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VirtualPCCenter における VI3.5 Update4 適用に関する注意事項

VI3.5 Update4 (以下 VI3.5 U4と略す)を利用いただく上で下記の注意事項があります。
以下の内容を確認いただき、適用をお願いします。

VI3.5 Update4サポートバージョン

VirtualPCCenter2.1 かつ SigmaSystemCenterのバージョンが 2.1-7936(SSC2.1 Update1) 以降である環境。

VPCC2.1を購入いただいたお客様で、次の条件のどちらかに当てはまる場合は、2.1-7936(SSC2.1 Update1)となります。

  1. SSCのインストールメディアに「SigmaSystemCenter2.1 Update1 VPCC用」と記載されたメディアでインストールされた環境 (2009年3月中旬以降購入のお客様には このメディアが同梱されています)。

  2. VPCC2.1に対して SigmaSystemCenerのパッチ SSC0201-0002 を適用された環境。

動作環境およびアップグレード手順に関して

VI3.5 U4の動作環境およびアップグレード手順については、PPサポートサービスに掲載の各ドキュメントを参照してください。
ここでは、特に注意していただきたい項目を記載しています。

主な関連ドキュメント

  • VMware ESX Server 3.5 Update 4
    ESX Server 3.5 Update 3 からのアップグレード手順

  • VMware VirtualCenter 2.5 Update 4 (英語版)
    VirtualCenter 2.5 Update 3 (英語版)からのアップグレード手順

  • ESMPRO/ServerAgent for VI3 説明書

動作環境に関する補足

  • ESX 3.5 U4 が動作可能な 仮想PCサーバは、VMwareの認証が完了しており、かつ ESMPRO/ServerAgentの対応が必要です。
    VMwareの認証が完了しているサーバやESMPRO/ServerAgentの対応状況については、お問い合わせ下さい。
  • VPCC2.0以前をお使いのお客様はVPCC2.1へバージョンアップを行ってください。バージョンアップ媒体はPPサポートサービスのページにて申請いただくことで入手可能です。
    また、VPCC2.1をお使いのお客様で、SSC2.1(Updateなし)をお使いのお客様は、Update1を適用してください。Update1はPPサポートサービスのページからダウンロードできます。
  • ESX3.5 U4 対応のESMPRO/ServerAgent for VMware Infrastracture3は、PPサポートサービスのページから最新版をダウンロードして、 アップデートしていただく必要があります。

    VPCCに添付の ESMPRO/ServerAgentは 順次 最新版に差し換えております。
    ご購入の VPCCに添付の ESMPRO/ServerAgent の CD媒体表面下に記載の番号「ID:243-112482-001-X」 の X 部分が 「J」以降の場合は、 U4対応済みバージョンとなります。

アップグレード手順に関する補足

  • VI3.5 の Updateを適用する場合は、Update1 → Update2 → Update3 → Update4 を順番に適用いただく必要があります。
    例えば Update1 環境から 直接 Update4 を適用することはできません。

  • ESX3.5 U4 を利用する場合は、かならず VirtualCenter2.5 を U4 にアップグレード後、ESXの Updateを適用してください。

  • SigmaSystemCenterで、仮想PCサーバおよび仮想PCの監視を行い、障害発生時に復旧処理を行うようなポリシ定義をしている場合、 ESX にUpdateを適用する前に、以下のいずれかを行ってください。
    • SigmaSystemCenterのサービス(PVMService)を停止する(推奨)
    • Update適用を行う仮想PCサーバおよびその上で動作する仮想PCに対して メンテナンスモードに変更する

アップグレード後の処置に関する注意

  • VI3.5 U4 にアップデート後、ESX上の pegususサービスの停止を必ず行ってください。詳細な停止手順については、お問い合わせ下さい。

  • VI3.5 U4では、SSCによる仮想マシンサーバ・プロビジョニングは利用できません。

  • VI3.5 U2 および U3での注意事項のうち、「VMware Host Agent構成ファイルの設定変更」は、U4では対処不要です。

VI3.5 Update4 までで強化された主な機能の利用について

  • Enhanced VMotion Compatibility
    VPCC2.0 および VPCC2.1 では利用不可。
    VPCC2.1 かつ SSC2.1 Update1 では利用可能。

  • 仮想マシンのライブでのクローン作成
    利用不可。

  • VirtualCenter のアラーム(健全性の確認)
    利用不可。

  • 仮想ディスクのホット拡張のサポート
    利用可能。

  • Windows シングル サインオンのサポート
    利用可能。

  • 新規ゲストOS(Ubuntu 8.04.1、RHEL 4.7)のサポート
    利用不可。