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Windows Server 2016 以降 / Windows 10 以降の環境での注意

該当OS

  • Microsoft(R) Windows Server(R) 2022
  • Microsoft(R) Windows Server(R) 2019
  • Microsoft(R) Windows Server(R) 2016
  • Microsoft(R) Windows(R) 11
  • Microsoft(R) Windows(R) 10

上記OSでは、セキュリティ強化などの機能追加が行われているため、下記製品を使用する場合に問題が発生することがあります。
下記製品をご使用になる場合は、後述の回避策を実施してください。


対象製品

ESMPRO/AutomaticRunningController Ver5.0以降
ESMPRO/AC Lite Ver5.0以降
ESMPRO/AC Enterprise Ver5.0以降
ESMPRO/AC Enterprise マルチサーバオプション Ver5.0以降
ESMPRO/AC Advance Ver5.0以降
ESMPRO/AC Advance マルチサーバオプション Ver5.0以降
ESMPRO/ACBlade 管理オプション Ver5.0以降
ESMPRO/ACBlade マルチサーバオプション Ver5.0以降
ESMPRO/AC MSCS オプションVer5.0以降
SigmaSystemCenter/電源管理基本パック Ver.2.1

  • 各製品のサポートOSにつきましては、以下を参照してください。

ここで説明している ESMPRO/AutomaticRunningController (以降、ESMPRO/ACと省略) の注意事項とは別に、以下の各ソフトウェア製品を連携して使用している場合は、各ソフトウェア製品についての注意事項もご参照ください。

ESMPRO/UPSManager (Ver2.8以下), PowerChute Business Edition


発生する問題点

発生する問題点 1
JIS2004の文字コードで新規に追加された文字をインストール時のインストールパスや、ESMPRO/AC関連製品GUI操作においてパス情報に指定した場合、その後の操作が正しく実行されません。
回避策
本バージョンのESMPRO/AC関連製品は、JIS2004で新規追加された文字に対応しておりません。
そのため、インストール時のインストールパスや、ESMPRO/AC関連製品のGUI操作において、JIS2004の新規追加文字が含まれるパス情報は指定、入力しないでください。
発生する問題点 2
Windows ファイアウォール機能を使用している場合、ESMPRO/AC関連製品が使用する通信ポートが閉じられていると、正しく電源管理が行えません。
回避策
ESMPRO/AutomaticRunningController関連製品が使用する通信ポートPDF に記載されている通信ポート情報を参照して、使用する機能の通信ポート開放設定を行ってください。
AMC機能を使用する場合は、インストールしているESMPRO/AC関連製品にあわせて、「amc.exe」および「AC_B_DEP.exe」をWindowsファイアウォールの例外リストに登録してください。
iStorage連携を使用する場合は、インストールフォルダにある「iStorage.exe」をWindowsファイアウォールの例外リストに登録してください。

設定手順

(1) [コントロールパネル] → [Windowsファイアウォール] を起動します。
(2) Windows ファイアウォールを介したアプリまたは機能を許可を選択します。
(3) [別のアプリの許可] ボタンを選択します。
(4) [参照] ボタンを選択します。
(5) 各製品のインストールフォルダから、関連モジュールを例外として登録します。


<サーバ製品>

[ESMPRO/AC Enterprise]

製品のインストールフォルダにある「amc.exe」「iStorage.exe」を選択し、例外として登録します。

インストールフォルダ
規定値:%SystemDrive%\Program Files (x86)\AUTORC


[ESMPRO/AC Advance]

製品のインストールフォルダにある「amc.exe」「iStorage.exe」を選択し、例外として登録します。

インストールフォルダ
規定値:%SystemDrive%\Program Files (x86)\AUTORC


[ESMPRO/AC Lite]

製品のインストールフォルダにある「amc.exe」を選択し、例外として登録します。

インストールフォルダ
規定値:%SystemDrive%\Program Files (x86)\AUTORC


[ESMPRO/ACBlade管理オプション]

製品のインストールフォルダにある「amc.exe」「AC_B_DEP.exe」を選択し、例外として登録します。

インストールフォルダ
規定値:%SystemDrive%\Program Files (x86)\AUTORC


[SigmaSystemCenter/電源管理基本パック]

製品のインストールフォルダにある「amc.exe」「AC_B_DEP.exe」「iStorage.exe」を選択し、例外として登録します。

インストールフォルダ
規定値:%SystemDrive%\Program Files (x86)\AUTORC



<クライアント製品>

[ESMPRO/AC Enterprise]

