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NEC、信用金庫向けに勘定系システムとの連携を支援する「NEC API サービス for しんきん」を提供開始
~インターフェース開発のコスト低減および期間短縮に貢献~

2025年3月28日
日本電気株式会社
NECは、一般社団法人しんきん共同センターが運営し、全国230を超える信用金庫が共同利用する勘定系システムの内部APIと連携する「NEC APIサービス for しんきん」を開発しました。昨年9月に福岡ひびき信用金庫にて先行稼働しており、今月より全国の信用金庫に向けて提供開始します。
しんきん共同センターが提供する勘定系システムの内部APIとは、信用金庫が自身で構築した独自システムから勘定系ホストへの取引の利用を可能としたものです。この度、勘定系システムの内部APIが解放されたことを受け、NECは内部APIとの連携に求められる汎用的なプラットフォームを開発し、「NEC APIサービス for しんきん」としてパッケージ化しました。本基盤の提供を通じて、信用金庫のシステム開発コストおよび運用負荷の低減に貢献します。


本基盤を通じて、信用金庫のシステムと勘定系ホストが連携できる環境を提供します。連携方法としては、CSVデータや固定長ファイルなどをサポートし、取引ログの一元管理によりログ管理工数を軽減します。また、勘定系で管理する各種元帳に影響がある制度変更の際には、本基盤にて必要な改修を行うことで、開発コストの低減と開発期間の短縮を可能にします。さらに、NECの業務ソリューションとの連携を進め、将来的には他社業務ソリューションとの連携を図ることで、より利便性の高いソリューションを提供することを目指します。
販売価格、提供開始時期、販売目標
製品(パッケージ)名 | 販売価格(税別) | 提供開始時期 |
NEC APIサービス for しんきん | 2百万円(※) | 2025年3月 |
- ※別途SI費用と月額保守料が必要となります。
- ※今後、共通ニーズのある業務アプリケーションについては、順次オプションパッケージとしてリリース予定です。2025年度末までに20以上の信用金庫、将来的には7割のシェア獲得を目指します。
NECは価値創造モデル「BluStellar(ブルーステラ)」(注1)のもと、業種横断の知見と最先端テクノロジーによりビジネスモデルを変革し、社会課題とお客様の経営課題を解決に導きます。金融業界に特化したモダナイゼーションを支援する「BluStellar Modernization 金融機関向けモダナイゼーションプログラム」(注2)では、信用金庫におけるインターフェースのモダナイゼーションを実現するサービスを提供しています。今後も、クラウドやAIなど先進のデジタル技術を活用した金融機関のお客様のDX加速に貢献していきます。
以上
- (注1)
「BluStellar(ブルーステラ)」は実績に裏打ちされた業種横断の先進的な知見と長年の開発・運用で研ぎ澄まされたNECの最先端テクノロジーにより、ビジネスモデルの変革を実現し、社会課題とお客様の経営課題を解決に導き、お客様を未来へ導く価値創造モデルです。
https://jpn.nec.com/dx/index.html - (注2)「金融機関向けモダナイゼーションプログラム」は、アプリケーション・開発手法・通信プロトコル・基盤・データ・運用の6つの要素カテゴリを組み合わせ、コンサルティングからデリバリー、マネージドサービスまでをトータルに提供することで、金融機関の持続可能な成長を支援します。
https://jpn.nec.com/fintech/modernization/index.html
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NEC 第四金融ソリューション統括部
E-Mail:contact@fin-modernization.jp.nec.com
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持続可能な社会の実現を目指します。
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