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COBOL 拡張システムサブルーチン - 技術情報

注意事項

リモートデスクトップについて
  • ブザー鳴動機能は使用できません。 

  • 装置制御機能システムサブルーチンは使用できません。 

  • プログラム間通信機能にて、コンピュータ間通信用のサービス(サービス名:MSG-BOX Service)が登録されたサーバ内で、コンピュータ内通信機能は使用できません。 

ブザー鳴動機能(@BUZS)について
  • サウンドデバイスが存在しないか無効、サウンドデバイスにスピーカー等の音声出力に必要な装置が接続されていないマシンでは、ブザーは鳴動しません。

数字項目の引数について
  • 本製品付属マニュアルにおいて、システムサブルーチンを呼び出す際の引数を、

       符号なし整数項目  数字基本項目  符号付き数字基本項目  数字項目

    のいずれかで表現した項目は、

      ・符号なし外部10進項目
      ・SIGN句省略、または、SIGN IS TRAILING指定の符号あり外部10進項目
         ※符号あり外部10進項目の重ね符号の値は、COBOL Standard Edition固有の表現形式のみ

    のいずれか、または両方を指すものです。これらの項目以外の、

     ・外部10進項目以外の数字項目(例 内部10進項目)
     ・COBOL Standard Edition固有表現ではない外部10進項目
     ・SIGN IS LEADING指定、SIGN IS TRAILING SEPARATE指定、または
       SIGN IS LEADING SEPARATE指定の外部10進項目

    は、本製品提供のシステムサブルーチンの引数には、指定できません(指定した場合の動作は保証していません)。

     なお、COBOL Standard Editionで作成するプログラムについては、

     ・コンパイルオプション「USAGE COMPをUSAGE COMP-5互換とする」をチェックする(COBOL Standard Edition V1ではTRUEにする)、または、-C5オプションを指定してコンパイルした場合、USAGE COMP指定の項目は、外部10進項目ではなく2進項目(COMP-5)になります。

     ・「重ね符号桁の表現をPro*COBOL互換とする」をチェックする(COBOL Standard Edition V1ではTRUEにする)、あるいは、-CSオプションを指定してコンパイルした場合、外部10進項目は、Pro*COBOL表現形式となり、重ね符号の表現形式が標準とは異なります。

