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WebSAM PrintCenter V - FAQ(スプール管理)

スプール管理

システム導入

Q1対応プリンタを教えてください。
A1

Windowsのプリンタドライバを利用して印刷するため、Windows用のプリンタドライバが用意されているプリンタであれば基本的に出力可能です。

※ 以下の条件を満たしている必要があります。
  • マルチスレッドでの動作に対応している
  • ローカルシステムアカウントでの動作に対応している
なお、リモート接続環境におけるプリンタのリダイレクト機能などには対応しておりません。
例)
  • リモートデスクトップ接続におけるプリンタのリダイレクト機能
  • 「Citrix Presentation Server」、「Citrix XenApp」環境におけるオートクリエイトプリンタ機能

Q2プリンタへの印刷ではなく、PDFファイルに出力できますか?
A2

以下の製品を導入することで、スプール管理サービスからPDFファイルを出力することが可能です。

  • PrintCenter V SkyPDF for Server

Q3どのようなプリンタ障害が監視できますか?
A3

双方向通信に対応したプリンタドライバ、およびプリンタ監視ユーティリティ(NEC MultiWriter PrintAgentなど)を導入し、Windowsスプーラでプリンタ状態を取得できる障害を監視できます。

例)
  • DOOR_OPEN(カバーが開いている)
  • PAPER_JAM(紙詰まり)

Q4スプール管理サービスの環境設定を行い、フォームテストで印刷ができることを確認しましたが、OSを再起動後にフォームテストを実行すると以下のメッセージが表示されます。
「PrintCenter V スプール管理サービスが起動していません。」
A4

スプール管理サービスが開始されていないためです。
スタートメニューから[プログラム]-[管理ツール]-[サービス]を起動し、「PrintCenter V SpoolerService」サービスを開始してください。

スプール管理サービスは、初期状態ではスタートアップの種類が「手動」となっています。
OS起動時に自動的にスプール管理サービスを起動するには、スタートアップの種類を「自動」に変更してください。

Q5サーバにプリンタキューを追加しようとすると以下のエラーが表示されます。
「プリンタライセンス数により、OS登録プリンタの登録は xxx個までです。」
A5

プリンタキュー登録数が、プリンタライセンス数を超過したために発生しています。
登録が必要なプリンタキュー登録数に合わせて「スプールプリンタ接続ライセンス」を購入してください。
1本体あたりプリンタキューの最大登録数は100です。100を超えるプリンタキュー登録が必要な場合は、本体を追加購入してください。
ライセンス登録は、『ソフトウェア使用認定証』に記載されている「シリアル番号」を、スプール管理サービス インストールフォルダ配下のライセンス登録ツール(SpwLicensePrt.exe)で登録します。

Q6別マシン上で動作しているスプール管理サービスの情報を参照するためにスプール管理モニタでホスト情報を登録すると以下のエラーが表示されます。
「指定ホストに接続ができません。ホストを登録しますか。」
A6

登録が失敗する原因として、以下のことが考えられます。

(1)スプール管理サービスが起動していない
参照するスプール管理サービスをインストールしているマシンで、スプール管理サービスが起動しているか確認してください。

(2)ファイアウォールによって515番ポート(※)の通信がブロックされている
参照するスプール管理サービスをインストールしているマシンとの通信に使用する515番ポート(※)が、ファイアウォールにより通信許可されていないことが考えられます。セキュリティソフトやWindowsのファイアウォールのポート設定を確認してください。

(※)スプール管理サービスとの通信ポートを変更している場合は、変更後のポート番号に読み替えてください。

Q7スプール管理サービスの通信ポート番号を変更することはできますか?
A7

スプール管理サービスの通信ポート番号を変更するには、以下のように設定変更を行います。

<スプール管理サービス サーバ側設定>
スプール管理サービス インストールマシンにて、以下のとおり設定します。

  1. スタートメニュー→「WebSAM PrintCenter V」→「スプール管理サービス」→「環境設定」→「ホスト情報」タブ→「通信ポート番号を変更する」にチェックします。
  2. チェック右側の上下ボタンで、通信ポート番号を変更します。
<スプール管理サービス クライアント側設定>
スプール管理モニタやスプール管理サービスに印刷要求を行うAP(スプール開発キット)が導入されているマシンにて、以下のとおり設定します。
  1. スタートメニュー→「WebSAM PrintCenter V」→「スプール管理サービス」→「通信定義」→「追加」ボタンをクリックします。
  2. 「IPアドレス」欄にスプール管理サービス サーバのIPアドレスを指定します。
  3. 「ポート番号」欄の上下ボタンで、通信ポート番号を設定します。
  4. 「OK」ボタンをクリックします。

