2022年度 SAS社 Best Customer Success Award受賞

SASの利用促進、定着化支援を通じて、顧客満足度の向上に貢献したパートナー企業に贈られる
「Best Customer Success Award」を2022年度受賞しました。
　　　　SAS、2022年度 Partner Award受賞企業を発表 | SAS

データ活用のカギは予見力とデータライフサイクルの実現

データの見える化では、実績の集計を通して「どこに問題が起きているか？」を分かりやすく示します。しかし、経営者が本当に欲しい「原因は何か？」という洞察や「この先どうなるのか？」「この場合、どうすべきか？」といった見通しを示すことは困難です。SASのソリューションは、「見える化」の結果に基づいて高度な分析を行い、今後の傾向を予測し、その予測に基づいた最適な対処法を明らかにする「予見力」を提供します。

統計解析だけでなく、データの準備からデータの探索、そして予測まで、データ活用に必要な一連の機能を提供できるため、DXの実現、アナリティクスの民主化、ノウハウのサイロ化防止などにも効果的です。

事例1：製造業　IoTを活用した分析プラットフォームの実現

生産現場のデジタル化を推進している住友ゴム工業株式会社様において、IoTを活用した分析プラットフォームを構築した事例です。
製造工程から収集したさまざまなデータを機械学習技術で分析することによって、(1)品質向上、(2)生産性向上、(3)省エネルギー、(4)設備安定稼働（予知保全）という4種のテーマで成果を生み出しました。

成果

不良品を発生させる要因と影響を特定

機械学習などを活用したデータ分析によって、タイヤの製造工程における不良品の発生に対して、要因や影響を把握できるようになった

データ分析に関するスキルが大きく向上

システム構築に加え、データ分析に関するスキルやノウハウの移転をNECが支援したことで、担当部門のメンバーが新たな知見を獲得。グローバル展開へ向けたベースが整った

データドリブン文化が醸成

生産現場の社員でも分析作業ができるようなプラットフォームを構築。経験や勘に頼らずデータに基づいて意思決定を下す「データドリブン文化」が根付きつつある

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事例2：流通業　顧客育成パス分析

流通業のお客様において、優良顧客に特徴的な行動因子を整理し、優良顧客の行動をもとに顧客の育成パスを作成した事例です。これにより、効果的なキャンペーン内容や実施タイミングなどを提案できるようになりました。

事例3：金融業　営業活動高度化支援

営業活動の高度化を希望される金融機関様において、顧客属性情報や預貸金、財務の変動等のデータを基にターゲットリストを生成し、AIが提案する推奨アクションと共に営業担当者へ連携するシステムを構築した事例です。
データ分析を活用することで、最適なタイミングで提案を行える「高度化」を図り、顧客ランクやイベントの重要性に基づく「効率化」された営業活動を実現しました。