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WebSAM NetvisorPro V - 機能詳細

WebSAM NetvisorPro Vは、ネットワーク運用管理の基本とも言える構成・障害・性能管理をベースに、拡張機能を組み合わせていくことで、ネットワークの保守や構築など幅広い管理業務をトータルにサポートします。

機能一覧

基本機能

機能 機能概要
構成管理
ネットワーク構成マップの表示 ネットワーク機器を自動発見し、構成マップを自動描画。フロアや機器、配線状況をグラフィカルに表示
フロントパネル表示 (NodeManager) 実物をイメージしたフロントパネルから、ポートの状態などを表示
装置コマンド実行 あらかじめ定義したコマンドをスケジュール指定でネットワーク機器に実行
障害管理
障害の検出、通知 機器の死活監視、SNMPトラップ監視、MIB閾値チェックなどにより、ネットワーク上の様々な障害を検出
監視のスケジュール実行 ネットワーク工事等のスケジュールに合わせて機器やマップ単位で監視の停止/開始が可能
アラート通報 特定アラート発生時に、電子メールやパトランプ等への通報やコマンド実行が可
通報のスケジュール実行 運用スケジュールに合わせて通報先・通報内容の変更が可能
カレントアラート 障害復旧すると自動で障害情報を削除、発生中のアラートのみ表示
アラート集約 アラート情報を集約表示し、トラブル解析を容易化
SYSLOG監視 SYSLOGを受信し一元管理
性能管理
リアルタイム分析 SNMPサポート装置がMIBで保持している性能情報を定期的に収集して蓄積し、リアルタイムに分析
性能レポート作成 蓄積した統計情報(MIB情報)をもとにレポート作成
証跡管理
証跡管理 監視画面/マネージャ上で行われた操作及び自動実行処理に対して履歴を自動記録
Webコンソール
Webコンソール WebブラウザでWebSAM NetvisorPro VとWebSAM Network Flow Analyzerの統合管理が可能
アノマリー分析 通常時の性能データから予測モデルを作成し、普段と異なる振る舞い(アノマリー)をリアルタイムに検知
トレンドライン分析 蓄積した性能データから将来の増減傾向を可視化

拡張・オプション機能

機能 機能概要
コンフィグ・ソフトウェア管理 (ResourceManager) マルチベンダ機器のコンフィグファイルやソフトウェアを管理
SYSLOG分析管理 (SyslogDiagnosis) SYSLOGナレッジにより自動分析し、その障害内容の管理と対処を日本語表示
SigmaSystemCenter連携 (NetworkProvisioning) サーバ構成変更に合わせてネットワーク機器のVLAN設定やロードバランサの負荷分散設定を変更

機能概要

WebSAM NetvisorPro Vは、インターネット標準プロトコルSNMP(※1)(Simple Network Management Protocol)を用いたネットワーク監視に加え、スイッチやルータの物理的な配線情報や機器のフロントパネルの表示など、ビジュアルな管理で障害情報を迅速かつ分かりやすく把握することにより、複雑化するネットワークの運用管理コストを大幅に削減することができます。

  • ※1
    SNMPはversion 1、2c、3に対応

また、ネットワークトラフィック監視や機器の状態監視から異常をすばやくキャッチし、未然に大きな障害を防ぐことで、ビジネスを支える重要な基盤であるネットワークの継続性を高めることが可能です。

運用イメージ

基本機能

構成管理

ネットワーク構成をビジュアルに管理するためのマップ表示機能、ネットワーク機器の配線状態を表示するトポロジ管理機能、任意の2点間の経路情報を表示する2点間マップ機能などを提供します。

IPv6ベースの通信においても、従来のIPv4と同様にSNMP情報(IPV6-MIB情報)を取得し各種機器の管理と死活監視による監視を実現します。

IPv6管理

ネットワーク構成マップの表示

ネットワーク機器を自動的に発見し、ネットワーク構成マップを作成します。マップ上ではフロアやネットワーク機器などをアイコンでわかりやすく表示します。またアイコンの配置等は自由にカスタマイズすることができます。背景のビットマップも自由にカスタマイズが可能です。

ネットワーク構成マップ
物理トポロジ管理機能

OADP/CDP/FDP/LLDP サポート機種であればネットワークを構成する機器の接続情報を収集し、マップ上に自動描画できます。また、手動による情報登録も可能です。これにより複雑なネットワーク機器の配線状態も一目で把握できます。