Q8スプールオプションコンソールを起動すると、「マネージャに接続できませんでした」とエラーメッセージが出て、コンソールが起動できません。
A8

  • コンソールインストール時に指定したセットアップパラメータの「マネージャのホスト名」、「マネージャとの通信ポート」が正しいか。
    • ホスト名を元に名前解決し通信を行っていますので、名前解決できるかを含めて、環境を確認してください。
    • 接続先はサーバとなります。
  • ファイアウォールの設定は正しく設定されているか。
    • 「PrintCenter V セットアップガイド」-「2.4.ファイアウォールの設定」に使用するポートの一覧を記載していますので、該当のポートでの通信が許可されているか、確認してください。
  • 接続先サーバのサービスが正常に起動しているか。
    • 「PrintCenter V セットアップガイド」の「3.2.2.サーバサービスの起動確認」の項目を再度実施してください。

システム運用

Q1出力するログファイルはありますか?
A1

以下のログファイルがあります。

<イベントログ>
  • 出力先:Windows のイベントログ
  • 出力内容 :スプール管理サービス の動作に関する情報が出力されます(起動情報、障害情報など)。
  • 出力指示 :出力レベルを「運用レベル」と「解析レベル」から指定できます。初期値は「運用レベル」です
  • ローテート:サイクリックなログです。
<運転履歴ログ>
  • 出力先:<スプール管理サービス スプールフォルダ> ¥LG File
  • 出力内容 :印刷ジョブのステータス遷移が出力されます。
  • 出力指示 :運転履歴ログを収集する/しないを指定できます。初期値は「収集しない」です。
  • ローテート:サイクリックなログではありませんので、定期的に「ログビューア」を使用してログファイルをバックアップ、または削除してください。 なお「収集しない」(初期値)の場合、運転履歴ログは出力されません。
<FTP Agent 実行ログ(Rakuformデータ転送)>
  • 出力先:出力設定時に設定を行います。
  • 出力内容 :FTP Agent によるRakuformデータファイルの処理結果が出力されます。
  • 出力指示 :実行ログファイルを出力する/しないを指定できます。初期値は「出力しない」です。
  • ローテート:サイクリックなログではありません。実行ログファイルは、自動では削除されないため、業務アプリケーションにて削除してください。
<FTP Agent 動作ログ(Rakuformデータ転送)>
  • 出力先:<FTP Agent インストールフォルダ> ¥Log
  • 出力内容 :FTP Agent によるRakuformデータ転送プロセスの動作状況が出力されます。
  • 出力指示 :出力レベルを「通常レベル」と「トレースレベル」から指定できます。初期値は「通常レベル」です。
  • ローテート:14日分まで保存されるサイクリックなログです。
<FTP Agent 個別ログ(制御ファイルによるデータ転送)>
  • 出力先:<監視フォルダ> ¥lag + 識別ID
  • 出力内容 :FTP Agent によるスプール登録結果がジョブ単位で出力されます。
  • 出力指示 :個別ログファイルを作成する/しないを指定できます。初期値は「作成しない」です。
  • ローテート:個別ログファイルは、既定値では削除されないため、業務アプリケーションにて削除するか、「起動時に個別ログファイルを削除する」をオンにして削除してください。
<FTP Agent 一括ログ(制御ファイルによるデータ転送)>
  • 出力先:<監視フォルダ> ¥lagspoolernet
  • 出力内容 :FTP Agent によるスプール登録結果が出力されます。
  • 出力指示 :一括ログファイルを作成する/しないを指定できます。初期値は「作成しない」です。
  • ローテート:一括ログファイルは、自動では削除されないため、業務アプリケーションにて削除してください。
<Java 実行モジュールログ(スプール開発キット Java 実行モジュール)>
  • 出力先:環境変数CLASSPATHに設定したspwlog.propertiesで指定されたファイルです。初期値は「SpwDevelopment.log」です。
  • 出力内容 :Java実行モジュールでのエラー情報を出力されます。
  • 出力指示 :プロパティファイルで出力レベルを指示します。
  • ローテート:初期値では、サイクリックなログではありません。出力先ファイルに追記書き込みをしますので、運用にて出力先ログファイルの変更や削除をする必要があります(プロパティの設定で変更できます)。

