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南三陸町とNECグループに生まれた絆とは 福興市100回を機に振り返る

NECグループは、東日本大震災以降、さまざまな取り組みを通して、宮城県南三陸町の皆さんとかけがえのない関係を築いています。

震災から11年超 復興支援ボランティア参加は延べ3000人超

がれき撤去や農地再生などの支援で、ボランティアに参加したNECグループの社員は、延べ3,000人を超えています。また、NECグループが持つスキルやテクノロジーを活かして、ICT(情報通信技術)を通じた街づくりにも取り組んできました。
震災直後に始まった「南三陸福興市」(青空テント市)も、NECグループがサポートを続けてきました。今年5月、記念すべき100回目が開かれたのをきっかけに、南三陸町の皆さんにお話を伺ってきました。動画でご覧ください。

前編

2年前に行われるはずだった100回目の福興市は、新型コロナウイルス感染拡大のため幾度となく延期となりましたが、2022年5月に満を持して開催されました。
当日は抜けるような青空!100回目の開催を楽しみにしていた人々が全国から来場しました。NECグループでは、ロゴ入りテントを立てて抽選会を実施したほか、記念品として大漁旗を寄贈。久しぶりに開催された福興市は笑顔であふれていました。

これまで、大雨の中、雪の中、強風の中で行われてきた福興市。NECグループのボランティア社員たちは、社名が入ったビブスを着用して、来場者の誘導や、テント設営、販売など幅広い支援を行いました。
「NECの社員さんたちは、自分たちで考えて、テントを少しでも早く、簡単に組み立てる手順を仕組み化してくれた」と、町民の皆さん。できることから、ひとつずつ。支援の輪は、固い絆となっていきました。

テクノロジー・建設…支援は現地のニーズに合わせて進化

被災地の状況に合わせて、NECグループの形は変化していきました。テクノロジーを活用した実証実験や、水産工場の建設、野球場ソリューションの提供など、当初のボランティアの形にとどまらず、NECグループならではのビジネスも含めた支援の形を作りだしていったのです。

南三陸町と共に歩み、培ってきた経験は、今後、南三陸町以外の場所でも活かしていく予定です。NECグループは社会価値創造への貢献に向けて、さまざまなかたちで地域との連携を加速させていきます。

後編

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