Japan
サイト内の現在位置
PostgreSQL
周辺OSSツール紹介
pg_rman 機能概要
pg_rmanを利用すると、バックアップおよびリカバリの各作業において実施手順が容易になるため、作業時間の短縮と作業ミスの防止に役立ちます。また、PITR(ポイントインタイムリカバリ)に対応しており、通常は複雑な手順が必要な任意の時点へのリカバリも、pg_rmanを利用することで、単純なコマンドで実施することができます。
pg_rmanは、以下の機能を持っています。
- ・コマンド1つで、テーブルスペースまで含めてデータベース全体のバックアップを取得できます。
- ・増分バックアップやバックアップの圧縮を行えるため、バックアップファイルをコンパクトにできます。
- ・コマンド1つで、バックアップからの完全リカバリを行うことができます。
- バックアップは世代ごとに管理し、一覧できます。
- ・ストレージ・スナップショットをサポートし、バックアップ取得時間を短縮します。
pg_rmanを利用したバックアップリカバリの例

バックアップ一覧の例
$ pg_rman show detail -a
=========================================================================================================================
StartTime EndTime Mode Data ArcLog SrvLog Total Compressed CurTLI ParentTLI Status
=========================================================================================================================
2021-09-03 11:24:09 2021-09-03 11:24:12 ARCH ---- 16MB ---- 16MB false 2 1 OK
2021-09-03 11:23:52 2021-09-03 11:23:56 INCR 16MB 33MB ---- 47MB false 2 1 OK
2021-09-03 11:23:42 2021-09-03 11:23:47 FULL 40MB 603MB ---- 636MB false 2 1 OK
・Mode = バックアップの種類
- FULL:全体バックアップ
- INCR:増分バックアップ
- ARCH:アーカイブWALバックアップ
その他詳細は、pg_rmanドキュメントページをご確認ください。
https://ossc-db.github.io/pg_rman/index-ja.html
お問い合わせ