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WebSAM PrintCenter V - 機能詳細

機能一覧

機能 機能概要
  • プリンタ機器の構成情報の収集やトナーなどの状態監視
  • プリンタ機器の稼働状況や印刷枚数などの利用状況取得
  • プリンタ機器への印刷履歴を取得など
  • 業務帳票出力等の印刷ジョブ制御
  • 印刷イメージデータの保存、再印刷
  • 印刷時のプリンタ障害監視など

PrintCenter V 機能 ─ プリンタ管理

プリンタ統合管理

ネットワーク接続されたプリンタ機器の構成情報の収集や状態監視、プリンタ機器に対する各種制御を、管理コンソールにて一元管理することが可能です。リモートクライアントから遠隔地にあるプリンタの監視や制御が可能なため、プリンタ障害や用紙切れによる業務停止を即座に検知し、迅速な対応が可能となります。

プリンタ構成情報の一覧画面

プリンタ稼働状況の可視化

プリンタ機器の消費電力や消耗品の使用状況などを可視化することで、既設プリンタの印刷運用における無駄を検知。エコ化、コスト削減を支援します。

プリンタ稼働状況の検索画面とレポート出力画面

期間を絞っての検索の他、複数の検索条件を組み合わせる複雑な検索も可能です。
お客様運用で求められる情報に絞った検索により、効率的な管理を支援します。
また、検索された稼働状況の情報は、統計情報としてグラフ等を活用したレポート出力が可能です。
(グラフ表示はMicrosoft Excel(2003/2007/2010(32bit))が必要です。)

印刷履歴管理

「誰が・いつ・何を・どのプリンタから」出力したのか、印刷実態を記録します。
紙媒体からの情報漏えい対策としてはもちろん、業務に無関係な印刷を心理的に抑止することで 無駄な印刷の削減が期待できます。

履歴画面と、レポート

拡張監視

利用状況、印刷履歴にてプリンタ・複合機の詳細情報(コピー・FAX利用枚数や、用紙サイズ別印刷枚数、カラー/モノクロ別枚数累計値など)を取得できます。

  • 対応機種については、こちら
  • 「WebSAM PrintCenter V プリンタ拡張監視ライセンス」が必要です。

PrintCenter V 機能 ─ スプール管理

クライアントからの印刷要求を印刷ジョブ(スプール)として受け付け、複数の印刷ジョブの状態を統合的に管理します。各印刷ジョブの一覧表示による状態監視や各種操作、プリンタの障害監視など、大量印刷や分散印刷の要望に応える各種機能を提供します。

  • スプール管理を行う場合は、「WebSAM PrintCenter V スプールオプション」が必要です。

印刷ジョブの制御

リモートクライアントから、Windowsのエクスプローラに合わせたビューとインタフェースによって、わかり易く使いやすい操作感で印刷ジョブの監視、また印刷ジョブの各種操作を行うことができます。

主な印刷ジョブ制御機能
保留/再開 印刷ジョブを保留状態(一時停止状態)にしたり、保留状態の印刷ジョブ出力を再開することができます。
出力先プリンタ変更 印刷ジョブの出力先を別のプリンタに変更することができます。
出力優先度変更 既定値が8で設定されている印刷ジョブの優先度を1~15の範囲で変更することができます。
最優先出力 優先度とは関係なく、指定印刷ジョブを最優先で出力することができます。
保存/再印刷 印刷ジョブを保存状態(印刷しない状態)にしたり、保存状態の印刷ジョブを再印刷することができます。
印刷ジョブの削除 印刷ジョブを完全に削除します。
印刷プレビュー 印刷ジョブの印刷イメージを画面上でプレビューします。
テスト印刷 印刷ジョブのテスト印刷を行います。プリンタの用紙確認や専用紙の位置合わせに有効です。テスト印刷は印刷制御管理外で行われるため、他のジョブに影響を与えることなく印刷することが可能です。
spoolernet モニタ印刷ジョブ画面(Windows)

仮想プリンタドライバ スプールライタ

Windowsアプリケーションの印刷データをPrintCenter V に取り込むための仮想プリンタドライバ。

仮想プリンタドライバ スプールライタ
  • 統合的なスプール管理
    業務帳票からオフィスアプリケーションの印刷データまで、PrintCenter V で統合的に印刷管理することが可能です。
  • 実プリンタに対する設定の受渡し
    実際のプリンタに設定可能な定義(2in1、両面、カラー、等)はスプールライタのドライバプロパティで設定することが可能です。
  • サーバで実行する場合は、オプション製品「WebSAM PrintCenter V スプールライタ」のご購入が必要です。クライアント端末で実行する場合は、無償です。

セキュリティ印刷 仮想プリンタドライバ SecureMarkWriter

各種Windowsアプリケーションからの印刷データに、透かしや履歴情報を付加して印刷するための仮想プリンタドライバ。

  • ヘッダ・フッタ印刷
    印刷物の右上、左下等の位置に誰が・いつ・どの文書を印刷したかの履歴情報を付加することが可能です。
  • 透かし印刷
    任意の文字列を透過して付加することが可能です。元の文書に印刷されている文字や画像の視認性低下を抑えながら社外秘などのような文書の取り扱いについての情報を印字できます。
  • SecureMarkWriterをご使用になる場合は、オプション製品「WebSAM PrintCenter V スプールライタ」のご購入が必要です。
プリンタ群の集中管理

