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OLF/DL-OW - 特長・機能
機能
OLF/DL-OWは、以下の機能を提供します。
- ※機能に対応しているOSをご利用されている必要があります。
対応OSについては、「OLF/DL-OW 機能対応OSバージョン表」を参照してください。
バッチジョブの実行結果をリモートへ自動配信
- JCLで指定する配信先のプリンタサーバに、OLWライタもしくはシステムライタ経由でデリバリを配信します。
- システムライタを利用する場合は、デリバリの出力クラス毎に配信先を設定する事ができますので、JCLで配信先を指定する必要はありません(JCLの変更が不要)。
【参考】
OLWライタ、システムライタを利用する場合のパラメータ指定NETADDRサブファイル*1 $OUTPUT文 WRQ 出力クラス WRITER ADDRESS FORMSET OLWライタ OLW 任意
$OUTPUTでのADDRESSパラメータに依存するため、あえて設定の必要はない。OLW 指定必須 任意
(既定値をNETADDRサブファイルに指定可能)システムライタ SYS 指定必須 -
クラスを分けることでNIPとも共存可能
-
ALL指定の場合、すべてのデリバリを対象とする
-
複数指定可能
STANDARD 指定不可
(クラス指定に従う)任意
(既定値をNETADDRサブファイルに指定可能) -
- *1OLF/DL-OWで配信先のプリンタサーバを定義するサブファイル
フォームオーバーレイによる帳票印刷
- PrintPortの出力帳票は、ページ単位でのフォームオーバレイの切替が可能です。
Printview,PC-OPENWRITERの出力帳票は、デリバリ単位にフォームオーバレイの切替えが可能です。
センタライタデリバリ印刷機能
- センタプリンタ装置が印刷対象にしているデリバリを印刷する機能です。
この機能により、センタプリンタ装置へのデリバリ印刷業務をOLF/DL-OWへ移行する際のユーザ資産(JCLなど)の変更が少なくなり、センタプリンタレスシステム(センタプリンタ装置が存在しないシステム)への移行コストを軽減することが可能です。
代替プリンタ配信
- プリンタサーバの障害発生時、あらかじめ設定しておいた配信先に自動的に切り替えて配信を行います。
強制出力デリバリの配信
- MTに強制出力したデリバリを直接読み込んで配信しますので、従来必要であった、PIFLOADの介入が不要となります。これにより、従来の懸念であった、高負荷時のジョブ数増加や中継ファイル確保が不要となります。
即時配信機能
- デリバリ配信時にスプールファイルを作成せずリモートプリンタソフトへ配信する機能です。この機能により、リモートプリンタソフトへのデリバリ配信時間の短縮を実現します。
デリバリ保持機能(印刷結果受信機能)
- リモートプリンタソフトに配信したデリバリの印刷完了を受信するまでACOS-4上にデリバリを保持する機能です。 この機能により、配信完了前にディスク障害などでリモートプリンタソフト上のデリバリが消失しても、ACOS-4上でジョブを再実行することなく、保持しているデリバリを再配信するだけで印刷を行うことができます。
ページヘッダ作成指定機能
- システムユーティリティの実行結果をリモートプリンタソフトへ配信する場合、ヘッダを作成する場所(ACOS-4/プリントサーバ)を指定する機能です。本機能でプリントサーバを指定すればACOS-4上にフォームが不要となり、プリントサーバ上でフォームを一元管理できます。
デリバリ出力クラス情報表示
- OLF/DL-OWの論理プリンタ一覧表示(「OLW DN AD=ALL」コマンド)にデリバリ出力クラスを表示します。
動作環境情報(CONFIG)表示
- OLF/DL-OWの動作環境情報(CONFIG)をコンソールに表示します。
SMF出力強化(出力ページ数)対応
- リモートプリンタソフトに配信したデリバリの印刷結果(出力ページ数)を受信し、ACOS-4上のSMFに印刷結果(出力ページ数)を出力する機能です。本機能により、ACOS-4上で出力ページ数の集計を行うことができます。
新規追加したNETADDRの記述形式
- OLF/DL-OWの動作環境情報(NETADDR)をKEY=VALUE形式で記述できます。