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WebSAM vDC Automation - バージョン別機能強化ポイント
Ver7.0の機能強化ポイント(2020年4月20日出荷)
ポータルの機能強化
パブリッククラウド
Oracle 社が提供するパブリッククラウドサービス(OracleCloud)の一つである DB システムの作成/変更/削除が行えるようになりました。
汎用サービス基盤(ServiceLinker)
インスタンス操作メニューのグループ化や実行条件を設定できるようになりました。
インスタンスをRestAPIから操作できるようになりました。
RestAPI
サポートするRestAPIを増強しました。
ユーザ管理
ロール管理画面を新設し、テナント管理者が自由にロールを設定、ユーザに付与することが可能になりました。
データベース
SQL Server 2019 に対応しました。
PostgreSQL 11 に対応しました。
Ver6.1の機能強化ポイント(2019年10月18日出荷)
ポータルの機能強化 *1
汎用サービス基盤 *2
定義情報をポータルにインポートすることで、外部システムが提供する任意のサービスと連携できるようになりました。
連携したサービスにライフサイクルが存在する場合、汎用サービスインスタンスとして管理することができます。
データベース
DBMS としてPostgreSQL を選択できるようになりました。
その他
Active Directory(LDAP サーバ)上のユーザとポータルのユーザを同期できるようになりました。
- *1WebSAM vDC Automation Standard Edition の強化内容になります。
- *2別途、オプションライセンスが必要となります。
Ver6.0の機能強化ポイント(2019年4月18日出荷)
ポータルの機能強化 *1
ハイブリッドクラウド連携
Microsoft Azure のインスタンスの管理が可能になりました。
カスタムオペレーション
- ジョブ実行(JobCenter 連携) に加え、任意のコマンド実行が可能になりました。
- 定義したカスタムオペレーションをリクエスト(カタログ)化し、承認ワークフローを通した実行制御ができるようになりました。
外部インタフェース
- 一部機能について、REST API での制御が可能になりました。
- 一部機能について、コマンドでの制御が可能になりました。
その他
- より使いやすく機能的なデザイン(UI)に刷新しました。
- 任意のコマンドを呼び出せる拡張処理の実行タイミングが増えました。
- サーバ作成リクエストの承認時に、リクエスト内容を変更できるようになりました。
- サーバが所属する業務グループを変更できるように改善しました。
- 指定した業務グループに所属するサーバを一覧表示できるように改善しました。
- 物理サーバを管理できるように改善しました。
- サーバの拡張ディスク作成先としてRDM(Raw Device Mapping)に対応しました。
構築容易化
管理サーバ構築用Playbook(Ansible:構成管理ツール) を同梱しました。
管理可能なプラットフォームの拡大
- 仮想基盤として Windows Server 2019 Hyper-Vに対応しました。
- 管理対象のゲストOSとして Windows Server 2019 に対応しました。
- *1WebSAM vDC Automation Standard Edition の強化内容になります。
Ver5.0の機能強化ポイント(2018年4月20日出荷)
ポータルの機能強化
ハイブリッドクラウド連携 *1
Amazon Elastic Compute Cloud のインスタンスの管理が可能になりました。
マルチデータセンタ連携機能
シングルサインオン連携機能を利用することにより、 複数のデータセンタを統一的に管理(複数のポータルをシームレスに移動)する事が可能になりました。
ダッシュボード機能
ウィジェット機能でダッシュボード画面の自由なカスタマイズが可能になりました。
監視機能
監視テンプレートによる監視設定が可能になりました。
ネットワークプロビジョニング
vDC Automation Standard Edition でもセルフサービスポータルを通したテナント向けの論理ネットワーク構築が可能になりました。 *1
その他
- 自由に操作権限を割り当てられるカスタムロールの追加が可能になりました。
- サーバ作成などのリクエストやテナント作成前後に、コマンド呼び出しが可能になりました。
- 汎用オペレーション機能として、JobCenter と連携可能になりました。 *1 *2
構築容易化
インストール前後の準備や基本設定を簡易化する、構築自動化コマンドを用意しました。 *1
管理可能なプラットフォームの拡大
仮想基盤としてRHEL7.4 KVMに対応しました。
- *1WebSAM vDC Automation Standard Edition でサポートしている機能です。
- *2JobCenter は本製品に同梱しておりません。別途、準備していただく必要があります。
Ver4.0の機能強化ポイント(2017年4月17日出荷)
ポータルの機能強化
ハイブリッドクラウド連携 *1
NEC Cloud IaaS HA/STD-Plus のVM インスタンスを取り込み、ポータルからサーバを管理(VM電源制御/トポロジー表示)できるようになりました。
テンプレート プロビジョニング *1 *2
一度に複数のリソースの払い出しが可能になりました。
リソース管理
- VMをグループ化することができるようになりました。 *1
- VMコンソールにアクセスすることが可能になりました。 *1
- データストアに付与したストレージタグを指定してVMを作成できるようになりました。
- SigmaSystemCenter に登録されたVMを同期操作で取り込めるようになりました。
構築容易化
- サイレントインストールに対応しました。
- WebSAM vDC Automation Standard Edition 専用のインストーラを用意しました。 *1
管理可能なプラットフォームの拡大
- 仮想基盤としてvSphere6.5、Windows Server 2016 Hyper-V、RHEL7.3 KVMに対応しました。