Q2インストール後にOS管理者ユーザ名、パスワードを変更した場合、動作上の不都合はありますか?
A2

外字を使用するため等の理由で、スプール管理サービスの起動ユーザを変更している場合に、スプール管理サービス起動ユーザのパスワードを変更した時は、サービスのプロパティから変更を行なってください。

Q3インストール後にIPアドレスとホスト名を変更した場合、動作上の不都合はありますか?
A3

(1)IPアドレスの変更
以下のクライアント製品について、IPアドレスが変更されたスプール管理サービス サーバへアクセスする場合、要求先IPアドレスの変更が必要です。

  • スプール管理モニタ
  • スプール開発キット
  • FTP Agent
  • SpoolWriter
(2)ホスト名の変更
スプール管理サービス サーバのホスト名を変更した場合、設定などの変更は必要ありませんが、ジョブ名の付与規則が変更となるため、注意が必要です(スプール管理サービスはジョブIDの一部にホスト名を使用しているため)。

ホスト名変更後、それ以降に作成する印刷ジョブのジョブIDに付与されるホスト名が変わります(既にスプールされているジョブのID は変わりません)。そのため、スプール管理サービスを使用している業務APが、ジョブID を参照している場合、合わせて影響を調査する必要があります。

Q4Windowsサービスや常駐プロセスはありますか?
A4

以下のサービス、常駐プロセスがあります。

  • SysMonMgr.exe
    • WebSAM FWのサービスプロセス。SVCからの要求の処理やプリンタ、証跡、メッセージの管理をします。
  • SpwManager.exe (スプール管理サービス)
    • スプール管理プロセス。OSから直接制御されるサービスプロセス。
      ※ 以降のプロセスは、SpwManager.exeの子プロセスとして起動されます。
  • SpwGate.exe
    • 通信処理プロセス。TCP/IP通信による要求のすべてを処理するプロセス。
  • SpwCore.exe
    • スプール管理プロセス。スプール管理サービスの全資源(プリンタ、キュー、ジョブ)の状態を一元管理しているプロセス。
  • SpwPrtMon.exe
    • プリンタ監視プロセス(プリンタキューの台数分起動)。各プリンタの印刷データ出力処理、およびプリンタ状態監視をするプロセス。
  • SpwSurveBackUp.exe (ジョブのバックアップ(時間設定)を指定している場合のみ)
    • ジョブバックアッププロセス。指定された時間に印刷ジョブのバックアップ処理を実行するプロセス。
  • PcvFtpAgent.exe、SpwFagAgent.exe (FTP Agentを導入している場合のみ)
    • FTP Agent プロセス。監視フォルダのファイルを監視し、スプール登録を実行するプロセス。

Q5スプール管理サービスからの出力要求で外字が出力されません。スプール管理サービスをインストールしているマシンに外字登録しています。
A5

[Windows Server 2003]
Windows Server 2003環境で外字を含むデータを印刷するには、使用する外字を登録したユーザで、サーバに接続されたコンソール画面にログオンしている必要があります。
使用する外字を登録したユーザでコンソール画面からOSにログオンした状態で使用してください。
※ ログイン状態のため、デスクトップをロックすることをお勧めします。

[Windows Server 2008/2008 R2]
Windows Server 2008/2008 R2環境で外字を含むデータを印刷するには、使用する外字を登録したユーザでスプール管理サービスを動作させる必要があります。
以下の手順でスプール管理サービスの起動ユーザを変更してください。

