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コーポレート・ガバナンス体制
- 当社のコーポレート・ガバナンス体制の概要は、以下のとおりです。
当社は、会社法上の機関設計として指名委員会等設置会社の形態を採用しています。監督と執行を明確に分離することで、取締役会による監督機能を強化するとともに、執行役への大幅な権限委譲により意思決定と事業遂行の迅速化をはかります。また、それに合わせ執行側のガバナンス強化を推進します。
監督機能
取締役会
(1)取締役会は、取締役および執行役の職務執行の監督と、当社の経営の基本方針に関する重要事項の審議を通じて経営の方向性を定める役割を担います。
(2)取締役会は、各取締役の職務経歴、専門分野、国際性、ジェンダー等の多様性と適正規模についてバランスを考慮して構成します。また、独立性確保の観点から、取締役の過半数を独立社外取締役で構成することとします。
(3)社外取締役の独立性については、東京証券取引所が定める独立性に関する判断基準および当社が定める「社外取締役の独立性判断基準」に基づき判断します。
取締役一覧(2024年6月21日時点)
(役職名) | (氏名) |
---|---|
社外取締役 | クリスティーナ・アメ―ジャン |
社外取締役 | 岡 昌志 |
社外取締役 | 岡田恭子 |
社外取締役 | 望月晴文 |
社外取締役 | 岡田譲治 |
社外取締役 | 山田義仁 |
社外取締役 | 佐藤慎次郎 |
社外取締役 | 長田志織 |
取締役(取締役会議長) | 新野 隆 |
取締役 | 森田隆之 |
取締役 | 藤川 修 |
取締役 | 松倉 肇 |
取締役 | 小幡 忍 |
指名委員会
(4)指名委員会は、株主総会に提出する取締役の選任および解任に関する議案の内容のほか、当社の役員人事に関する事項(代表執行役社長のサクセッションプランを含む。)について、客観性、公平性、透明性の視点から審議を行います。
(5)指名委員会は、取締役3名以上で組織し、その過半数は、独立社外取締役とします。また、同委員会の委員長は、独立社外取締役が務めることとします。
指名委員一覧(2024年6月21日時点)
(役職名) | (氏名) |
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指名委員長(社外取締役) | 望月晴文 |
指名委員(社外取締役) | 岡 昌志 |
指名委員(社外取締役) | 山田義仁 |
指名委員(取締役) | 新野 隆 |
報酬委員会
(1)報酬委員会は、取締役および執行役の報酬等の方針の策定、取締役および執行役の個人別の報酬等の内容の決定など当社役員の報酬に関する事項について、客観性、公平性、透明性の視点から審議を行います。
(2)報酬委員会は、取締役3名以上で組織し、その過半数は、独立社外取締役とします。また、同委員会の委員長は、独立社外取締役が務めることとします。
報酬委員一覧(2024年6月21日時点)
(役職名) | (氏名) |
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報酬委員長(社外取締役) | 岡 昌志 |
報酬委員(社外取締役) | 山田義仁 |
報酬委員(社外取締役) | 佐藤慎次郎 |
報酬委員(取締役) | 森田隆之 |
監査委員会
(1)監査委員会は、執行役および取締役の職務執行の監査等を行います。監査委員会は、取締役会において、定期的に監査計画および監査結果を報告するほか、代表執行役社長に対し、監査結果を踏まえ提言を行います。
(2)監査委員会は、当社または当社子会社の業務を執行しない取締役3名以上で組織し、その過半数は、独立社外取締役とします。また、同委員会の委員長は、独立社外取締役が務めることとします。
(3)監査委員会は、必要があると認めたときは、常勤の監査委員を選定することができることとします。
(4)監査委員会の委員は、財務・会計、法務等、監査に必要な知識や経験を有する取締役から選定することとします。
監査委員一覧(2024年6月21日時点)
(役職名) | (氏名) |
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監査委員長(社外取締役) | 岡田譲治 |
監査委員(社外取締役) | 岡田恭子 |
監査委員(社外取締役) | 望月晴文 |
監査委員(社外取締役) | 佐藤慎次郎 |
監査委員(社外取締役) | 長田志織 |
監査委員(取締役)(常勤) | 小幡 忍 |
執行機能
執行役
執行役は、取締役会からの委任を受けて当社の業務執行を担います。当社は、執行役に対し大幅な権限委譲を行うことにより、業務執行に関する意思決定と事業遂行の迅速化をはかるとともに、これにあわせた執行側のガバナンス強化を推進します。
チーフオフィサー制
当社は、全社横断的に戦略を実行するため、チーフオフィサー制を導入しています。代表執行役社長の指揮のもと、各チーフオフィサーは、自らが担当する主要なグループ横断機能の領域において、NEC グループにとって最適な経営基盤の構築および運用に取り組んでいます。
経営会議
当社は、機会とリスクの両面から質の高い意思決定を行うため、執行側の最上位審議体である経営会議および経営会議と連携する会議体を設置しています。経営会議は、ビジネスユニット長やチーフオフィサーなどの執行役で構成され、経営方針や経営戦略などNEC グループの経営に関する重要事項の審議および重要な業務執行案件の審査を行っています。経営会議と連携する会議体は、その役割・権限に応じて各担当事項の事前審議等を行います。
経営会議と連携する主な会議体の概要
(会議体名) | (概要) |
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予算執行会議 | 年度予算に関する進捗管理 |
財務委員会 | 財務戦略に関する多面的な検討 |
事業戦略会議 | 事業戦略の討議、重要事項の共有 |
投融資会議 | 投融資に関する多面的な検討 |
重要契約リスク審査会議 | 重要な営業契約等 に関するリスク低減を目的とした多面的な検討 |
リスク・コンプライアンス委員会 | 全社リスクの管理およびコンプライアンスに関する多面的な検討 |
全社リスクマネジメント体制
当社は、NEC グループの事業に関連する社内外のリスクを的確に把握し対応するため、リスク・コンプライアンス委員会を中心とした全社横断的リスクマネジメント体制を整備しています。経営上の重大なリスクへの対応方針その他リスク管理の観点から重要な事項については、リスク・コンプライアンス委員会において十分な審議を行うほか、特に重要なものについては、経営会議および取締役会に報告することとしています。
グループ内部監査部門(内部監査部門)
当社は、当社およびグループ会社の内部監査を行う部門として、グループ内部監査部門を設置しています。グループ内部監査部門は、NECグループにおける適法かつ適正・効率的な業務執行の確保のための監査を実施し、問題点の指摘と改善に向けた提言を行っています。
なお、内部監査部門を有する一部の子会社とは、監査の高度化に向けて情報交流を行うなどの連携を行っています。グループ内部監査部門のスタフは約90名です。
リスク・コンプライアンス統括部(コンプライアンス推進部門・全社リスク管理部門)
当社は、コンプライアンス推進部門および全社リスク管理部門として、リスク・コンプライアンス統括部を設置しています。リスク・コンプライアンス統括部のスタフは、コンプライアンス推進、全社リスク管理、財務報告の適正性の確保等を担当する者と合わせて約70名です。