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NEC、顔認証技術を活用し、六甲ケーブル線で通学する児童を対象とした見守りサービスを実証

2020年2月27日
日本電気株式会社
六甲山観光株式会社
神戸市

※2020年2月28日 発表後追記
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3月3日より六甲山小学校を含む神戸市の全市立小学校が休校となることから、3月2日からの実証実験を中止します。

NECは、神戸市(市長:久元喜造)と六甲山観光株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長 宮西幸治、以下六甲山観光)と連携し、六甲ケーブル線で通学する児童等を対象に、NECの生体認証「Bio-IDiom」(注1)の中核技術である顔認証技術を用いた見守りサービスの実証実験を3月2日より行います。児童が改札を通過する際に、あらかじめ登録した連絡先に通知が届くことで、保護者の不安軽減につなげます。

神戸市では「Be Smart KOBE」(注2)という新時代に対応するための「Human×Smart」な都市づくりを進めるプロジェクトを推進しています。人口減少や高齢化、エネルギー転換などの課題に対して、神戸市の「海」と「山」のフィールドを用いて解決にチャレンジしています。
そこで今回は、「山」のフィールドの取り組みとして、六甲山小学校の児童のうち希望者を対象に、六甲山上駅・六甲ケーブル下駅に設置された顔認証用端末にて顔認証を行います(注3)。希望者はあらかじめ所定の登録サイトに児童氏名、顔写真、通知先メールアドレスを登録します。認証結果がメールで届くことで保護者の不安を軽減し、登下校時の安全・安心に貢献します。

実証実験の概要および利用の様子zoom拡大する
実証実験の概要および利用の様子

NECは、神戸市と連携し、引き続き先進技術の活用による社会課題の解決・地域の活性化に取り組んでいきます。

以上

  • (注1)

    「Bio-IDiom(バイオイディオム)」は、顔、虹彩、指紋・掌紋、指静脈、声、耳音響など、NECの生体認証の総称です。世界トップクラスの技術や豊富な実績を活かし、ニーズに合わせて生体認証を使い分け、あるいは組み合わせることで、「誰もが安心してデジタルを活用できる世界」を実現していきます。
  • (注2)
    Be Smart KOBE 神戸と「Human×Smart」な都市づくりにチャレンジ!
    new window https://besmartkobe.com/
  • (注3)
    登録された顔写真は認証先のクラウド環境のみに保持され、認証用端末には保存されず、メール通知の際にも顔写真は含まれません。

本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC 神戸支社
E-Mail:rokkosan@iot.jp.nec.com

NECは、社会ソリューション事業を推進する
ブランドメッセージ「Orchestrating a brighter world」のもと、
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様々な課題解決や社会価値創造に貢献していきます。
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