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Linux,UNIX環境でのWebSAM JobCenterイベントログの出力方法

JobCenter Lab vol.21

こんにちは。
WebSAM JobCenter ブログ担当の坂本です。

今回は、Linuxを含むUNIX環境でのWebSAM JobCenterイベントログの出力方法をご紹介します。本機能を利用することでWebSAM JobCenterのジョブ実行状況をテキストログ監視が可能な運用監視製品へ通知することが可能です。なお、Windows版のログ出力方法は以前にご紹介しておりますので下記にご案内いたします。

JobCenter Lab vol.13
統合監視ツールからボタン1つでジョブの異常個所を確認する方法
https://jpn.nec.com/websam/jobcenter/blog/vol13.html

<補足>
WebSAM SystemManager G(SystemManager)でWebSAM JobCenterのジョブ実行状況を監視する場合、WebSAM JobCenter R14.1(Linuxを含むUNIX版)まではAPIでの連携が可能でしたが、WebSAM JobCenter R14.2以降では今回ご紹介するテキストログでの連携のみとなります。

ログの出力設定

MGサーバに管理者権限で接続し、以下のファイルを編集します。

/usr/spool/nqs/gui/jnwcaster.conf

クラスタ環境の場合には以下のファイルを編集します。
共有ディスク上の<JobCenterDBパス>/nqs/gui/jnwcaster.conf

jnwcaster.confファイル先頭箇所に記載のあるパラメータ「LOGFILE」と「LOGSIZE」の値を修正します。以下の赤い文字のように修正してください。下記はサンプルですので環境に応じて変更してください。
# LOG (absolute path
# or relative path to GUI spool directory(/usr/spool/nqs/gui/))
LOGFILE /testdata/log/jobcenter.log
LOGSIZE 1024

「LOGFILE」はログファイル名、「LOGSIZE」はログファイルの最大サイズ(KB)です。ログファイルの最大サイズを超過するとログファイルがローテーションされ、jobcenter.log.bakというファイルが作成されます。

次に単位ジョブのエラーと警告が発生した場合にログを出力するように設定します。以下の赤い文字のように「OFF」から「ON」へ変更してください。
# OpenView Message Switch
#Event Event-Name ON/OFF
EVENT jnwsv.jnw.root.start MESSAGE=OFF LOG=OFF

EVENT jnwsv.uj.end MESSAGE=OFF LOG=OFF
EVENT jnwsv.uj.err MESSAGE=OFF LOG=ON
EVENT jnwsv.uj.estop MESSAGE=OFF LOG=OFF
EVENT jnwsv.uj.ovt MESSAGE=OFF LOG=OFF
EVENT jnwsv.uj.cri MESSAGE=OFF LOG=OFF
EVENT jnwsv.uj.warn MESSAGE=OFF LOG=ON

jnwcaster.confファイルを保存して閉じます。
WebSAM JobCenterを再起動します。WebSAM JobCenterの停止、起動コマンドは以下となります。
/usr/lib/nqs/nqsstop
/usr/lib/nqs/nqsstart

クラスタサイトの場合は、利用しているクラスタソフトウェアでのパッケージ再起動方法に従ってください。

ログの出力確認

ログが出力されるか確認します。エラーを発生させるために「exit 1」と記載した単位ジョブを作成します。

イメージ

作成したジョブネットワークを右クリックして即時投入を行います。単位ジョブがエラーとなっていることを確認します。

画面イメージ

MGサーバに接続し、設定したログファイルが作成されているか確認します。

[root@〇〇 log]# cd /testdata/log/
[root@〇〇 log]# ls
jobcenter.log

ログファイルの中身を確認してみましょう。
[root@〇〇 log]# more jobcenter.log
09/09 14:13:53 JNW_UNITJOB_ERROR "test:JOB1"(root) START(14:13) EXITCODE=1

1レコード1メッセージの形式で単位ジョブのエラーイベントが記録されていることが確認できました。

ログが1M(1024KB)を超過すると、ログがローテーションされてjobcenter.log.bakが作成されます。
[root@〇〇 log]# ls -l
-rw-r--r-- 1 root root 75 9月 9 14:31 jobcenter.log
-rw-r--r-- 1 root root 1011266 9月 9 14:31 jobcenter.log.bak

監視ツール側でjobcenter.log.bakも監視することでログローテーション時のメッセージロストを防止することが可能です。詳細については「JobCenter Lab vol.13 統合監視ツールからボタン1つでジョブの異常個所を確認する方法」の「2.1 WebSAM SystemManager Gのログ監視設定」をご確認ください。

参考となりますが、警告の場合は以下のようなイベントが出力されます。
09/09 14:35:34 JNW_UNITJOB_WARNING "test:JOB1"(root) START(14:35)

もちろん単位ジョブのエラー、警告以外のイベントをログに出力することも可能です。出力可能なイベント一覧については下記のドキュメントをご確認ください。
https://jpn.nec.com/websam/jobcenter/download.html
  ⇒WebSAM JobCenter環境構築ガイド
   ⇒12.2.4. イベント一覧

おわりに

今回のブログはいかがでしたでしょうか?Linux,UNIX環境でのログ出力方法についてご確認頂けたかと存じます。以下のWebページから60日間無償で利用できるWebSAM JobCenterの試用版がダウンロードできますので、ぜひ機能をお試しください。

[試用版]
https://jpn.nec.com/websam/jobcenter/trial.html

[インストールガイド等のマニュアル]
https://jpn.nec.com/websam/jobcenter/download.html

本ブログは皆様から頂いた様々なお問合せを参考にして更新しております。今後も皆様のお役に立つ情報を発信して行きたいと考えておりますのでWebSAM JobCenterブログをよろしくお願いいたします。

[参考情報]
https://jpn.nec.com/websam/jobcenter/download.html
  ⇒WebSAM JobCenter環境構築ガイド

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