  1. 「PrintCenter V SpoolerService」サービスを停止します。
  2. 「PrintCenter V SpoolerService」サービスのプロパティ画面を表示し、ログオン設定にて「外字を登録したユーザ」でサービスが起動するように設定します。
  3. 「PrintCenter V SpoolerService」サービスを起動します。
    64bit環境の場合、「PrintCenter V SpoolerService」サービスの起動前にOSの再起動を行なってください。

Q6スプール開発キットで作成したアプリケーションからの出力要求で、用紙サイズが一般と異なるサイズの用紙に出力すると以下のエラーになります。
エラーコード: 108
「エラーメッセージ: フォームオーバレイに失敗しました。(帳票ファイルエラー)」
A6

OSに標準で登録されていないユーザ定義用紙サイズの印刷をする場合、各印刷実行環境にユーザ定義用紙を登録する必要があります。
以下の手順でユーザ定義用紙を登録してください。

  1. エクスプローラで「コントロールパネル」の「プリンタとFAX」フォルダを開きます。
  2. 「プリンタとFAX」フォルダの「ファイル」メニューから「サーバーのプロパティ」を選択し、「プリントサーバーのプロパティ」ダイアログを開きます。
  3. 「用紙」タブで必要情報を入力し、ユーザ定義用紙をOSに登録します。
上記「サーバーのプロパティ」で登録したユーザ定義用紙を利用できないものが存在します。これらの機種の場合、プリンタドライバごとにユーザ定義用紙の設定が必要となります。
詳細については、各プリンタのマニュアルを参照してください。

Q7フォームテストで印刷実行すると以下のメッセージが表示されます。
「印刷が異常終了しました(-1)」
「印刷が異常終了しました(-6)」
A7

印刷に失敗する原因として、以下のことが考えられます。

  • 帳票ファイルがFM Fileフォルダ内にない
    帳票ファイルは、スプール管理サービス スプールフォルダ配下の「FM File」フォルダ内に存在している必要があります。
    「FM File」フォルダ内に帳票ファイルが存在しない場合、固定帳票の場合エラーコード-1を、可変帳票の場合エラーコード-6を返します。
「FM File」フォルダ配下を確認し、帳票ファイルが存在しない場合、「FM File」フォルダ配下に帳票ファイルを配置してください。

Q8環境設定プログラムで設定した情報が反映されません。
A8

環境設定プログラムで設定した情報を反映するには、「PrintCenter V SpoolerService」サービスの再起動が必要です。

サービスの再起動は、スタートメニューから[プログラム]-[管理ツール]-[サービス]を起動し、「PrintCenter V SpoolerService」サービスを再起動してください。

Q9共有プリンタに対して印刷することはできますか?
A9

スプール管理サービスから共有プリンタに印刷する場合、「PrintCenter V SpoolerService」サービスの起動ユーザを共有プリンタに出力可能なユーザにする必要があります。
(インストール直後のサービス起動ユーザである「ローカルシステムアカウント」はネットワーク上の資源にアクセスできません。)

以下の手順で起動ユーザを変更してください。

  1. 出力先共有プリンタに印刷権限を持つAdministratorsグループのユーザを作成します。
  2. 「PrintCenter V SpoolerService」サービスを停止します。
  3. 「PrintCenter V SpoolerService」サービスの起動ユーザを変更します。
    スタートメニューから[プログラム]-[管理者ツール]-[サービス」から「PrintCenter V SpoolerService」サービスのプロパティ画面を表示し、ログオン設定で手順1で作成したユーザを設定します。
  4. 「PrintCenter V SpoolerService」サービスを起動します。
    64bit環境の場合、「PrintCenter V SpoolerService」サービスの起動前にOSの再起動を行なってください。

Q10スプール管理モニタ ですべての印刷ジョブが参照できません。
A10

スプール管理モニタに管理者権限を持つユーザアカウントでログインしていないためです。
すべての印刷ジョブを参照するには、管理者権限を持つユーザアカウントでスプール管理モニタにログインしてください。

