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NEC、帝京大学医学部附属溝口病院が行う扁平足の治療用インソールの効果を測定する研究に参画

~歩行分析センサから歩容状態を推定し影響を見える化~

2021年8月26日
日本電気株式会社

NECは、帝京大学(理事長:冲永佳史)と共同研究契約を締結し、帝京大学医学部附属溝口病院(所在地:神奈川県川崎市、病院長:原 眞純、以下 溝口病院)が行う、扁平足患者の「歩容(≒歩行の質)」に治療用インソールが与える影響を見える化する研究に参画し、先端IoT技術を提供します。本研究は2021年9月から2023年3月まで実施します(注)。

扁平足は、成人の約15%が発症すると言われており、足のアーチを支える腱の損傷などが原因で足部のアーチ(土踏まず)が低下し、足部の痛みやバランス不良をきたすことがあります。症例の大部分を占める軽症例ではインソールによる治療が多く用いられますが、その治療効果については患者による主観的な評価が中心でした。客観的な評価方法としては、モーションキャプチャーなどを使用した歩行時の足の動きを記録・解析する方法がありますが、大掛かりな機器が必要であり実施場所も限定されるなど、医療・リハビリの現場での利用には課題がありました。

実証に用いられるIoT機器

本研究では治療用インソールにNECの歩行分析センサを取り付け、患者の「歩容」を定量化して客観的評価を行います。センサは、歩行速度、歩幅、接地角度などを測定することが可能で、測定されたデータは自動的にスマートフォンを経由してクラウドに送信されます。NECはこれまで蓄積したウェルネス・ソリューションのノウハウと、独自の「歩容推定モデル」を活用することで、センサが測定した歩行軌跡を基に「歩容」を推定し、溝口病院が治療用インソールによる「歩容」の変化を解析します。NECはIoTとその活用ノウハウの提供より、扁平足のインソール治療の効果について、医療・リハビリの現場で容易に利用可能な定量的評価方法の確立に貢献します。

帝京大学が作成した医療用インソールおよびNECの歩行分析センサ

歩幅
1歩で進む距離

歩行速度
時間当たりの速度

接地角度
足底部と地面のなす角度

外回し距離
外側へ振り回す・振り出す距離

つま先の向き、
足上げ高さ

離地角度
足底部と地面のなす角度

計測可能なデータ

センサをインソールに装着

インソールを靴に装着

歩行データを計測

計測データのイメージ

計測の手順

NECは、AI技術をはじめ、時代に即した安全・安心な製品・サービスを提供することで、医療におけるデジタルトランスフォーメーションを加速し、人々が活き活きと暮らすことができる健康長寿社会の実現を目指します。

以上

  • (注)
    本研究は、溝口病院整形外科(助手:笠井太郎、教授:安井哲郎)との共同研究として実施します。

歩行センシング・ウェルネスソリューションについて

本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC コーポレート事業開発本部
E-Mail:contact@walk.jp.nec.com

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