後にデリバリを配信させないことは可能ですか?
- A3
可能です(※)。
動作環境定義ファイル(NETADDR)に「INITSTATUS=INACT」を指定することで、OLF/DL-OW起動時のプリンタ状態が"OW状態(スケジュール停止)"となり、デリバリを配信しません。
※OSのバージョンによっては、対応していない場合があります。
対応OSバージョンについては、「OLF/DL-OW 機能対応OSバージョン表 動作環境定義ファイルのパラメータ(NETADDR INITSTATUS)」を参照してください。 - Q4$JOR/$OUTPUT文の「OUTMED」、「FORMGROUP」パラメータを指定しても有効となりません。「OUTMED」、「FORMGROUP」パラメータを利用するにはどうすればよいですか?
- A4
動作環境定義ファイル(NETADDR)に「FMMODE=NIPMODE」(※)を指定することで$JOR/$OUTPUT文の「OUTMED」、「FORMGROUP」パラメータが利用可能となります。
※動作環境定義ファイルに指定した内容を反映するには、OLF/DL-OWの再起動が必要です。
また、OSのバージョンによっては、対応していない場合があります。対応OSバージョンについては、「OLF/DL-OW 機能対応OSバージョン表」を参照してください。