  1. スプール管理モニタのユーザ管理を「Windowsのグループでユーザを管理する」で行なっている場合
    インストール時に管理者権限を付与したWindowsグループに所属するユーザでWindowsにログインし、スプール管理モニタを起動してください。
    • 「Windowsのグループでユーザを管理する」設定の場合、Windowsにログインしているユーザアカウントで自動的にスプール管理モニタにログインします。
  2. スプール管理モニタのユーザ管理を「スプール管理モニタでユーザを管理する」で行なっている場合
    管理者(spladmin)でスプール管理モニタにログインしてください。

Q11別ホスト上にインストールされているスプール管理サービスの印刷ジョブをプレビューできますか?
A11

以下の手順でプレビューすることができます。

<スプール管理モニタを使用する方法>
■通信方式
  1. 参照するホストで、スプール管理モニタにて、参照したいホストを登録サーバ設定し、プレビュー方式設定を「通信方式」に設定します。
■ファイル共有方式
  1. 参照したいホストでスプール管理サービスのスプールフォルダを共有設定し、参照するホストからアクセスできるように設定します。
  2. 参照するホストで共有されたフォルダをネットワークドライブに割り当てます。
  3. 参照するホストでスプール管理モニタにて、参照したいホストを登録サーバ設定し、プレビュー方式設定を「ファイル共有方式」に設定し、その登録サーバのプレビューフォルダに2.で割り当てたドライブを設定します。
<スプールオプションコンソールを使用する方法>
  1. 参照したいホストを、接続先として設定してインストールを行ったスプールオプションコンソールを使用する事で印刷ジョブのプレビューを行なうことができます。

Q12問い合わせをするときに必要な情報はありますか?
A12

お問い合わせ時には、早期解決のため以下の情報を採取してください。

  • 製品名と製品バージョン
  • OS名と適用しているサービスパック
  • 使用しているプリンタ名、ドライバのバージョン
  • 帳票の種類(固定帳票、可変帳票)
  • イベントログ(アプリケーション、システム)
  • 発生している現象の内容、メッセージなど
  • 再現性の有無と再現手順
  • 特定の環境でのみ発生するか
  • 帳票ファイルと現象が再現するお客様情報を含まないCSVファイル

Q13インストールしているスプール管理サービスのバージョンはどこで確認できますか?
A13

コントロールパネルの[プログラムの追加と削除]を起動し、「PrintCenter V スプール管理サービス」のサポート情報で確認します。

Q14出力要求を行なうと以下のエラーになります。
「spoolernet上のジョブ数制限をこえました」
A14

既定値では、出力ジョブ数と保存ジョブを合わせて10万件まで扱うことができます。
環境設定プログラムで「動作環境」タブの運用形態で「大規模システムモードで使用する」のチェックを外している場合、扱うことができるジョブ数は、出力ジョブ数と保存ジョブを合わせて1万件までとなります。

再度、「大規模システムモード」の設定を行う場合は以下の手順で、運用形態を変更してください。
  1. スタートメニューから[プログラム]-[WebSAM PrintCenter V]-[スプール管理サービス]-[環境設定]で環境設定プログラムを起動します。
  2. 環境設定プログラムで「動作環境」タブの運用形態で「大規模システムモードで使用する」をチェックし、「OK」ボタンをクリックします。
  3. 「PrintCenter V SpoolerService」サービスを再起動します。
  • 「動作環境」タブを表示した時点で、「大規模システムモードで使用する」にチェックがついている場合でも、「OK」ボタンをクリックし、「PrintCenter V SpoolerService」サービスを再起動してください。

また、運用形態が「大規模システムモード」で、ジョブ数制限を超えた場合は、不要となったジョブを削除する必要があります。
以下の手順でジョブの削除を実施してください。
  1. スプールオプションコンソールまたは、スプール管理モニタを使用して、ジョブ削除を行なうスプール管理サービス 導入サーバを参照します。
  2. 削除を行なうジョブを右クリックし、「削除」を選択し、ジョブ削除を行ないます。 ※ ジョブを複数選択し、同操作を行う事で、まとめてジョブ削除を行なうことができます。

