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NEC、Microsoft Azure Stack HCIに対応したHCI専用モデルを製品化

2020年4月15日
日本電気株式会社

NECは、HCI(Hyper Converged Infrastructure)専用モデルである「NEC Hyper Converged System(注1)」において、新たに「Microsoft Azure Stack HCI」に対応した製品を本日より販売開始します。

近年、多くの企業では、ビジネスの急速な変化に対応するため、サービス状況に合わせITシステムを柔軟に拡張でき、運用作業の負荷・コストを最適化するITシステムが求められています。

新製品「NEC Hyper Converged System for Microsoft Azure Stack HCI」は、Windows ServerベースのHCI専用モデルです。「Windows Server 2019 Datacenter」のみでHCIを構成し、Windows Server仮想マシンの場合、ライセンスは無制限に利用でき (注2)、低コストでシステム運用が可能となるとともに、新たな運用管理ツールにより、HCIの稼働管理も容易になります。
また、中堅中小企業への仮想化統合システムの導入を促進するため、小規模構成に特化し導入コストを抑えた2ノードエントリHCIモデルを製品化しました。

「NEC Hyper Converged System」は、事前検証済みモデルの提供、「仮想化アセスメントサービス(注3)」や「構築サービス(注4)」、「運用管理ツール」、「保守サービス(注5)」等により、HCIの導入・構築・運用・保守にかかる作業工程を短縮し短期間導入が可能です。従来のVMware vSAN対応に加え、今回、新たに「Microsoft Azure Stack HCI」に対応することで、企業におけるITシステムの迅速な導入と柔軟な拡張、および管理負荷の軽減に貢献します。

NEC Hyper Converged Systemが新たにMicrosoft Azure Stack HCI に対応

新製品の概要

1. 新たに「Microsoft Azure Stack HCI」に対応

「Microsoft Azure Stack HCI」に対応したHCI専用モデル「NEC Hyper Converged System for Microsoft Azure Stack HCI」を新たに提供します。
本製品で提供する「Windows Server 2019 Datacenterライセンス」は、HCI構成に必要なソフトウェアが全て含まれており、仮想マシン毎のライセンスが不要となるため、一般的なHCIに比べソフトウェアライセンスのコストを大幅に削減することができます。また、付随する運用管理ツール「Windows Admin Center」により、HCIのCPU、メモリ、ストレージの使用状況を容易に把握できるとともに、NECサーバ専用の拡張機能「NEC ESMPRO Extension for Windows Admin Center」を併用することでサーバの詳細情報も確認できるため、導入後の運用負荷も軽減します。これらの管理ツールの具体的な操作手順について解説した、NEC独自の運用ガイドも合わせて提供します。
なお、本製品の構築サービスにおいて、ITシステムの運用に欠かせない、電源管理を制御する無停電電源装置(UPS)の導入を支援するUPS構築サービスを、今後メニューに追加する予定です(注6)。

「Windows Admin Center」管理画面イメージ
「NEC ESMPRO Extension for Windows Admin Center」画面イメージ

2. 小規模仮想化環境に適した「2ノードエントリHCIモデル」を製品化

これまで導入コストが原因でHCIの導入を見送っていた中堅・中小規模の企業向けに、高コストパフォーマンスと高可用性を実現する「2ノードエントリHCIモデル」を製品化します。本製品では、小規模仮想化構成の「Microsoft Azure Stack HCI」に適したWindows Serverライセンスを活用し、小規模サーバ仮想化統合に適したハードウェア構成を採用することで、導入コストを通常のモデルに比べて61%削減します(注7)。また、障害時の自動フェールオーバー機能(注8)や、仮想マシンのライブマイグレーション機能(注9)も搭載し、中堅・中小企業における仮想化システムの安定した運用を支援します。

新製品の希望小売価格、出荷開始日ならびに概要

製品名 希望小売価格
(税別)
出荷開始日 製品概要
スタンダードモデル
(注10)
7,600,000円~ 2020年
4月15日
コストパフォーマンスに優れた
1ノード/1Uモデル
大容量モデル(注10) 8,269,400円~ 2020年
4月15日
ストレージ容量を重視した
1ノード/2Uモデル
2ノードエントリ
HCIモデル(注10)
2,980,000円~ 2020年
5月末予定
小規模環境に適した、高コストパフォーマンスと高可用性を両立した2ノードエントリHCIモデル

なお、本発表にあたり、日本マイクロソフト株式会社から賛同文をいただいています。

日本マイクロソフトは、「NEC Hyper Converged System for Microsoft Azure Stack HCI」の発表を歓迎します。NEC様と米国マイクロソフトは、Azure Stack HCIの開発段階早期から協業しており、本製品が日本のお客様のニーズにあったHCIを提供できると確信しております。また、小規模構成のAzure Stack HCI向けOSライセンスを採用した2ノードエントリHCIモデルにより、NEC様と一緒に、中堅中小企業のお客様のHCI導入も促進していきます。

日本マイクロソフト株式会社
執行役員 デバイスパートナー営業統括本部長
梅田 成二氏

以上

  • (注1)
    NECのHCI専用モデル。ITシステムの検討/構築/運用/保守フェーズにおける作業効率化を実現するサービスを専用モデルとセットで提供。
    https://jpn.nec.com/hci/products/ms_as/
  • (注2)
    ライセンスとしてWindows Server仮想マシンを実行できる数。他のOSの仮想マシンを実行する場合は、当該OSのライセンスが別途必要。また実際に動作可能な仮想マシン数は、ハードウェアなど各種リソースに依存。
  • (注3)
    お客様のITインフラ環境に最適な仮想化統合案を提示するアセスメントサービス(無償)。
  • (注4)
    Azure Stack HCI に必要なコンポーネントをインストール・セットアップした状態でお客様先に納品するサービス。
  • (注5)
    Azure Stack HCIに関連する保守サービスを提供(ディスク故障時のOS操作にも対応したハードウェア保守等)。
  • (注6)
    システムの電源管理に必要な環境を構築するサービス。2020年度6月末以降提供予定。
  • (注7)
    希望小売価格比。スタンダードモデルで構成した場合と比較。
  • (注8)
    稼働中のノードに障害が発生した場合、自動的に他のノードが自動的に引継ぎ、処理を継続する仕組み。
  • (注9)
    あるノード上で動作している仮想マシンを、実行状態のまま、別のノードに移動する仕組み。ソフトウェアを停止せずに、ハードウェアのメンテナンスや構成の変更に対応できる。
  • (注10)
    クラスタノード2台、Windows Server 2019 Datacenterライセンス込。
  • 記載されている会社名および商品名は各社の登録商標または商標です。

NEC Hyper Converged Systemについて

本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC ファーストコンタクトセンター
https://jpn.nec.com/express/question/top_sv1.html

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