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PostgreSQL

データベース性能診断サービス ユースケース

1か月という短期間で、DBシステム設計の妥当性を確認
運用開始後に想定される性能問題や、耐障害性のさらなる強化についてもDB専門家が提言

ユースケースの概要

課題背景

  • 現行のDBシステムを他拠点に横展開するにあたり、現行の稼働状況でリソースやパラメータが妥当か、潜在的な問題がないかを確認したい

成果

  • DB専門家によるデータベース性能診断サービスにより約1か月という非常に限られた期間で、DBシステムのリソースやパラメータの妥当性の確認を実現
  • さらに、展開先のDBシステムでボトルネックとなり得るSQLや、デッドロックのリスクがあることを指摘 加えて、より耐障害性を高められる設計についても提案

導入ソリューション

データベース性能診断サービス

標準1か月で現状のDBシステム全体を分析し、リソース最適化のためのアドバイスや、内在する性能問題があればその対処法を提示するデータベース性能診断サービスを提案した。

データベース性能診断サービスではお客様環境の情報から、CPUやメモリといったシステムリソースの観点やDBに発行されたクエリの稼働状況の観点で診断を行う。

ユースケースの詳細

導入前の背景や課題

本ユースケースのお客様は2022年に本番稼働を開始している在庫管理システムを、他拠点へも横展開する予定となっておりました。このシステムはお客様の基幹系のシステムであり、止まると業務影響が大きいため可用性を高めたHA構成(アクティブ/スタンバイ構成)となっています。
DBシステムについては現在稼働しているものをもとにSIを進めていく想定ですが、現状のリソースやパラメータの妥当性、潜在的な問題点などがあるかどうかがわからないという課題を抱えておりました。
1st拠点への導入前にDB専門家の診断を受けてはいるものの、稼働後の状況を踏まえ、今後本格的にSIフェーズを進めていく前にDB専門家による診断を実施して現行のリソースやパラメータを横展開してよいかを把握しておきたいとのご要望でした。

選択のポイント

DB専門家から、実業務の性能データをもとに診断した信頼性の高い結果が得られる点が評価され、データベース性能診断サービスを採用いただきました。

導入後の成果

現状のDBのリソースやパラメータの設定に問題はないことが確認でき、安心して他拠点へのDBシステム展開に向けてSIフェーズを進めていただくことができました。

また、さらなる性能改善の実現のために以下の改善点をご提案いたしました。

  • 診断期間中に実行された約3,000件のSQLに対して診断を実施し、ボトルネックになりうる4種類のSQLについての改善を指摘

  • 診断期間中にデッドロックやロック待ちによるエラーが散見されたことから、改善のためにアプリケーションやテーブルの見直しによる対応の検討を指摘

  • 障害復旧の観点から、ディスク構成の見直しを指摘

NEC担当スタッフの声

データベース性能診断サービスでは、実際のDBシステムで発生している問題に対処できることはもちろん、現時点では顕在化していないが、システム環境の変化をきっかけに顕在化する恐れのある問題についても、事前に評価することができます。
様々なDB製品のトラブルを解決してきた技術者の知見を総動員して、安定したDB運用を実現します。

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