サイト内の現在位置

インフラ協調による新しい道路交通

インフラとモビリティの協調で道路のDXへ

人と都市とモビリティが協調し、
安全・安心で自由な移動体験を支えます

少子高齢化、都市への人口集中・地方の過疎化、インフラ老朽化、ライフスタイルの多様化などの従来の課題に加えて、「New Normal」などの新しい社会の変化が起こっています。
それら社会の変化に柔軟に対応し、一人ひとりが活き活きと生きる社会のために。
NECは人とインフラとモビリティをつなぎ、協調させることで、新しい道路交通マネジメント、そしてまちづくりを支えます。

※C-V2X(Cellular Vehicle-to-Everything):車車間・路車間の他、歩行者などとの通信も含まれる通信技術

インフラ協調とは、車両と道路付帯物(信号)などのインフラが5Gなどの無線通信で迅速かつ適切に情報をやり取りし、事故の抑止や渋滞緩和、自動運転支援などを実現するための仕組みです。これからの人の暮らしに寄り添う、安全・安心で自由な移動体験を支えます。
NECは、インフラ協調型のモビリティサービスの実現や、さらには、インフラに設置したセンサーから得られるデータの活用・連携を通して、人・インフラ・モビリティが支えあう安全・安心で人にやさしいまちづくりへの貢献を目指しています。

ユースケース

車両と道路付帯物などのインフラが協調することにより、行政や企業、市民に対し、以下のケースのような価値を提供します。

1.道路交通の安全・安心支援

5G通信を用いて道路付帯物に設置したカメラで交差点の俯瞰的な情報を取得・分析し、横断者情報や衝突予測情報、速度超過車両情報を周囲の車両へ通知。
通常では死角となりうる位置の危険車や通行者も含めて検知し運転者や人をサポートすることで、事故の低減や、将来的には自動運転の支援につながります。

2.渋滞や事故状況の把握

5G通信を用いて道路付帯物に設置したカメラで交差点状況の俯瞰的な情報を取得・分析し、渋滞や交通事故の状況をリアルタイムに把握します。
関係機関に映像や統計情報を通知することで、信号制御含めた渋滞解消策の検討や交通事故対処の迅速化などに貢献します。

3.道路インフラのマネジメント支援

5G通信を用いて道路付帯物に設置したカメラで路面状況の画像を取得・分析し、ひび割れなどの道路の劣化や、落下物・倒木等のインシデントをリアルタイムに把握。周囲の車両やコントロールセンターに通知します。
街の道路維持管理や事故・災害時の状況把握などのサポートや、将来的には自動運転の支援につながります。

関連事例

インフラとモビリティの協調、新しい道路交通に向けた実証実験などの事例を紹介します。

2022年9月13日 wisdom
「信号5G」で花開く街角DXの未来とは?
~信号機を5G基地局として使い、街のデジタル化を一気に加速~

2021年7月19日 NEC OnlineTV
人の暮らしに寄り添う地域交通へ
~前橋市 5Gを活用した自動運転の取り組み~
(動画 2:38)

2021年7月15日 wisdom
自動運転バスで、誰もが暮らしやすい街へ
5Gを活用した前橋市の挑戦

ニュース

ニュースアーカイブ

関連の取り組み(2021/03/18)
都市活動モニタリング
デジタル化社会におけるまちづくりのDX

※街なかのセンサー(カメラ)データを活用した、まちづくり支援の取り組みです。