MultiSync® MD322C8
【販売終了】
- 特長
- 仕様
特長
高解像度液晶パネルの採用による高画質の画像表示
32型のワイド画面に、高解像度800万画素(8メガピクセル)の情報量を表示
8MP(3,840×2,160ドット)の高解像度液晶パネルの採用により4MPモデル2台分の解像度をシームレスで表示できます。2台並列設置と比べ、ディスプレイ間のベゼルもなく、左右の視線移動の負担の軽減と、机上の省スペース化ができます。
「広視野角IPS方式液晶パネル」
色や階調特性の変化が少ない画像表示
視野角は左右176°上下176°。斜めから見ても色や輝度の変化が少ないため、複数の人がそれぞれ違った角度からディスプレイを見ながら色を確認することができます。
Adobe® RGB を99.2%カバーするIGZOテクノロジー採用パネルを搭載
広色域LEDバックライトの採用により、Adobe® RGBに相当する色域を99.2%カバーしました。高品位な画像を忠実に色再現することができます。
電源オンから、すぐに作業できる「輝度と色の安定性」
輝度・カラーフィードバックシステムにより、電源を投入した直後、不安定な状態にある輝度と色を短時間で安定させます。
画像のギラツキ感を抑え、本来の色で見られる「アンチ・スパークリング・フィルム」
パネル表面のギラツキ感を抑え、明所環境でのコントラストが向上します。
暗い作業環境下でも、締まりのある黒を表示
斜め方向から見ても正しい色で確認できる広視野角IPS方式液晶を採用。時に暗い環境で使用する場合の表示品位が向上します。
画面の輝度ムラや色ムラを均一に表示する「ムラ補正機能(Uniformity)」
1枚ごとに表示特性が異なる液晶パネルは、それぞれムラの発生する場所なども違います。ムラ補正機能は、輝度ムラや色ムラを補正・軽減し、JESRA X-0093※で求められる均一な画面を表示できます。
- ※(社)日本画像医療システム工学会(JIRA)規格「医用画像表示モニタの品質管理に関するガイドライン」の輝度の均一性。
品質管理ソフトウェア「GammaComp® MD QA」対応
定期的な表示品位確認(不変性試験)を行う際に便利な多機能品質管理ソフトウェア 「GammaComp® MD QA※」に対応。ガンマ特性や白色点、輝度などのキャリブレーションの実施および、その履歴管理なども行うことができます。
- ※オプションの外部カラーセンサが必要です
ディスプレイ単体でキャリブレーションができる「Stand-Alone Calibration機能」
PCや専用アプリケーションを使わないNEC独自のキャリブレーションが実施可能になります。
Self Calibration
バックライトセンサおよび表示特性を再校正します。
DICOM Measure
DICOM Part14 の適合試験を実施します。
Copy Calibration
他のディスプレイの輝度や白色点に合わせます。
消費電力を低減する省電力管理ソフトウェア「Power Save Management Software」
パソコンのスクリーンセーバー機能が作動した時に、医用画像表示用ディスプレイのバックライトを消灯し、スクリーンセーバーから復帰した際に、バックライトを点灯させる、省電力管理ソフトウェアを標準添付。ディスプレイの消費電力を低減することができます。同様に特定のアプリケーションに連動してバックライトの点灯・消灯を制御することもできます。
例えば、ディスプレイの2面構成(電子カルテ表示用1面、医用画像表示用1面)で、本ソフトウェアを、画像ビューワと連動するように設定した場合、電子カルテ用ソフトのみ起動した際は、医用画像表示用ディスプレイのバックライトは消灯、画像ビュ-ワの起動でバックライトを点灯し、医用画像を表示することができます。消費電力を低減するだけでなくバックライトの長寿命化と、表示品質の維持にも有効です。
画面のちらつきを抑えて目が疲れにくい「フリッカー対策」
独自設計のLED 駆動回路により、画面のちらつきを抑えました。目が疲れにくく長時間使用できます。
滑らかな階調で色を忠実に再現する「14bitガンマ補正機能」
DisplayPort™端子やHDMI®端子からの10bit入力に対応。RGB各色に14bitルックアップテーブルを採用し、約10億7374万色の表示ができます。
色再現を長期間維持。
自動的に画面を補正して、定期的なキャリブレーション作業から解放される「セルフカラーコレクション」
バックライトの経時変化による輝度や色の変化を感知できる高精度なフィードバックセンサをディスプレイに内蔵。外部カラーセンサなしでも、目標とする表示特性に対し、常に秒レベル単位で補正を行います。また、外部カラーセンサによるキャリブレーションを行うことなく、長期間に渡って表示特性を維持できます。定期的なキャリブレーション操作をしなくても、心おきなくディスプレイを使用できます。
ディスプレイは、時間の経過とともに表示する色が変わっていきます。
長期間ディスプレイを使い続けていると色味や輝度が変化して、正常な色を表示できなくなります。そのため、定期的にディスプレイのキャリブレーションを実施して正常な元の表示状態へ再調節しなければなりません。
外部カラーセンサの精度でディスプレイを運用できる「ベースキャリブレーション」
ベースキャリブレーションは、ディスプレイ内部の色の基準となるデータを、工場調整値やセルフカラーコレクションにより設定された値から、1度の作業で外部カラーセンサの測定値に置き換える機能です。目標値ごとのキャリブレーション作業が不要で複数台のディスプレイを特定の外部カラーセンサで運用している場合、効率よくセンサの色の精度でディスプレイの運用が行えます。
