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次世代ネットワーク「5G」と5G対応パソコンでビジネスはどうなる?
経営のあり方やビジネスプロセスなどを根底から変革するDX(デジタルトランスフォーメーション)。そして、DXの推進に大きな役割を果たすテクノロジーとして期待を集めるのが次世代ネットワーク「5G」です。ビッグデータやAIを活用したサービスの創出、遠隔制御や自動化による労働力不足解消など、様々なビジネス課題の解決に「5G」がどのように活かせるか、そのあらましと可能性を紹介します。
「5G」とは?
「G」はGenerationを意味し、「5G」はその名の通り“第5世代”の移動通信システム規格を指します。現在普及しているLTEは、PCやスマートフォンといったモバイル端末の通信を主な用途としていました。5Gではこうした個々の通信を補うだけでなく、身近にある様々な機器をつなぎ、社会の課題を解決していくことができるインフラとして期待が高まっています。
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?
2004年にスウェーデンの大学教授によって提唱された「進化し続けるテクノロジーが人々の生活を豊かにしていく」という概念が起源。ビジネスシーンにおいて語られるDXは次のようなビジネス全体を根底から大きく変革することを表します。
- これまで存在していなかった製品やサービス、ビジネスモデルを生み出す。
- ビジネスプロセスを再構築し、生産性の向上やコスト削減、時間短縮をもたらす。
- 業務そのものを見直し、働き方に変革をもたらす。
- これらを実現するための土壌として企業の在り方自体を見直す。
昨今では自治体DX、建設業DX、ホテルDXなど、具体的な業種やシーンに向けたワードも目立つようになり、DX推進を検討する企業を後押しする潮流になりつつあります。
何がすごい?何に活かせる?
5Gのここに注目!



- ※
- ※LTEとの比較数値は5Gとしての理論値です。実際の通信速度とは異なります。基地局や機材など環境によっても異なります。
「ローカル5G」と「キャリア5G」の違いとは?
DXを支える技術の一つでもある5Gには、企業や自治体などが独自に構築する「ローカル5G」と、通信事業者が提供する「キャリア5G」があります。
「ローカル5G」は、自らの建物や敷地内に構築する専有ネットワークのため、通信品質の安定やセキュリティを確保しやすいことが大きなメリットです。「キャリア5G」は、通信事業者が提供する5Gネットワークとして全国幅広くカバー、保守運用もキャリアが行うなど利用のしやすさが魅力です。


エンタープライズや自治体向けのローカル5Gソリューションの1つとして、ローカル5Gの月額制サービスを用意しています。
お客様の初期投資を抑えることができるサブスクリプション型で、ローカル5G基地局機器と機器保守をセットで提供します。
- *:ご利用には各キャリアとの契約が必要です。また2022年6月現在、VersaPro/VersaPro J UltraLite タイプVGではKDDI社通信網との接続確認を行っています。最新の評価状況はこちら
- ※
たとえば、こんなシーンに。
5Gを利用することで、ビジネス課題を解決できます
ローカル5Gの利用例
工場内で利用する場合など、高速かつ、Wi-Fiに比べて安定した接続が期待できるため、ラインの安定稼働や遠隔管理の効率化などに一役買います。また、専用SIMを用いた接続制御など、自社のニーズにあわせて構築することでセキュリティ対策を強化できます。


- NECではローカル5Gの月額制サービスも提供しています。
NECの「ローカル5G」サービス紹介ページはこちら
- 5Gに関するNECの取り組みや最新ニュースは下記をご覧ください。
NECの5G特設サイトはこちら
キャリア5Gの利用例
2時間の映画を数秒でダウンロード可能とされる5G。速度だけでなく、通信の遅延を4Gと比べ約10分の1に抑えられるため、高画質な動画のライブ配信はもとより、高精細なCADの遠隔操作など、ほぼリアルタイムでの通信が求められる場面への活用も期待できます。


- ※通信速度は電波強度など通信環境により異なりますので、すべての利用環境において動作に必要な通信速度を保証するものではありません。
- ※掲載の図は、5Gエリアでの通信を前提とした利用イメージです。
NECでは、ローカル5G基地局の構築サービスとともに、
5G活用の現場に向けたクライアントPCを用意しています。
5Gを展開するうえで忘れてはならない大事なカギが、ユーザ端末の存在です。
NECではモバイルノートPCのラインアップに5Gパソコンをご用意。軽さと大きな画面サイズを両立しながら、
社内(ローカル5G)/外出先(キャリア5G)どちらの環境にも繋がることが可能なため、
昨今の潮流であるハイブリッドワークとも好相性です。




通信事業者提供の「キャリア5G」と、お客様自営の「ローカル5G」
どちらの5G環境にも対応可能です*1
5Gの特長である“高速・大容量”“多数同時接続”“低遅延”の通信環境を活用できます

- *1:NECが提供する基地局との接続検証済み。
- *2:2つの回線の同時接続はできません。どちらか一方のみの接続となります。
- ※5G/LTE/3G回線の通信を利用するには、SIMカードもしくはeSIMサービスを提供する各通信事業者/キャリア(MVNOを含む)との契約が別途必要になります。
タイプVG ワイヤレスWAN仕様 | ||
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5G | 対応バンド*1 | Sub6 n77,n78,n79 |
NW構成 | NSA/SA*2 | |
スループット*3 | 受信時最大4.14Gbps、送信時最大0.66Gbps | |
LTE | 対応バンド | band 1, 3, 8, 18, 19, 26, 28, 41, 42 |
3G | 対応バンド | band 1, 6, 8, 19 |
SIM | 対応SIM | nano-SIMカード、eSIM |
Dual-SIM仕様 | DSSS(デュアルSIMシングルスタンバイ)対応 |
- *1:ミリ波未対応。
- *2:SA対応には、個別設定変更が必要です。
- *3:スループットは、デバイススペックの最大値になります。通信事業者の電波環境およびベストエフォート方式による提供となるため、実際のスループットとは異なります。
相互接続性互換性評価 | |
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キャリア | KDDI(NTTドコモ/SoftBankは検証中) |
ローカル5G | NECがサービス提供する基地局との接続検証済み |
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