※OADP:Octpower Auto Discovery Protocol
CDP:Cisco Discovery Protocol
FDP:Foundry Discovery Protocol
LLDP:Link Layer Discovery Protocol

NetvisorPro Vは、次世代データセンターで注目のCisco Nexus7000/5000/2000等、さまざまなベンダーの機器の障害検出をサポートしています。
視覚に分かり易いマップ表示により、障害箇所の特定を迅速に行うことができ、運用時や障害時の運用管理者の負担を軽減します。

物理トポロジ管理
2点間マップ機能

端末からサーバまでなど、ネットワーク上の任意の2点間の経路情報をグラフィカルに表示します。 さらに、経路上の障害情報(リンク障害、高負荷)を同一画面上で容易に確認できるため、通信障害の原因等を素早く特定できます。

2点間マップ機能
装置情報の一覧管理

現在登録しているネットワーク構成情報( IPアドレス・SNMPコミュニティ名・SWバージョン等 )を外部ファイル( CSV )にエクスポートすることができます。これにより、装置情報を一覧表として資産管理することが可能です。
また、構成情報のインポート機能もサポートしています。大規模環境において多数の装置を登録する場合に使用することができます。

フロントパネル表示 (NodeManager)

実物をイメージしたフロントパネルからポートの状態などを容易に把握することができます。

パネルウィンドウ表示

フロントパネル表示により、実物をイメージしたリアルなパネルウィンドウを表示することが可能です。装置を目の前に置いてあるかのように リモートに監視することができます。
また、機器専用の管理項目が追加されます。

パネルウィンドウ
UNIVERGE IP8800/S6700 160
パネルウィンドウ
F5 Networks BIG-IP 6900
  • 専用パネル対応機種についてはサポート機種一覧をご参照ください。
  • 未対応の機器の場合は汎用パネルをカスタマイズすることで、より実際の装置パネルにあわせた外観を実現できます。
装置情報の詳細管理

機器情報の表示
機器のメモリ情報、温度情報、電源情報、ファン情報など、筐体固有の詳細情報を参照することができます。

構成情報の表示
インターフェース名・タイプ・速度・稼動状態等、ノードが持つ各種の構成情報をノードから直接取得して、表示します。

統計情報の表示
ノードが持つ各種の統計情報を各種フォーマット(スナップショット、表、折れ線グラフ、棒グラフ)で表示します。インターフェース情報のコリジョン数やFCSエラー数の他、 プロトコル情報では、IP・UDP・TCPなどの受信・送信・エラーなどを表やグラフに表示できます。また、RIPのUPDATE送信数やOSPFのLSA生成数などルーティング情報も表やグラフに表示できます。

装置コマンド実行

ネットワーク機器に対して、あらかじめ定義したコマンド列を、スケジュールを指定して発行することができます。

障害管理

ICMP(Internet Control Message Protocol)による機器の死活監視、SNMPトラップやMIBの監視などにより、ネットワークの状態変化を細かくとらえることで、迅速に障害を検出、管理者に通知します。

障害の検出、通知

ネットワーク上の様々な障害を検出することができます。

  • 機器の死活監視 (ICMP無応答により判断)
  • SNMPトラップ監視(ベンダ定義トラップも監視可能)
  • SYSLOGの監視
  • スイッチ・ルータのインタフェースアップ/ダウン
  • ネットワークの異常トラフィック
  • MIBのしきい値チェック
  • ホストリソース(CPU、物理メモリ、ディスク使用率)監視

発見された障害は次のような手段で通知されます。

  • マップ上のアイコンの色変化
    障害を検出した場合は、機器のアイコンの色が変わり、障害箇所を一目で把握できます。
  • アラート一覧への表示
    異常が発生した機器アイコンへのジャンプ機能により、複雑なネットワークにおいても一目で障害箇所を特定することも可能です。

アラート一覧

監視のスケジュール実行

ネットワーク工事等におけるスケジュールにあわせ、機器アイコン単位やMAP単位での監視の停止/開始が可能です。また、一部のネットワークの監視の停止/開始を手動(ワンクリック)で行うことも可能です。
監視停止箇所はアイコンの色が変わりますので一目で識別することができます。

アラート通報

特定のアラート発生時に通報を行うことが可能です。障害をすばやく発見し、管理者に通知します。

  • 電子メール通報
  • パトランプ通報
    • パトライト社と連携
    • アイエスエイ社 警子ちゃんと連携(アクション通報を使用)
  • アクション通報
    • コマンド実行
      任意のbat,cmd,exe等のプログラムを実行することが可能です
    • トラップ転送
      NetvisorPro Vで検出したアラート情報を他の管理システムへSNMPトラップとして転送することが可能