- ※ベースキャリブレーションには、オプション(別売)のカラーキャリブレーション・ソフトウェア SpectraView® Ⅱと外部カラーセンサが必要です。オプションのカラーセンサ 「LCD-MDSVSENSOR®3」 を本機に直接接続して実行することもできます。 (セルフキャリブレーション機能)
使いやすさを追求した設計。
長寿命で耐久性に優れた「高剛性ボディ」
液晶パネルが組み込まれた筐体には、剛性の高い堅牢なボディを採用。さらに、放熱性に優れた構造でパネルの長寿命化と冷却ファンレスを実現しました。
DisplayPort™、HDMI®を含む豊富な入力端子
DisplayPort™端子(Ver.1.2準拠)を含め、デジタルAV機器との親和性が高いHDMI®端子を装備しています。更に、汎用PCで広く普及しているDVI-D端子を加えた、最大6系統入力を備えています。
(HDMI®とDVI-Dは同時に使用できません)
INPUT CONFIGURATION 機能
DisplayPort™ 2系統、HDMI® 4系統などに分割して4K表示を行う場合の表示設定を、1クリックで行うことができます。設定後は分割を気にせず1画面として扱うことができるため、ピクチャーモードの設定などを一度に行うことができます。
4K(3840×2160)60Hz表示 に対応する組合せ
- DisplayPort™(Ver.1.2) 1系統使用
- DisplayPort™(Ver.1.1a) 2系統使用
- DVI-D(Dual link) 2系統使用
- HDMI® 1.4 2系統使用
- HDMI®(Full-HD) 4系統使用
4K(3840×2160)30Hz表示 に対応する組合せ
- DisplayPort™(Ver.1.1a) 1系統使用
- DVI-D(Dual link) 1系統使用
- HDMI® 1.4 1系統使用
最大4画面の分割表示で、作業効率が向上。
最大6系統の入力から選択※し、2画面または4画面の別々の入力信号を同時にマルチ表示することが出来ます。また、分割した画面毎に、異なる画面設定を記憶させることが可能。たとえば、医用画像や内視鏡画像を同時に表示する際にそれぞれに合わせた輝度で表示することができます。
- ※HDMI® とDVI-D は同時使用できません。
オプション用スロットを装備
本体背面にオプションスロットを備えています。
対象機種:
- HD-SDIボード/SB-01HC
- 3G-SDIボード/SB-04HC
- ビデオ・エクステンダ 受信器/SB-07BC
2台のパソコンでキーボードやマウスを共有できる「USB3.0ハブ機能」
USBアップストリームポートを2つ、USBダウンストリームポートを3つ装備。キーボードなどのUSB機器を、ディスプレイに接続されたMacとWindowsなどの2台のパソコンで共有し、切り替えて使用できます。さらに、ディスプレイをハブにして接続できるため、さまざまな機器をデスクの使いやすい位置に置くことができます。
背面ハンドル
ディスプレイの設置や移動に便利な背面ハンドルを装備しています。
見やすい位置に高さや角度を調節可能な「エルゴノミクススタンド」
150mmの範囲でディスプレイの高さを調節できる「スタンド高さ調節機能」。画面の向きを左右に回転させることができる「スイーベル角度機能」。さらに、画面を90度回転させることで、縦型表示可能な「ピボット機能」を搭載。使用環境に応じて画面を見やすい位置にセッティングできます。
- ※縦型表示には、市販の縦型表示機能を持ったグラフィックボードを別途ご用意ください。
高精度に色調節
カラーマネジメント対応ソフトウェアに依存しない「カラーエミュレーション機能」
◆ICCプロファイルエミュレーション
表示装置のICCプロファイルを利用して、他のディスプレイの色味をディスプレイ上に再現します。離れた場所にあるディスプレイの色を手元に再現して、同じ色味で確認しながら作業することができます。
- ICCプロファイルとは? ディスプレイやプリンタなどの装置の色に関する特性が記述されたデータのこと。主に、特性の違う各装置間で色をやりとりする"カラーマネジメント"で色の変換を行うためのデータとして用いられます。
◆印刷エミュレーション
プリンタや印刷機のICCプロファイルを利用して、印刷後の色のイメージをディスプレイ上に再現。事前に印刷の仕上がりイメージをディスプレイ上で確認できるため、何度もプリントアウトする手間がなくなります。
◆色覚エミュレーション
専用ソフトを使わずに、P型、D型、T型の色覚特性やコントラスト確認用の表示が可能。異なる色覚特性における見え方を擬似的に表現し、判別しにくい色の組み合わせを確認できます。各種デバイスでの表示を再現できる「4画面リアルタイムプレビュー」
1つの入力信号を最大4つの画面に分割し、同時表示が可能です。各画面を異なるピクチャーモードで表示すれば、タブレットやプリンターなど各デバイスでの表示の違い、色覚タイプによる見え方の差違などをプレビューできます。
他のディスプレイの測定値を複製できる「白色点コピー機能」
外部USBセンサ※で得られた他のディスプレイの測定値(白色点・輝度)をコピーすることが可能なコピーキャリブレーション機能を装備。マルチディスプレイ環境構築時に便利な機能です。
- ※LCD-MDSVSENSOR®3のみ使用可能
オプション
- キャリブレーションソフトウェア SpectraView®Ⅱ オープン価格
- キャリブレーションセンサ LCD-MDSVSENSOR®3 オープン価格
- 特長
- 仕様