    とコンパイルオプションの指定により、データ項目の内部形式が変わり、システムサブルーチンの引数として利用できなくなるため注意が必要です。

システムサブルーチン製品組み合わせについて
  • COBOL 拡張システムサブルーチン Server、またはCOBOL 拡張システムサブルーチン Clientが提供するシステムサブルーチンを利用するCOBOLアプリケーションは、COBOL Stadndard Edition Developerと、COBOL 拡張システムサブルーチン Server、またはCOBOL 拡張システムサブルーチン Clientどちらの組み合わせでも開発可能です。また、COBOL Standard Editionのランタイム製品とCOBOL 拡張システムサブルーチン Server、またはCOBOL 拡張システムサブルーチン Clientどちらの組み合わせでも実行可能です。
  • 各システムサブルーチンの利用可否や注意事項等は、COBOL Standard Editon DeveloperとCOBOL 拡張システムサブルーチン Clientの組み合わせでCOBOL WSエミュレータ経由等のサーバ上で実行するCOBOLアプリケーションを開発する場合は、COBOL 拡張システムサブルーチン Serverの説明書を、COBOL Standard Editon DeveloperとCOBOL 拡張システムサブルーチン Serverの組み合わせでクライアント上で直接実行するCOBOLアプリケーションを開発する場合は、COBOL 拡張システムサブルーチン Clientの説明書を確認してください。
日本語コード変換システムサブルーチンについて
  • JIS日本語→シフトJIS日本語コード変換システムサブルーチン(C-CJS)と、シフトJIS日本語→JIS日本語コード変換システムサブルーチン(C-CSJ)は、シフトJIS日本語コードをJIS90(JIS X 0208:1990)準拠、JIS日本語コードをJIS78(JIS X 0208:1978)準拠として変換します。また、JIS78の84区から94区の文字は外字として変換します。そのため、JIS78→JIS83(JIS X 0208:1983)で第一水準/第二水準の入れ替えが行われた以下の22組44文字については、これらコード変換システムサブルーチンでは必ず入れ替えを行います(WSエミュレータ経由で実行のCOBOLアプリケーションの場合も、COBOLの環境変数 COB_WSJISNOTCHG=ON の設定有無に関わらず、必ず入れ替えを行います)。
     JIS78
      第一水準
       鰺 鶯 蠣 攪 竈 灌 諫 頸 礦 蘂 靱 賤 壺 礪 檮 濤 邇 蠅 檜 儘 藪 籠
      第二水準
       鯵 鴬 蛎 撹 竃 潅 諌 頚 砿 蕊 靭 賎 壷 砺 梼 涛 迩 蝿 桧 侭 薮 篭
     JIS83(/JIS90/JIS2004)
      第一水準
       鯵 鴬 蛎 撹 竃 潅 諌 頚 砿 蕊 靭 賎 壷 砺 梼 涛 迩 蝿 桧 侭 薮 篭
      第二水準
       鰺 鶯 蠣 攪 竈 灌 諫 頸 礦 蘂 靱 賤 壺 礪 檮 濤 邇 蠅 檜 儘 藪 籠
  • JIS78の84区から94区の日本語文字は、シフトJISの95区から105区の外字として変換します。そのため、JIS83で84区に追加された「堯槇遙瑤」、JIS90で84区に追加された「凛熙」は、JIS→シフトJIS変換では外字に変換されます。シフトJIS→JIS変換では、これらの文字は変換できません。
サポートするファイル/RDB表について
〇:サポート
システムサブルーチン COBOL
独自
ファイル
IFASファイル IFASRDB表 行順
ファイル
ファイル削除
 @DEAL(書き方1)

※索引順は除く
ファイル削除
 @DEAL(書き方2)
一時ファイル宣言/解放
 @TMPF/@TMPD

※CSVファイルは除く
IFAS仮クローズ
 CBLTCLS

COBOL85 システムサブルーチンから移行する際の注意事項

削除されたサブルーチンについて
  • マルチセクタ入出力機能
    ・マルチセクタ環境設定(@MOI)
    ・マルチセクタオープン(@MOP)
    ・マルチセクタクローズ(@MCL)
    ・マルチセクタ入力(@MRD)
    ・マルチセクタ出力(@MWT)

  • サーバ電源切断機能(@APCUOFF)

動作仕様が変更されたサブルーチンについて
  • 別プログラム起動(@NETSPAWN)の動作仕様に変更があります。
    本サブルーチンを使用して他システムのプログラムを起動する場合は、画面入出力を伴わないバッチ型アプリケーションのみ起動可能となります。

クライアント版で提供していたサブルーチンについて
  • COBOL85 システムサブルーチン クライアント版で提供する以下のシステムサブルーチンは、COBOL 拡張システムサブルーチンではなくCOBOL Standard Editionで提供しています。そのため、COBOL Standard Editionでのアプリケーション移行時、利用するシステムサブルーチンによっては、本製品の導入が不要となることがあります。
    本製品が提供するシステムサブルーチンについては、特長/機能で、また、COBOL Standard Editionで提供するシステムサブルーチンについては、COBOL Standard Edition付属の説明書での事前確認をお勧めします。

    • ・B_CMOPT
    • ・B_GETENV
    • ・B_PUTENV
    • ・B_GERRNO
    • ・B_SYSTEM
    • ・C_CSJ
    • ・C_CJS
    • ・CBLSYMPR
    • ・CBLASGN
    • ・CBLCLSPR
    • ・CBLSPOOL
    • ・CBLRUN
    • ・CBLSPAWN
    • ・CBLCHAINR