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PrintPort for ACOS-4 - 動作環境
仕様上の注意事項
1.PrintPortの制約事項、注意事項について
PrintPortを使用することで、ACOS系印刷データを高い互換性を保ちつつオープン系プリンタに出力する事が可能となりますが完全互換ではありません。
導入する際は、マニュアルに記載の「制約事項/注意事項」を参照の上、導入に問題が無い事をご確認ください。
その他、印刷結果についても、プリンタの解像度や処理方式の違い等で丸め誤差が発生するため、 印刷結果がACOS直結NIPと等価にならない場合があります。
事前に十分な印刷確認をお願い致します。
また以降に上記「制約事項/注意事項」に記載されない項目を補足致しますのでご確認ください。
2.プリンタサーバ選択に関する注意事項
プリンタサーバは「PrintPort for ACOS-4」専用にご用意ください。
他ソフトウェアとの混在もできません。詳細は、FAQ 1-1 をご覧ください。
3.セキュリティ対策のお願い
本製品はイントラネット内での使用を前提としております。
インターネットから利用する場合はお客様自身でセキュリティ対策を行うようお願い致します。
4.その他の注意事項について
インストール後の設定について
Windows Server 2019以降にインストールする場合、インストール後に次に示すローカルセキュリティポリシーの設定をしてください。
-
スタートメニューの[Windows 管理ツール]-[ローカルセキュリティポリシー]をクリックして ください。ローカルセキュリティポリシー画面が表示されます。
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[ローカルポリシー]-[ユーザー権利の割り当て]-[システムのシャットダウン]をダブルクリックして ください。システムのシャットダウンのプロパティ画面が表示されます。
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[ユーザーまたはグループの追加]をクリックして、ユーザーまたはグループの選択画面の[詳細設定] をクリックしてください。
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[検索]をクリックして、検索結果からPrintPortをインストールしたユーザーを選択して、 [OK]をクリックしてください。
プリンタサーバログオンに関する注意事項
PrintPort for ACOS-4 Ver.6.0以前では、PrintPort運用時、プリンタサーバにログオンしていない状態で印刷を実行した場合、外字の登録情報が参照できなくなり(*1)移行した外字が「・」(黒ドッド)で印刷されてしまいます。
プリンタサーバにログオン行わずバックグラウンドで印刷を行う、または、運用中にログオフしてバックグラウンドで印刷を行う等の運用は行わないでください。
本問題が発生した場合、再起動を行いプリンタサーバにログオンを行い、運用を再開する事で復旧し正常に印刷を行う事ができます。
【お願い】
PrintPortで外字を使用する場合は、プリンタサーバにログオンしている必要がある為、「スクリーンセーバーの設定」「コンピュータのロック」 等を使用して管理者以外が操作できないようにして運用するようにお願いします。
- *1:Windowsの外字情報は、外字が登録されたユーザ毎に設定されます。 その為、ログオンしていない状態でPrintPortを運用した場合、 ユーザ毎に設定される外字情報を参照する事ができなくなります。
- ※PrintPort for ACOS-4 Ver.7.0より、ユーザログオン無しで外字の印刷が可能です。
プリンタドライバを追加インストールする時の注意事項
プリンタドライバを追加インストールする場合(2台目以降のプリンタ追加等)は、以下の手順にてプリンタドライバ のインストールを実施してください。
【プリンタサーバ側の動作手順】
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PrintPortにて印刷を実行中でないこと、およびACOSからデリバリ配信していないことを確認し、 PrintPortジョブモニタを終了させてください。
- プリンタ添付のCD-ROMからプリンタドライバ、SimpleMonitorをインストールしてください。
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PrintPort環境設定ツールで、追加したプリンタの設定を行ってください。
-
プリンタサーバを再起動し、PrintPortジョブモニタを起動して運用を再開してください。
【ACOS側の動作手順】
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[OLW DT]と投入し「デリバリがありません」と表示されることを確認してください。
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センタコンソールより[OLW OW AD=プリンタ名]と投入してください。
コンソールメッセージに「OLW_19 アドレス=プリンタ名 OLWライタのスケジュールを停止しました」と表示されることを確認してください。 -
[OLW DN]と投入し、該当するプリンタが停止(OW)となっていることを確認してください。
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PrintPortサーバ側でプリンタドライバをインストールし、サーバを再起動してください
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サーバ再起動後、センタコンソールより[OLW AW AD=プリンタ名]と投入してください。
コンソールメッセージに「OLW_19 アドレス=プリンタ名 OLWライタのスケジュールを開始しました」と表示されることを確認してください。 - [OLW DN]と投入し、該当するプリンタが開始(AW)となっていることを確認してください。
もしPrintPortを運用中にプリンタドライバをインストールすると、PrintPortサービスが停止し、 印刷を継続することができなくなりますので、PrintPort運用中にはプリンタドライバをインストールしないようにしてください。
プリンタドライバのインストールによりPrintPortサービスが停止している状態で、ACOSからデリバリの配信を行った場合は、 デリバリの配信ができないためACOSのコンソールにエラーメッセージが出力され、そのデリバリはACOS上に保留されます。 プリンタドライバのインストール終了後、プリンタサーバを再起動した後に、そのデリバリを再度配信してください。
PrintPort上に多量のジョブが存在している場合の注意事項
PrintPort上に多量のジョブ(例えばPrintPortジョブモニタの全一覧カテゴリで表示するジョブの数が1000ジョブ以上)が存在している場合、 PrintPortの印刷性能や操作性能が低下します。
すぐに印刷しないジョブがあれば、PrintPortジョブモニタのジョブ操作メニューのバックアップ機能(*2)を使用して、 別のフォルダ等にジョブを退避するなどの方法で、 PrintPort上に存在するジョブの数を少なく(例えば300ジョブ以下)してください。
- *2:ジョブのバックアップ機能については「利用の手引き」の「ジョブのバックアップ」を参照してください。
書式切り替えレコード(201レコード)の注意事項
書式切り替えレコード(201レコード)にOUTMED(*3)を指定しても無効となります。
書式切り替えレコード(201レコード)を使用する場合はFORM名を指定するようにしてください。
- *3:OUTMED指定を使用する際に必要なACOS-4の標準修正番号は、こちらを参照下さい。また、PrintPort for ACOS-4 Ver.6.0+MR1(Ver.6.0.1.0)以降である事が必要です。
移行ファイルのバックアップについて
環境構築時にフォーム移行およびフォント移行で使用したFORMEXフォームソース、およびACOSフォント退避ファイルは、システム再構築時やPrintPortのバージョンアップ時に再度使用いたします。
お客様自身でバックアップを保管していただきますようお願いいたします。