- 管理対象のゲストOSとしてWindows Server 2016、RHEL7.3に対応しました。
- *1WebSAM vDC Automation Standard Edition でサポートしている機能です。
- *2別途、オプションライセンスが必要となります。
Network Automation(2017年9月15出荷)
企業ネットワーク向けの設定自動化強化
ネットワーク装置種別毎に設定する処理(ファイアウォール設定、フィルタ設定など)を抽象化した部品として標準機能に取り込みました。部品の組み合わせによりシナリオを作成することで、ユーザ個別のネットワーク運用に合わせた設定の自動化が可能になりました。
Ver3.0の機能強化ポイント(2016年6月10日出荷)
利用者向け監視ポータル機能追加
事業者だけでなく、テナント利用者が自身のテナント内のリソース(仮想マシンやサービス)の監視設定/状況管理ができるようになりました。
管理可能なプラットフォームの拡大
- 仮想基盤としてRHEL7.2 KVMに対応しました。
- 管理対象のゲストOSとしてRHEL7.2に対応しました。
Ver2.2の機能強化ポイント(2015年6月15日出荷)
ポータル追加
ポータルを追加して、利用者から簡単に仮想マシンの払い出しができるようになりました。
管理可能なプラットフォームの拡大
- 仮想基盤としてvSphere6、RHEL7.1 KVMに対応しました。
- 管理対象のゲストOSとしてRHEL7.1に対応しました。
Ver2.1の機能強化ポイント
クラウド事業者やプライベートクラウドの導入を進めている企業においては、災害対策・事業継続などの観点から一極集中を避けて、データセンターを分散配置するケースが増加しています。しかし、データセンターの広域・分散設置を行った場合は、データセンターごとに個別にネットワーク管理を行う必要があるなど、運用コストに大きな課題がありました。また、クラウド事業者においては、競争力を高めるためにデータセンターの設備投資や運用コストの抑制に対する要求が、ますます高くなっています。
今回の強化は、複数データセンターの運用コストを大幅に削減、最適化するものです。
広域、分散データセンター間ネットワークのSDN化による統合管理を実現
「UNIVERGE PF6800 Network Coordinator」と連携し、複数拠点にまたがるネットワークの統合管理が可能です。これにより、異なる地域にある複数のデータセンターを1つの仮想データセンターとして運用する事や、データセンター内でのリソースの逼迫時に自動的に地域を越えたデータセンター間におけるリソース融通が可能となり、機器や運用コストを削減する事ができます。
ネットワークオーケストレーションに限定した機能(WebSAM Network Automation)を提供
ネットワークリソースのオーケストレーションに限定した機能を提供。OpenFlowと既存ネットワークが混在したシステムにおいて、SDNを活用したネットワーク構築・運用の自動化を実現します。既に、マルチベンダ環境でITリソース運用を行っているシステムにも導入可能です。
Ver2.0の機能強化ポイント
OpenFlow技術の活用により、仮想サーバと仮想ネットワークを集中制御
仮想サーバの払出しや移設に伴うネットワーク設定変更作業の負荷は、構成変更が頻繁に行われるクラウド環境では深刻な課題となっています。
WebSAM vDC Automationは、クラウド基盤製品としていち早く、ソフトウェアでネットワークを制御するSDN(Software-Defined Networking)の概念を取り込み、NECのOpenFlow技術を実装したProgrammableFlow Controller「UNIVERGE PF6800」との連携によって、仮想サーバと仮想ネットワークの集中制御を実現。これにより、サーバ、ストレージに加えて、ネットワークの構築、運用までも自動化し、サービス提供までの時間短縮と運用管理者の管理負担を低減します。
利用者からの仮想サーバ払出し要求に応じて、予め定義したポリシーに従って、リソースプールから仮想リソースを自動的に割り当てます。ProgrammableFlow Controllerを介してテナントごとに、仮想ネットワークを生成し、OpenFlow対応スイッチの設定を自動化。さらに、仮想化機能を持つファイアウォールやロードバランサの設定、仮想サーバ生成、ストレージ割り当てを、事前に設定したシナリオにより自動化します。
また、OpenFlow技術の活用により、ネットワーク機器等の物理リソースの制約を意識することなく、サービス利用者の要求に応じた仮想サーバの払出しが、可能となります。
広域、分散データセンターの統合管理
広域に分散して設置されたデータセンターを一元管理することで、10万台規模の仮想サーバを保有する大規模な仮想データセンターとしても容易に運用できるようになります。
ソフトウェアリポジトリ
広域に分散して設置されたデータセンターでは、仮想サーバ構築に必要なVMテンプレートやOSパッチ、ミドルウェア等を、データセンターごとに管理する必要があり、パッチのアップデート等、日々の管理作業が、管理者にとって負担となっています。
これらのソフトウェアを、ソフトウェアリポジトリ(共有ストレージ)に集中化して一元管理し、広域、分散データセンター間で共有できます。これにより、ソフトウェアを1回登録すれば、どのデータセンターからでも、プロビジョニングができるので、管理者の管理コストを削減することができます。
また、利用者が既存の環境で使用していた、仮想マシンのVMテンプレートやOSイメージ、ミドルウェア等を、このソフトウェアリポジトリに登録することが可能です。これにより、既存の仮想化環境で構築した仮想マシンのイメージを、WebSAM vDC Automationが管理する環境に取り込み、容易に複数構築することができます(持ち込みVM)。
サービス利用者向けカスタム監視
サービス利用者向けに、払い出した仮想マシンについての監視機能をSaaS提供。管理者側で、仮想マシンに監視ソフトをインストールして、運用管理アプライアンスとして利用できるようにすることで、サービス利用者側で監視専用のマシンを用意することなく、監視をスピーディに開始することができます。
サービス利用者は、CPU、メモリ、ディスクやOracle、SQL Server、SAP等の各種ミドルウェアについて、監視内容をカスタマイズして利用できます。