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「グローバルヘルス・アカデミー」第1回にNEC遠藤、北瀬が登壇

グローバルヘルス・アカデミーは、グローバルヘルスに寄与するサービスや企業活動への理解促進・関心向上を目的としたプログラムです。同アカデミーは当社も参画する「グローバルヘルスを応援するビジネスリーダー有志一同(以下、有志一同)」が主催しています。

グローバルヘルスとは、地球上の連鎖的な健康リスクの低減に向け、国境を越え、あらゆる場所の保健医療水準を高めることです。昨今、新型コロナウイルス感染症やサル痘の感染拡大を筆頭に、グローバルヘルスに関する国際的な枠組みへの関心が高まっています。各国で政府のみならず、国際機関や官民パートナーシップなど様々な団体によって、課題解決に向けたアプローチがなされています。

2022年12月5日、有志一同は、アカデミー第1回を「グローバルヘルス領域の日本企業のリーダーシップ 〜テクノロジー編〜」をテーマに開催しました。有志一同からシブサワ・アンド・カンパニー株式会社と、NEC、塩野義製薬株式会社、SORA Technology株式会社の3社が登壇し、グローバルヘルスに寄与するサービスや新たな活動に関するプレゼンテーションを実施したほか、G7でも議題の1つである100日ミッションに関連するトークセッションも行いました。当社からは特別顧問の遠藤と執行役員の北瀬が登壇し、講演を行いました。

日本企業がグローバルヘルスにもたらすトランスフォーメーション

NEC 特別顧問 遠藤 信博

サステナブルな世界を作るには、様々な課題があり、その課題も複雑性を増しています。有志一同は、民間企業の協働により全体最適型のソリューションを作り上げ、1社では解決できない複雑な課題を解いていくという共通認識のもと多様なセクターから集まっているプラットフォームです。多様な機能を持った企業が集い、ソリューションを提供できる形になることは、日本が高い価値を安定的・継続的に提供できるシステムを持つということでもあります。安定的かつ継続的に、グローバルへ高い価値を提供できる力を持たない限り、経済安全保障は成り立ちません。その中で、医療という観点でのプラットフォームがここに築き上げられつつあるということは大きな進歩であると考えています。製薬や医療機器、衛生用品の提供だけでなく、AIを使ったソリューションを活用することによって、グローバルヘルス分野へ全体最適型のソリューションを提供していきながら、より効率的に効果的な価値提供を可能にする社会へのトランスフォーメーションを行ってまいります。

最先端のAI技術を活用した感染症に対するユニバーサルワクチンの開発

NEC 執行役員 北瀬 聖光

NECは創薬分野において、がんワクチン、塩野義製薬との連携によるB型肝炎ワクチン、CEPIとの連携による次世代ワクチン(ユニバーサルワクチン)の開発に取り組んでいます。NECが挑戦する“ユニバーサルワクチン”とは、広範なベータコロナウイルス属に対応するワクチンを指しており、開発に向けた膨大なデータ分析および新しいワクチンの開発にはAIの活用が必須です。NECは、最先端のAI技術を活用して、短期間で多くのウイルスを分析することで、広範なベータウイルスに対応しうるワクチン設計を可能にしました。これには変異に強く、効果が長期間持続し、広範な白血球型に対応することで世界人口をカバーすることが期待されています。

NECは、パンデミック発生前の平時において、未知のウイルスに対応可能なユニバーサルワクチンを用意することでパンデミック発生時に速やかに臨床試験を完了し、100日以内に承認を得ることを目指す100日ミッションに貢献します。
今後、CEPIと共に最先端のAI技術を活用したユニバーサルワクチンの開発に臨み、2年間で非臨床試験までを実施、その後、臨床試験を経て、将来のパンデミック発生時における100日ミッションの達成を目指します。これには、パートナーとの連携が非常に重要であり、信用と信頼をもって、様々なパートナーと大きな社会価値を提供してまいります。

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