製品のインストールフォルダにある「amc.exe」を選択し、例外として登録します。

インストールフォルダ
規定値:%SystemDrive%\Program Files (x86)\ESMAC_E_Client


[ESMPRO/AC Advance]

製品のインストールフォルダにある「amc.exe」を選択し、例外として登録します。

インストールフォルダ
規定値:%SystemDrive%\Program Files (x86)\ESMACLCL


[ESMPRO/AC Lite]

製品のインストールフォルダにある「amc.exe」を選択し、例外として登録します。

インストールフォルダ
規定値:%SystemDrive%\Program Files (x86)\ESMAC_E_Client


[ESMPRO/ACBlade管理オプション]

製品のインストールフォルダにある「amc.exe」「AC_B_DEP.exe」を選択し、例外として登録します。

インストールフォルダ
規定値:%SystemDrive%\Program Files (x86)\ESMACBCL

発生する問題点 3
リモートサーバの自動運転の設定を行う際に、接続エラーが発生して設定ができない。
回避策
ご使用の環境に合わせて、以下の回避策を実施してください。

<接続先マシンにてユーザーアカウント制御を有効にしている場合>
ユーザーアカウント制御機能を有効にしている対象サーバへネットワーク接続する場合、Administratorアカウントによるネットワーク接続が必要です。

<Windowsファイアウォール機能を有効にしている場合>
ファイアウォールがブロックしているファイル共有へのアクセスを、解除する必要があります。

設定手順

(1) [コントロールパネル] → [Windows ファイアウォール] を起動します。
(2) [Windowsファイアウォールを介したプログラムまたは機能を許可する] を選択します。
(3)「ファイルとプリンタの共有」のチェックをONに変更します。

発生する問題点 4
「ESMPRO/AutomaticRunningController」をインストールし電源管理を行っているサーバにおいて、ESMPRO/AC以外の機能を利用したOSのシャットダウン/再起動操作 (例:Windows OSの [スタート] メニューからサーバのシャットダウン/再起動の実施など) を行った後に、以下の問題が発生する場合があります。

※どちらの事象もESMPRO/ACの機能を利用したシャットダウン/再起動を行った場合は発生しません。


事象1:
次回のサーバへのログオン時において以下のような"シャットダウン イベントの追跡ツール"ダイアログが表示される場合があります。

シャットダウンイベント追跡ツール画面


事象2:
次回サーバ起動においてOSイベントログの"システム"ログに以下のイベントが記録される場合があります。

イベントID:6008
ソース :EventLog
種類 :エラー
説明 :以前のシステム シャットダウン(xxxx/xx/xx xx:xx:xx)は予期されていませんでした。

回避策
ESMPRO/AC以外の機能からサーバシャットダウン/再起動を行って上記イベントが記録される場合は、以下の設定を行ってください。

設定手順

AdministratorまたはAdministrator権限で対象サーバにログオンし、下記設定を行ってください。


(1) メモ帳などのテキストエディタで下記の内容を記載し、ローカルドライブの適当な場所に拡張子「.bat」でファイルを保存してください。

net stop ESMPRO_ARC

ここでは例として、以下の場所にファイルを保存したものとして説明します。

C:\temp\ac_stop.bat

(エクスプローラのフォルダオプション設定によっては、「.bat」など一部拡張子が表示されない設定となっているため、必要に応じてフォルダオプションを変更してください。)

(2) [スタート] メニューから [ファイル名を指定して実行] の部分に「gpedit.msc」と入力しプログラムを実行してください。ローカル グループポリシーエディターが開きます。

(3)「コンピュータの構成」-「Windowsの設定」-「スクリプト(スタートアップ/シャットダウン)」の「シャットダウン」を選択して右クリックメニューの「プロパティ」を開きます。

(4)「スクリプト」タブの"追加"ボタンを選択して表示される「スクリプトの追加」ウィンドウで、スクリプト名に(1)で作成した拡張子「.bat」のファイル (この例ではC:\temp\ac_stop.bat) を指定します。

※「スクリプトのパラメータ」には何も指定する必要はありません。

(5) OKボタンでスクリプトの追加ウィンドウおよびシャットダウンのプロパティを閉じてください。

発生する問題点 5
電卓画面のような画面が表示される登録ジョブを実行した際に、デスクトップ上に画面が表示されないことがあります。
(例:calc.exe)
回避策
本現象に対する回避策はありません。
OSのセキュリティ機能により電卓が起動されないと考えられます。
電卓画面のような画面が表示されるアプリケーションを登録するのではなく、コマンドを実行するようなバッチファイルを作成して、そのバッチファイルをジョブとして登録してください。

※ 上記のようなアプリケーションを起動させるバッチファイルは設定しないでください。


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