グローバルPLMグランドデザインサービス

製品開発(ハードウェア)

事業別に縦割りの業務プロセスを標準化し、グローバル展開を迅速化するための技術情報基盤を確立

必要とされる背景

グローバルで事業を遂行する製造業では、市場ニーズを直接取り込んだ現地での設計・生産スタイルが急速に進行しており、現地の生産環境に適した設計、迅速な設計変更と生産をおこなう事で、製品品質向上や開発リードタイム短縮の効果をねらっています。
このような中、企画や設計のグローバル化により、グローバル設計開発をシームレスに行える協業環境が求められています。

グローバルでのPLM環境で発生している問題

  • 急速に進む海外現地設計などの環境変化に対応するため、事業統廃合を実施するが、個々の業務プロセスやルールが異なっていることにより、ITの整備遅れや事業部・グローバル間の各システムを個別に接続する対応に迫られるなど、ITコストが増大します。
  • 異なる帳票やデータ形式、コード体系など統合前の状態を維持したまま運用をすることで、情報共有や検索性が悪化し、更に組織再編成に対する柔軟性が低下します。

コンセプト

  • グローバルでの共通ルールやプロセスを整備し、業務アプリケーションを集約化することで、海外設計を含めたITインフラのあるべき姿を立案し、IT開発コストの削減を支援します。
  • 設計・調達・生産・保守の連携をする情報を「グローバル統一部品表データベース」に統一することで、事業環境変化の柔軟性とIT運用コスト削減を両立します。

進め方

グローバルで統一・集約する箇所を特定した後に、差異分析をおこなうことで、効果的な集約化ができ、あるべき姿への実現課題について施策を検討することで、展開計画の実行性を高めます。

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