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飲食店の課題はPOSで解決!飲食店向けPOSの便利な機能をご紹介
NECがゼロからつくり直したサブスク型POS2018年7⽉ 公開
はじめに
「会計レジの前でお客様が長い列を作ってしまう…」
「入ったばかりのアルバイトスタッフのオーダーミスや会計ミスが目立つ…」
「閉店時のレジ締め・キャッシュカウント業務に時間がかかって、うんざりする…」
飲食店運営の様々な課題…。これらは、POSレジを導入することで解決できるかもしれません。
今回は、POSレジの代表的な機能や連携サービスを紹介し、それらがどのように飲食店における課題の解決につながるのかを解説します。
飲食店でよくある課題と、POSレジの活用による解決策
1. 会計レジの前でお客様が長い列を作ってしまう…
会計レジでお客様を待たせてしまう。お客様を待たせている原因は、お客様に接する以外の業務に時間をさかれてしまっていると考えられます。人手不足とも言えますが、店舗運営の管理側の立場で考えると、出来ればスタッフ数を増やさずに、業務を効率化して解決したいものです。
では、具体的に原因を考えてみましょう。例えば、複数フロアーに別れた店舗や、広いフロアーの店舗の場合、スタッフがお客様からオーダーを受けるたびに伝票を持ってお客様のテーブルから遠く離れたキッチンに行かなければなりません。そのため、料理のオーダーが増えれば増えるほど、お客様と接するオーダー業務や会計レジ業務が手薄になってしまいます。また、メニュー数が豊富でメニュー毎に料金がことなる居酒屋などでは、会計時にお客様が注文されたたくさんの料理やドリンクの伝票を見ながらレジ端末に注文を手入力する時間もどんどん増えていきます。
このようなケースでは、紙伝票の仕組みをPOSレジのオーダーエントリー機能による電子化で解決できる可能性があります。オーダーエントリーを活用すれば、ハンディ端末に登録したオーダー情報がリアルタイムにキッチンプリンタへと送信されます。そのため、スタッフはオーダーを受けた後すぐに別のテーブルのお客様に接客することができるようになります。また、オーダー情報は自動的にレジにも送信されるので、会計の際のレジ入力が必要なくなり、会計にかかる時間が短縮でき、お客様の長い行列は解消するでしょう。
2. 入ったばかりのアルバイトスタッフのオーダーミスや会計ミスが目立つ…
入ったばかりのホールスタッフは、業務に慣れてもらうまでミスが起こりがちです。ミスを防止したり、なるべく早く業務に慣れてもらうために、ベテランスタッフに教育してもらうコストや、業務マニュアルの作成コストがどうしても必要という場合もあるでしょう。
このようなケースでは、お客様のオーダーしたメニューをボタンで簡単に入力できるハンディ端末を導入することで解決できる可能性があります。ハンディ端末の導入でオーダーの打ち間違いが少なくなります。ハンディ端末で入力したオーダー情報は、会計情報として連携しているので、会計時にスタッフがオーダーを入力する作業もなくなります。
ハンディ端末では、メニューをあらかじめ登録しておきます。お客様からのオーダーは、あらはじめ登録しておいたメニューをボタン操作によって正確かつすばやく入力することができます。大盛り・小盛り、つけあわせなど料理のオプションも登録できるため、オーダーが煩雑な場合でもミス削減が期待できます。また、紙に記入した文字の読み間違いが多い場合にもハンディ端末の導入の効果が期待できます。
オーダーミスや会計ミスは、店舗運営効率を下げるだけでなく、お客様からのクレームにも繋がるので是非とも対策を打ちたいものです。
さらにミス削減には、自動釣銭機の導入と、クレジットカード決済・電子マネー決済の導入・POS連携も有効です。
自動釣銭機とPOSレジを連携させれば、会計時の預かり金の入力と、釣銭の取り出しを自動化できますので、さらに会計ミスを減らすことができます。
クレジットカード決済・電子マネー決済機能をPOSレジと連携すれば、カード決済端末が要求する会計金額を自動連携するので、カード決済端末への金額の入力がなくなり、預り金や釣り銭の現金やりとりもなくなります。
3. 閉店時のレジ締め・キャッシュカウント業務に時間がかかって、うんざりする…
キャッシュカウント業務とは、レジ締めや精算業務とも呼ばれます。一日の店舗業務の終了時に、レジ端末で販売登録した金額と、キャッシュドロアに入っている現金から、金額の一致を確認する業務です。つづけて、翌日の店舗運営のための釣り銭の準備と、金庫や銀行口座にいれる現金を取り出します。通常、店舗ではキャッシュカウント業務を毎日行います。
