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WebSAM FileTransfer - 特長/機能
機能一覧
プラットフォームとして、Windows、HP-UX、AIX、Solaris、Linuxをサポートしています。相互接続もできます。(詳細については、価格表等を参照してください。)
ファイルの同報転送
同じファイルまたはディレクトリを、1つの転送元システムから複数の転送先システムに、同時に転送することができます。また、予め転送先をグループとして登録し、転送時にグループ名を配信先として指定することで同報転送を行うこともできます。
負荷分散型ファイル転送
転送の中継を行うシステム(転送中継システム)をネットワーク上に配置し、転送元システムが、転送中継システムにファイル転送の中継を依頼することにより、転送元システムでのファイル転送回数を削減でき、転送元システムの負荷を分散させることができます。
論理ファイル名の登録/変更/削除機能
システム内で一意に識別される論理ファイル名とファイルの格納位置(物理ファイル名)の対応を登録/変更/削除します。論理ファイル名は、一つのファイルまたは一つのディレクトリと対応付けることができます。
論理ファイル名にディレクトリを対応付けた場合、その論理ファイル名を指定したファイル転送では、ディレクトリ配下の全てのサブディレクトリおよびファイルが転送対象となります。論理ファイル名と転送先システムを指定することにより、ファイルの配信および集信が行えます。
なお、物理ファイル名と転送先システムを指定して、転送することもできます。
高効率・高性能なファイル転送
1つのファイルを転送することはもちろん、ディレクトリ配下の全ファイルを一括転送、複数の論理ファイル名を指定して一括転送することもできます。また、ファイル送信側システムのパス指定に、ワイルドカード集配信のための文字を含めることにより、一度の転送要求で名前の形式がマッチするファイル/ディレクトリを転送することもできます。
さらに、大容量のファイルやディレクトリ配下の多数のファイルを転送する場合には、ファイルを転送前に圧縮し、転送後に伸長する圧縮・伸張機能を使用することにより転送データ量を削減し、ネットワークの負荷を軽減することができます。ファイルの圧縮・伸張機能を使用する/しないはファイル転送の指示ごとに選択することができます。
スケジュールによる自動ファイル転送
転送を開始する日時を指定して転送指示を行うことができます。日時が指定された転送指示はスケジュールされ、指定の日時になると自動的にファイルの転送を開始します。この機能を利用することにより、ネットワークの使用率が低い夜間に大量のデータを転送するようなことが簡単にできます。
転送結果は、転送先システム毎に確認でき、スケジュールによる夜間自動転送を行っても、翌日、転送結果を確認できます。
ファイル転送操作の簡易化
同報転送機能により、複数の転送先システムに簡単にファイルを転送できます。
また、リモートからの転送操作により、ネットワーク内に分散配置されたファイルの転送操作を簡単に行うことができます。
障害復旧
WebSAM FileTransferを構成する転送システムを二重化システム構成にすることで、障害が発生しても代替システムによる切り替え運用が可能です。転送元システムのダウン後の復旧処理(ウォームスタートによるダウン時に処理していた要求の復旧・再処理)もサポートしています。
また、中継経路および中継システムにて障害が発生した場合、代替の中継経路および中継システムに切り替えて運用を継続することが可能です。
豊富な処理要求インターフェースの提供
API(アプリケーションインタフェース)を使用することにより、アプリケーションからWebSAM FileTransferの提供機能を利用することができます。
例えば、ファイル転送の開始/終了の通知機能を利用すれば、「ファイル転送後に、 転送したファイルを使用するアプリケーションを起動する」というような、連携動作を行う アプリケーションなども簡単に構築することができます。
また、コンソールコマンド(ファイル転送指示、論理ファイルの登録/削除)も提供しています。
プログラム連携機能
ファイル転送を開始する前、あるいはファイル転送が終了した後に、指定したプログラムを転送先システム上で起動させることができます。
転送流量制御機能【Ver4.0 追加機能】
変動するネットワークの混雑度や通信相手のデータ受信性能に応じて、データの送出速度を自律的に変動させることができます。これにより、ネットワークへ負荷をかけることなく、最適な送出速度を保ちながらファイル転送を行うことができます。
ftftrnexコマンドによる中継転送対応【Ver4.1 追加機能】
ftftrnexコマンドを使用しての中継転送が可能となりました。これにより、中継システムを経由してのワイルドカード転送、バージョン管理転送、プログラム連携転送を行なうことができます。
転送履歴情報の採取機能強化【Ver4.1 追加機能】
転送履歴情報の採取機能を強化しました。これにより、従来の転送終了の契機に出力していた転送履歴情報を、"転送受付"、"転送開始"、"転送終了"の契機で転送履歴情報を出力するようになりました。中継転送時は、"中継受信完了"、"中継転送開始"の契機でも転送履歴情報を出力します。
esmftcコマンドによるファイル集信機能【Ver4.1 追加機能】
ファイル集信が行えるesmftcコマンドを新たに追加しました。これにより、FileTransfer クライアント製品をインストールしているシステムにおいて、ファイル集信を行うことが可能となりました。
レジューム配信機能【Ver5.0 追加機能】
WebSAM DeliveryManager Standard Edition Ver8.0と組み合わせることで、ファイル転送処理が中断された場合でも、転送済みデータの続きから転送を再開できるようになりました。これにより、転送済みデータを有効に活用して、効率的な転送が可能となります。