仮想プリンタドライバ(実プリンタレス) UniversalSpoolWriter

Windowsアプリケーションの印刷データをPrintCenter V に取り込むための仮想プリンタドライバ。端末からUniversalSpoolWriterより、PrintCenter Vにスプールすることで、印刷時に任意のプリンタを選択して出力するロケーションフリー印刷が実現可能です。
共通仮想プリンタドライバからのスプールジョブは、スプール後もジョブの印刷設定(カラー、まとめて1枚、両面印刷等)を変更可能です。

仮想プリンタドライバ 実プリンタレス

プリンタ群の集中管理

管理コンソールにて各プリンタの状態を表示、集中管理します。
管理コンソールは、プリンタの障害を検出すると、状態表示を「障害」として、「障害情報」欄に詳細(障害原因)を表示します。
障害が解除されると、印刷を再開し状態表示は「使用可能」となります。

プリンタ群の集中管理
  • 障害管理の行えるプリンタには制約がありますので、詳細はお問い合わせ下さい。

バックアップ機能

大量の保存ジョブを保有して稼動している場合に、ジョブ・プリンタ操作の性能低下の抑制、サーバ負荷の抑制を支援

PrintCenter V は、保存ジョブをバックアップすることができます。
運用を続けていくうちに保存ジョブの蓄積数が増大してくると、本来の印刷ジョブを管理(参照・操作)する処理に負荷がかかり、性能低下を引き起こす要因となります。このような状況になった場合、保存ジョブをバックアップすることで処理性能を通常状態に戻すことができます。
バックアップをスケジューリングしておくことで、保存ジョブ蓄積による性能低下を事前に防止することも可能です。

メッセージ通知機能

遠隔地に印刷要求元、プリントサーバ、プリンタが散在している環境でも効率のよい業務遂行が可能

PrintCenter V は、運用管理者及び一般ユーザに各種メッセージを通知することができます。
運用管理者、及び印刷要求を行った一般ユーザに、「印刷完了通知」、「プリンタ障害通知」、「用紙掛け替え通知」を、「ポップアップ」「メール」「Beep 音」により通知することができます。

排紙管理

印刷ジョブのステータスや印刷履歴情報を取得し、印刷の完了を把握(排紙確認)することが可能となります。

  • 対応機種については、こちら
  • 「WebSAM PrintCenter V スプール プリンタ拡張監視ライセンス」が必要です。

スプール管理API

WebSAM PrintCenter V スプール開発キット

PrintCenter V の各種機能を利用したアプリケーション開発が可能です。ネットワーク上のコンピュータから印刷要求を行うことができます。
管理コンソールにあるような印刷ジョブ/プリンタ制御機能を業務アプリケーションに組込むことができます。
開発環境用にVisual C++、Visual Basic、C#、JAVA用の各ライブラリを提供します。
WebSAM PrintCenter V スプール開発キットで作成したアプリケーションを使用する場合は、別途WebSAM PrintCenter V スプール実行モジュールが必要となります。

WebSAM PrintCenter V スプール実行モジュール

WebSAM PrintCenter V スプール開発キットで作成したアプリケーションの実行モジュール。

Webモニタ

PrintCenter V上 にスプールされた印刷データを、Webブラウザから操作することが可能です。
Webモニタでは、印刷データの参照・印刷設定変更・出力先変更・保存・再印刷処理を行います。

認証印刷オプション

ICカードリーダー等の認証機器と連携することで、マルチベンダプリンタに対応した認証印刷機能を提供します。
いつ、誰が、どのプリンタで印刷を行ったか管理可能です。
また、認証を契機にプリンタに紙が出力されるため、印刷物が放置されることによる情報漏えいを防止することができます。

  • 「WebSAM PrintCenter V スプールオプション」の導入が必須です。
  • 認証印刷環境のプリンタ台数に合わせて、「WebSAM PrintCenter V 認証印刷プリンタ接続ライセンス」が必要となります。
認証印刷オプションイメージ

WebSAM PrintCenter V FTPAgent (WebSAM Rakuform帳票専用オプション)

他社製ワークステーションなどPrintCenter V と連携のないプラットホーム上で発生した印刷帳票をFTPを使用して受付け、WebSAM Rakuform の帳票フォームとオーバレイ印刷することができます。

ファイル転送によるジョブ受付
  • ジョブ制御ファイルとデータファイルで管理
    業務アプリケーションは、ジョブ制御ファイルとデータファイルをFTP Agentが監視するスプールフォルダへ転送します。
  • スプールフォルダを定期的に監視
    FTP Agentは、スプールフォルダ上のジョブ制御ファイルを読込んで、PrintCenter V へジョブ出力要求を行います。
仕分け機能

  • 印刷データの内容によって、振り分け印刷を実施
    データファイル(CSV)中の特定の列(カラム)の値が変化するタイミングで印刷データを分割します。
    分割したデータファイル単位でPrintCenter V へ印刷ジョブを登録することができます。

PDF出力

印刷イメージをPDFファイルとして出力する機能を提供します。

  • 「WebSAM PrintCenter V SkyPDF for Server」が必要です。