Q15可変帳票を印刷する場合、データファイルにファイルサイズの制限はありますか?
A15

データファイルのファイルサイズには、制限はありません。
製品担当部門による評価では、10GBまで使用できることを確認しています。

なお、SkyPDFへの出力については、10000ページ以下でPDFファイルサイズ100MB以下を推奨としています。
製品担当部門による評価では、数十万ページ、PDFファイルサイズ2GBまで出力できることを確認しています。

Q162in1などのプリンタドライバに設定した内容が反映されません。
A16

以下の手順でプリンタドライバの設定をご確認ください。

  1. エクスプローラで「コントロールパネル」の「プリンタとFAX」フォルダを開きます。
  2. 「プリンタとFAX」フォルダのプリンタを選択し、プロパティダイアログを開き、以下の設定をご確認ください。
    a. 「全般」タブの「印刷設定」に指定されている全ての設定
    b. 「詳細設定」タブの「標準の設定」に指定されている全ての設定
スプール管理サービスからの印刷の場合は、b.の設定を使用します。
スプール管理モニタからのテスト印刷の場合は、a.の設定を使用します。

Q17SpoolWriterで印刷を行うと、SpoolWriterに設定した内容が反映されません。
A17

SpoolWriterの出力先プリンタキューで使用するプリンタドライバによっては、SpoolWriterの印刷設定が一部反映されない場合があります。

上記のようなドライバで設定を行う場合は、SpoolWriterの印刷設定画面で「印刷設定」ボタンをクリックすると、出力先プリンタキューのプリンタドライバの印刷設定画面が開きますので、そちらから設定を行ってください。

Q18出力要求を行なっても印刷できません。スプール管理モニタからジョブを確認すると、「印刷待」状態になっており、イベントログにも特にエラーは出ていません。
A18

用紙制御機能を使用しており、印刷対象ジョブの用紙情報が出力対象プリンタキューにマウント操作されていないため、印刷出力されない可能性があります。

以下の内容を確認し、印刷出力する印刷ジョブの用紙情報と、出力対象プリンタキューにマウントされている用紙情報が一致しているかを確認してください。

  • 印刷ジョブに設定されている用紙情報が正しいか
    スプール管理モニタにて、出力対象プリンタキューを選択して印刷ジョブの「用紙情報」を確認する。
    (「表示メニュー」-「オプション」-「ジョブ表示項目」タブの「追加」ボタン押下で「用紙情報」にチェックをつける。)
  • 出力対象プリンタキューにマウントされている用紙情報が正しいか
    スプール管理モニタにて、出力ホストを選択してプリンタキューの「用紙情報」を確認する。
なお、用紙制御機能を使用しない場合は、以下の手順で用紙制御機能の設定を解除してください。
  • スプール管理サービス 環境設定ダイアログ-「動作環境」タブの「用紙制御機能」で、「用紙制御機能を使用する」のチェックをOFFにする。

Q19ログビューアから保存した運転履歴ログのフォーマットを教えてください。
A19

保存される運転履歴ログの出力項目は、左から順に下記のとおりです。

  • ログ取得日時
  • ジョブID
  • プリンタ名
  • 文書名
  • ユーザ名
  • 要求時刻
  • 出力結果
  • 印刷開始日時
  • 印刷終了日時
  • 出力総ページ数
  • 部数
  • フォーム情報
  • ユーザ情報(ユーザID)
  • ユーザ情報(ユーザ名)
  • ユーザ情報(データ)

Q20スプール管理サービス と スプール開発キット、FTP Agent、SpoolWriter の間で対応バージョンに何か制限はありますか?
A20

Ver1.2 以降の スプール開発キット、FTP Agent、SpoolWriter からは、Ver1.2 より前のスプール管理サービスに印刷データを転送できません。
Ver1.2 より前のスプール管理サービスに印刷データを転送する場合や、Ver1.2 より前と Ver1.2 以降のスプール管理サービスが混在するシステム構成の場合は、Ver1.2 より前の スプール開発キット、FTP Agent、SpoolWriter を使用してください。

Q21SpoolWriterの印刷設定画面が操作できない状態になっています。(全項目がグレーアウト) どのような場合にこの状態になりますか?
A21

次の3つの場合が考えられます。

(1) SpoolWriter が、スプール管理サービス サーバ のプリンタを参照できていない場合
SpoolWriter 導入マシンから「¥¥[スプール管理サービス導入マシンのホスト名]」に対してアクセスします。
「タスク」アイコンが表示されない場合、Windows共有によるプリンタ参照ができません。
スプール管理サービス 導入マシンに、SpoolWriter利用ユーザへの適切な権限を付与してください。