通報のスケジュール実行

運用スケジュールにあわせて、休日は通報先、通報内容を変更するなど、通報ルールのON/OFF制御(切り替え)が可能です。

カレントアラート

確認・調査が必要な未解決の障害情報のみを表示し、復旧すると自動的に情報を削除します。画面上には、現在発生中のアラートのみが表示されるので、重要な障害の見落としを防止することができます。

アラート集約

アラート情報を集約及び削減することが可能となります。これにより障害時の大量アラートを集約しトラブル解析が容易になります。

アラート集約機能
表示例(NW機器の特定ポートがLinkDown、LinkUpを繰り返した場合)
表示例:集約なし

集約なし:大量の同じアラートが表示されます。

矢印
表示例:集約あり

集約あり:同じアラートは集約され見やすくなります。

SYSLOG監視

機器の詳細な状態や障害内容を示すSYSLOG(システムログ)を受信し一元管理します。
RFC3164(The BSD syslog Protocol)に準拠したフォーマットのSYSLOGであれば機種を問わず受信し、アラート一覧に通知できます。

性能管理

NetvisorPro Vでは、SNMPをサポートする装置がMIBで保持している様々な性能情報を定期的に収集し、蓄積することができます。収集した性能情報を元に、リアルタイムに分析したり、性能レポート作成を行うことも可能です。
また、収集したデータはCSV (Comma Separated Value)形式で自動的に保存されます。

また、MIB計算式(収集した複数のMIB値を元に定義した式)を使用することで、複数のMIBデータの計算結果(回線使用率やパケットのエラー発生率など)をグラフやレポートとして表示することが出来ます。

リアルタイム分析

現在の状況変化をリアルタイムに確認する事ができ、 定常時のトラフィックの性質を知ることで、ネットワークの異常を早期に見つけることが可能になります。

ハブの特定ポートの通信量例

指定したハブの指定したポートの入出力データ量が適切であるか、データ量の傾向がどうなっているか、などの判断をするためのレポートを作成します。

性能レポート作成

蓄積した統計情報(MIB情報)をもとに、日単位、週単位、月単位、年単位にレポートを作成することができます。これにより、長期間の統計情報の傾向を把握することができます。特定ノードの通信量、CPUビジー率、ハブの特定ポートの通信量、WANのトラフィック、サーバの負荷等のレポート作成が可能です。

特定ノードの通信量例(日単位)

業務の変化に伴いトラフィック量の分析が必要な場合をサポートします。
Webアプリケーションの導入やサーバの追加に伴うトラフィック増加、拠点を結ぶ回線の契約内容の見直しなど、処理能力が適切であるか、負荷の集中度やデータ量の傾向がどうなっているか、などの判断をするためのデータを収集します。サーバ等、負荷の集中しがちなノードに対して収集するのが効果的です。

テンプレートに機器・ポート番号を設定するだけで、「日、週、月、年」単位のレポートを自動的に作成します。

証跡管理

内部統制などを強化するにあたって、「いつ」「誰が」「何の操作をしたか」といったオペレーション記録を保存するのは重要なポイントとなります。
WebSAM NetvisorPro V では、監視画面/マネージャ上で行われた操作および自動実行された処理に対して、操作内容、結果の履歴等をログ(オーディットログ)として自動記録することにより、ネットワーク運用管理のオペレーションに関する証跡管理を行うことができます。

証跡機能

Webコンソール

ダッシュボードを起点にWebSAM NetvisorPro VおよびWebSAM Network Flow Analyzerで管理している情報を参照、分析することが可能です。
各製品に無償で同梱されているため追加費用不要でご利用可能です。

Webコンソール

アノマリー分析

蓄積した過去のデータから通常時のトラフィック状態などを予測し、外れた場合にアノマリーとして通知することで、障害予兆などを早期に検出可能です。
また、通常時の振る舞いを基にした動的なしきい値監視により従来発生していた誤検知や検知漏れを軽減することが可能です。

一定時間予測範囲から外れた場合のアノマリー検知

トレンドライン分析

性能データの増減傾向から数ケ月後の通信状況を予測するなど、リソースのキャパシティ管理を行う際の指標として活用することで対策の検討が可能です。

トラフィックの増加傾向の予測