キャッシュカウント業務に時間が取られる要因は、現金のカウント自体に時間がかかることと、金額差異が発生した場合の原因調査です。大きな金額差異は、スタッフの不正を疑うことにも繋がりやすく、店長やスタッフのモチベーションにも影響することがあります。心理的にも対策を行いたいものです。
このようなケースでは、自動釣銭機の導入が効果的です。現金をキャッシュドロアに入れる際と、釣り銭をキャシュドロアから出す際の現金カウント作業を自動釣銭機が自動化してくれます。POSレジとの連携により販売データとキャッシュドロア内の現金残高は常に連動するため、金額差異が生じる余地がなくなります。
4. 予約キャンセルで空席があることに気づかずに、新規の予約を断ってしまった…
このようなケースには、TableSolution、Toreta、ebica、Restyなどの予約台帳システムを導入することで課題が解決する可能性があります。オーダー受け付けで利用するハンディ端末や会計で利用するレジ端末から最新の予約状況をリアルタイムで把握できるので、予約ミスの防止につながります。
5. テーブル会計待ちのお客様がいるのに気づかず、入店してきた新しいお客様に30分待ちと伝えてしまい、お客様を取り逃した…
このようなケースには、POSレジが持つテーブル管理機能が課題を解決する可能性があります。テーブル毎に空き/案内済/注文済/片づけ待ちなどのステータスを把握できるので、次に案内できるまでの待ち時間をより正確に予測することができるようになります。
さらに、予約台帳システムとPOSレジのテーブル管理機能を連携すると、テーブルのステータスに「予約」有無を表示させることができて、案内ミスをより減らすことができます。予約台帳システムとテーブル管理機能を連携させて上手に活用すれば、ミス防止だけでなく、稼働率・回転率の向上による売上げアップにもつながるでしょう。
POSレジは導入したいけれど、コストが…操作方法の習得にも時間がかかりそう…
ここまでの説明で、POSレジとPOSレジ連携サービスの導入が飲食店における様々な課題の解決につながることをご理解いただけたと思います。
導入コストや操作への習熟などを懸念して、POSレジ導入に踏み切れないという方も多いはず…。そんな方には、タブレットPOSの導入をおすすめします。
タブレットPOSなら、低コストで導入可能!
専用機を使用した従来型のPOSレジは、1台あたり数十万円〜数百万円という初期費用が必要です。
タブレットPOSであれば数万円程度から導入可能。タブレットPOSとは、iPadなどのタブレットに専用アプリをインストールすることで利用できるPOSレジのことです。専用機が不要なため、従来型のPOSレジと比較して導入コストを大幅に削減できるのです。また、アプリのバージョンアップによって常に最新のPOSシステムを利用できるので、軽減税率などの税制改正への対応が万全で、さらに、機能追加に伴うコスト増を抑えることができるので安心です。
簡単操作で誰でも使える!
従来型のPOSレジは、操作方法の習得に時間がかかりがちです。そのため、ある程度は、スタッフの教育コストを考慮しなければなりません。
タブレットPOSレジであれば誰でも簡単に直感的な操作ができるので、一度使えば、迷うことなくレジ業務ができるようになります。スタッフ教育の手間を大幅に軽減できます。また、従来型のPOSレジのような専用機ではないため、設定変更もスタッフ自身で操作可能。専門の保守点検員に依頼することが少なくなります。
さらに、iPadなどのタブレットなので省スペース。レジ周りが大きな機器に占領されません。自由自在に移動できるので、レジ周りを柔軟にレイアウト変更できます。タブレットの見た目もスタイリッシュなので、店の雰囲気を壊すことなく設置できます。
このように、飲食店でのPOSレジは、低コストで導入、スタッフ教育の効率化、レジ周りの省スペース化ができるタブレットPOSがおすすめです。
飲食店で安心して導入いただけるNECのタブレットPOS
NECはおよそ20年もの間POSシステムの開発・製造を行っており、累計販売台数は数十万台にも及びます。この間に培ったノウハウをタブレットPOSに盛り込み、「NECモバイルPOS」としてご提供しています。
もちろん、今回ご紹介した飲食店の課題解決につながる機能をサポートしています。
- オーダーエントリーシステム
- 自動釣銭機との連携
- 予約台帳システムとの連携
- テーブル管理機能
そして、「NECモバイルPOS」はタブレットPOSのため低コストで導入いただけます。ぜひ1度、「NECモバイルPOS」についてお問い合わせください。
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