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バックアップ(DR)サイト構築

BCP・セキュリティ強化

背景・課題

災害時でも商品供給しなければいけない

食料品を扱っているので、災害発生後も、お客様に対して安定的に商品を届ける社会的責任がある。

バックアップサイトに大きなコストはかけられない

バックアップサイト構築に対して、メインサイトと同額の費用はかけられない。
また、メインサイトの機器増設に合わせて、バックアップサイトの予算を継続して確保するのが難しい。

災害時の要員不足

災害時には、システムへの影響の調査と対応、経営幹部層への報告、エンドユーザからの問い合わせなど多くの作業が発生する。
仮にバックアップサイトがあったとしても、限られた人数で、かつ被災する可能性もあるので、迅速に対応できないリスクがある。

効果・メリット

事業継続性の向上

災害時はシステムをバックアップサイトで稼働させることにより、商品の供給体制を維持できるIT環境を持てるようになった。

コストを抑えてバックアップサイトを実現

クラウドサービスを活用することで、インフラ部分にかかる費用は2倍ではなく、約1.4倍に抑えることができた。

災害時の運用体制の確保

バックアップシステムへの切り替え作業を外部委託することで、災害時の各種作業と並行して事業継続できる体制を構築できた。

導入イメージ

メインサイト構築

仮想サーバ上にシステムを構築し、仮想サーバのVMイメージとデータディスクのバックアップおよびバックアップサイトへの転送設定を行う。

バックアップサイト構築

災害時にバックアップサイト側で仮想サーバが稼働できるようにCPUやメモリなどのリソースを確保し、さらに平常時は休止サービスを利用してコストを低減。

バックアップサイト構築イメージ図

クラウド選定のポイント

DR専用メニューがある

仮想サーバの休止サービスや、メインサイト・バックアップサイト間のDR用ネットワークサービスなど、バックアップサイトのコスト低減に有効なメニューがある。

複数地域が選択可能

クラウドサービスが提供されている地域が複数あり、かつ地域間の同時被災リスクが少ない距離にある。

運用を委託可能

災害時のバックアップサイトへの切り替え作業を委託可能である。

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