主な機能

カスタムキャリブレーション

プリセットもしくはユーザーが指定した白色点、輝度、ガンマ値、黒レベル、色域※にキャリブレーションを行います。また、紙白など目標の白色点との「見た目」が合わないときは、目視による調節ができる白色点のカスタマイズ機能があります。
※SpectraView^® Ⅱのver1.1.07から対応

色域設定機能

PAシリーズをお使いの場合、色域を目標値として設定することができます。

キャリブレーションされたディスプレイの情報

キャリブレーションの終了時に、キャリブレーション結果を表示し、さらに測定された色階調、グレースケールカラートラッキング、デルタE、輝度値などのディスプレイに関する豊富な情報を表示する情報ウィンドウが表示されます。モデル名、製造番号、総使用時間などのディスプレイに関する追加情報についても表示されます。

カラープロファイリング

キャリブレーション後、高精度ICC/ColorSyncカラープロファイルが生成されます。さらに、カラーマネージメントシステムによって登録することもできます。

コントロールロック機能

キャリブレーションが実施されると、OSD（オンスクリーンディスプレイ）をロックすることができるので、ディスプレイのキャリブレーション状態を無効にしてしまうような偶発的な、あるいはカラーマネージメント管理者以外の調節を防止することができます。

複数のキャリブレーション設定

異なるキャリブレーション設定を保持できるので、次回以降のキャリブレーション時に各種設定条件を再入力する必要がありません。そのため、作業をスムーズに行うことが可能です。

DDC/CI（ディスプレイデータチャネルコマンドインターフェース）対応

本ソフトウェアは、グラフィックカードとディスプレイを通常の信号ケーブル（DVI-D/DVI-D）で接続する双方向通信リンクであるDDC/CI を使用してディスプレイと通信します。ディスプレイの設定に対するすべての調節は、この通信リンクを使用して行われます。

コントラスト比設定による黒レベル調整

コントラスト比を設定することで、黒レベルをネイティブから持ち上げることが可能になります。全黒の色の管理が必要な場合に有効です。

環境光測定機能

カラーセンサを利用して周囲の環境を整えるための、環境光の確認をおこなうことができます。対応カラーセンサについては動作環境についてをご覧ください。

白色点のカスタマイズ

キャリブレーション目標値設定画面の白色点温度にある詳細ボタンを押すと白色点のカスタマイズ画面が表示されます。色温度やCIExy色度での指定が出来ます。目視にて白色点を調整することも出来ます。

ディスプレイ設定

ディスプレイ設定ではSpectraView^® II で電源ランプとムラ補正の設定の変更が出来ます。
電源ランプ色：電源ランプの色と輝度を変更することが出来ます。100％が最大で0％で消灯します。
ムラ補正（Uniformity）：有効にするにチェックを入れるとムラ補正の機能を有効にします。補正レベルは、最小でレベル1、最大でレベル５になります。

ディスプレイ設定 対応機種

対応カラーセンサ
（※ SpectraView^® IIには同梱されておりません。）

対応ビデオカードやカラーセンサなど、事前に必ず動作環境についてをご確認ください。