メール無害化：メールセキュリティ対策製品 MCメールフィルター(Mission Critical Mail Filter)

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NECが提供するメール無害化は
ここまで出来ます

標的型メール攻撃は添付ファイルによるものが9割以上を占め、しかもウイルス対策やサンドボックスでも検出できないようにメールに仕込まれているマルウェアや不正なプログラムなどと、どんどん巧妙な手口となってきています。
ランサムウェアやウィルスに一度感染してしまうと業務が停止したり、情報漏洩、それにともな賠償金の支払い、ブランドイメージの失墜、延いては経営責任を問われる事態になってしまうことも。

そんな標的型メール攻撃を防御し、メールの本文や添付ファイルの安全な取り扱いを実現するために、MCメールフィルター（Mission Critical Mail Filter | MCMail）は、様々なメール無害化の機能を基本製品で、より利用者の利便性を考慮したファイルの無害化の機能をオプション/連携製品で提供しております。
これにより、業務を阻害することなく、人手に頼ることも、操作ミスを誘発することもなく、標的型メール攻撃を防御し、延いてはセキュリティ対策による弊害の1つである利用者への負担、工数増加を防ぐことができます。

すり抜けパターンを無くしたメールの無害化の実現

メール無害化の主旨は、いたちごっことなっているマルウェア対策の抜本的な解決です。したがって、今後増えるかもしれないファイルフォーマットへの対応、暗号化ファイルへの対応、将来進化するかもしれないマクロウィルスへの対応など、すり抜けパターンを無くしたマルウェアを取込まない確実性が必要と考えています。
その為にMCメールフィルター（Mission Critical Mail Filter | MCMail）は、疑いのあるメール（添付ファイル付メール・htmlメール）を業務セグメントに取り込まないようにすることで無害化を実現しています。

基本製品のメール無害化の代表的な機能をご紹介

近年急増している標的型攻撃への対策には、感染するリスクの高いメールをイントラネット上に取り込まないことが有効な対策となります。実際に自治体ではマイナンバーの導入にあたって総務省から「新たな自治体情報セキュリティ対策の抜本的強化」が発表され、「自治体情報システム強靭性向上モデル」の中の1つとしてメールの無害化対策が求められ、2016年度は各自治体で導入が進みました。
無害化による対策は安全なメール環境を実現できることから、自治体だけでなく民間企業の導入も進み始めています。

1.添付ファイルを削除

マルウェアを含む全ての添付ファイルを利用者が受信する前に除外し、攻撃を無害化します。
自治体を中心に、総務省が掲げた「新たな自治体情報セキュリティ対策の抜本的強化」の方針に沿った機能となっており、マイナンバーをはじめとした重要情報などの流出を防ぐことができます。

2.添付ファイルのテキストを抽出しメール本文に反映

添付ファイルに含まれるマクロやスクリプトが有害なものか安全なものかを完全に判定することは困難と言われています。
そこで、添付ファイルの内容を抽出し、テキストとしてメール本文に反映させることで、ファイル自体を開かなくても中の情報を確認することができるようにしました。これにより、ランサムウェアやウィルスに感染するリスクを低減することができます。

3.HTMLメールのテキスト化

HTML形式のメールは一般的なWebサイトのようなレイアウトを実現でき便利ですが、スクリプトなどの不正なプログラムを仕込まれやすいという欠点があります。
そこで、リッチテキストを含むHTML形式のメールをテキスト化することができるようにしました。
これにより、スクリプトなどの不正なプログラムの実行を防ぐことができます。

4.メール内のURLを無効化する

メール本文にフィッシングサイトやマルウェアをダウンロードさせたりするような悪意のあるサイトに誘導するためのURLが貼られていることがあります。
そこで、ハイパーリンクが機能しないように、URLの一部の文字列を無効な文字列に置き換えるなどのマスク処理を行うことができるようにしました。
これにより、悪意のあるサイトへのアクセスリスクを低減することができます。

オプション/連携製品のファイル無害化の代表的な機能をご紹介

1.別のファイル形式に変換する

添付ファイルをPDFに変換し、添付ファイルに含まれるマクロやスクリプトを無効化することで、内容を安全に確認できるようにしました。
表やグラフ、画像などが多く含まれるており、テキストだけの抽出では元の情報が失われ内容を確認することが困難な場合に有効です。
また、パスワードがかかっているZIP圧縮ファイルについても対応することが可能です。
オプション製品「Mission Critical Mail Filter/PDF変換オプション」で実現しています。

2.ファイル自体を再構成する

不正なプログラムを仕込むことができるマクロやスクリプトなどが埋め込まれている箇所のみを抽出し削除することで、元ファイルのファイル形式を維持することができるようにしました。
また、パスワードがかかっているZIP圧縮ファイルについても対応することが可能です。
ファイル無害化サーバ「File Sanitization Server」との連携製品「Mission Critical Mail Filter/ファイル無害化連携オプション」で実現しています。