(2) スプール管理サービス と通信ができない場合
SpoolWriterポートの「ポートの構成」画面で、「情報取得」ボタンを押下します。
情報取得に失敗する場合、スプール管理サービスの通信ができていません。
スプール管理サービスの起動状態やファイアウォールの設定を確認してください。
[ファイアウォールの設定]
スプール管理サービス導入マシンでは、以下のTCPポートを公開する必要があります。
137、138(※)、139、161(※)、162(※)、445、515d
(※)UDPポートです。
詳細はSpoolWriterリリースメモの「SpoolWriter利用上の注意」をご参照ください。

(3) SpoolWriter 導入マシンと スプール管理サービス 導入マシンのプラットフォーム(32/64bit)が違う場合
この構成の場合、スプール管理サービス 導入マシン上に、SpoolWriter 導入マシンのプラットフォームに対応するプリンタドライバを導入しておく必要があります。

Q22SpoolWriterから印刷を行うと、OSのプリンタの状態が「要調査」になり、ジョブが印刷出力できません。どのような原因が考えられますか?
A22

SpoolWriter利用ユーザが、「コントロールパネル」→「プリンタとFAX(XP/2003の場合)/プリンタ(Vista/2008の場合)/デバイスとプリンター(7/2008R2の場合)」→「サーバーのプロパティ」→「詳細設定」タブ→「スプールフォルダ」で設定されているフォルダに変更のアクセス権を持っていないことが考えられます。
このフォルダに変更のアクセス権を持つユーザで利用してください。

Q23ジョブ自動削除条件で「期間指定」を設定したが、指定期間が過ぎてもジョブが自動削除されません。
A23

ジョブ自動削除条件が「期間指定」の場合、印刷ジョブをPrintCenter V スプール管理サービスが受け付けてから、指定した日数を経過した印刷ジョブを自動的に削除します。
ジョブの自動削除タイミングは、スプール管理サービスの起動時にジョブを削除する「起動時」、または毎日指定した時刻にジョブを削除する「指定時刻」となります。

そのため、「期間指定」でかつ、ジョブ自動削除タイミングをスプール管理サービスの「起動時」で利用される場合、定期的にスプール管理サービスを再起動してください。

Q24次のエラーメッセージが出力されます。
[50100012]システム異常(プリンタポート名の取得に失敗しました。), Code1=1801, Code2=1
A24

【エラーメッセージ内容】

PrintCenter V スプール管理サービスで異常を検出しました。
PrintCenter V スプール管理サービスは、プリンタ({プリンタ名})からの出力ができなくなりました。
[50100012]システム異常(プリンタポート名の取得に失敗しました。), Code1=1801, Code2=1


上記エラーメッセージが出力された場合、次の原因が考えられます。

■OS登録プリンタが存在しない。
以下の確認をお願いします。
  1. 「環境設定」を起動し「プリンタ情報」タブを開きます。
  2. 「登録済プリンタキュー名」からログに出力されたプリンタ名を選択します。
  3. 「プロパティ」ボタンをクリックします。
  4. 「OS登録プリンタ名」に表示されたプリンタがOSに登録されているか確認します。

Q25ウィルス対策ソフトで、除外設定を行った方がよいファイルやフォルダはありますか?
A25

以下のファイルおよび、フォルダに対して除外設定を行ってください。

<製品共通>
 ・インストールフォルダおよびその配下のファイル

<スプール管理サービス>
 ・スプールフォルダ([環境設定]-[動作環境]タブ)

<スプール管理モニタ>
 ・プレビューテンポラリフォルダ

<FTP Agent>
 ・監視フォルダ

Q26スプール管理モニタで文書名やジョブIDでジョブをソートすることができますが、実際に出力が行われる順番にソートすることはできますか?
A26

メニューの[表示]-[ソート解除]を行うことで、出力が行われる順番にソートすることができます。

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