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Microsoft Windows Server 2019 サポート情報

最新情報

2019/8/23
Windows Server 2019 サポートキットを公開します。

Windows Server 2019 について

Windows Server 2019 は、長期サービスチャネル (Long Term Servicing Channel (LTSC))でリリースされる、最新のWindowsサーバOSです。
Windows Server 2016 からさらに、ハイブリッド、セキュリティ、アプリケーション プラットフォーム、ハイパーコンバージド インフラストラクチャ (HCI) など多数の機能が、強化されています。

本サイトでは、NX7700xシリーズにおけるWindows Server 2019に関する情報を紹介します。

Windows Server 2019の詳細は、下記Webサイトを参照してください。

NX7700xシリーズにおけるサポート状況

下記モデルでWindows Server 2019をご利用できます。

モデル名
A5012M-4 v2,A5012L-2 v2,A5010M-4 v2,A5012L-2D v2,A5012L-1D v2
A5012M-4,A5012L-2,A5010M-4
A5010E-2 v2

OSのエディション・バージョン

・上記モデルでサポートするエディションは次のとおりです。

  • Windows Server 2019 Standard
  • Windows Server 2019 Datacenter

・Windows Server 半期チャネル(例:Windows Server, version 1809)は、Windows Server 2019とは別バージョンになります。
 NX7700xシリーズでは Windows Server 半期チャネルには対応していません。

サポートキット 対応モデル
Windows Server 2019 サポートキット NX7700x/A5012M-4
NX7700x/A5012L-2
NX7700x/A5010M-4
Windows Server 2019 サポートキット NX7700x/A5010E-2 v2

上記「対応モデル」をご購入済みのお客様

上記「対応モデル」でWindows Server 2019をご使用いただくためには、「Windows Server 2019 サポートキット」が必要です。
「Windows Server 2019 サポートキット」は、NX7700xシリーズのサーバーでWindows Server 2019をご使用いただくときに必要なマニュアル、ドライバー、およびソフトウェアの総称です。(以降 サポートキット とします。)

Windows Server 2019を利用するときは、以下のインストール作業に関する注意事項を確認の上、各該当するモデルの「サポートキット」を適用してください。
「サポートキット」は各モデルで異なります。上記「対応モデル」に該当するモデルのサポートキットを選択してください。

Windows Server 2019インストール作業に関する注意事項
  • Windows Server 2019のインストールに関して
    • 本サイトでご紹介する各モデルの「サポートキット」でご案内している「Starter Pack」は、Microsoft社が提供している評価版OSへの適用はサポートしていません。
    • Windows Server 2019をインストールするとき、「サポートキット」にある「インストール補足説明書」または「Windows Server 2019 インストレーションガイド」を参照いただくか、「技術サポート情報・ダウンロード」>マニュアル にある各モデルのWindowsのインストレーションガイドを参照してください。
    • 使用しているオプション製品がWindows Server 2019に対応しているか、該当するモデルの「システム構成ガイド」で確認してください。
  • Windows Server 2019をインストールする前に必要な作業
    • RAIDシステムを構築するときは、事前に論理ドライブを構築してください。論理ドライブの作成手順は、各モデルのユーザーズガイドを確認してください。
    • RDXなどの周辺機器が接続されている場合は、装置本体との接続を外すか、または、周辺機器によっては休止状態にしてください。取り付け、取り外し方法については、各モデルのユーザーズガイド等を確認してください。
    • UPS装置が接続されている場合は、装置本体との接続を外してください。取り付け、取り外し方法については、各モデルのユーザーズガイド等を確認してください。

ソフトウェア対応

NECの主なソフトウェア製品では、Windows Server 2019 に対応しています。
詳細については、こちら「Windows Server 2019 ソフトウェア対応状況」を参照してください。

Windows Server 2019 Hyper-V

Windows Server 2019 Hyper-Vに関するサポート情報は、こちらWindows Server 2019 Hyper-Vのサポートについて」を参照してください。

Windows Admin Center

Windows Admin Centerに関するサポート情報は、こちら「Windows Admin Centerサポート情報」を参照してください。

英語版について

英語版のWindows Server 2019を使用されるときは、こちら「Windows Server 2019 英語版 のサポートについて」をご確認ください。

技術情報

NICチーミング(LBFO)

NICチーミングの設定、注意、および制限事項は、以下の手順書をご確認ください。

Windows Server® 2019 NIC チーミング (LBFO) 設定手順書

注意制限事項

注意事項

  • Wake On LANは、対応しているネットワークアダプターが限られております。詳しくは、「サポートキット」にある「インストール補足説明書」または「Windows Server 2019 インストレーションガイド」を参照していただくか、「技術サポート情報・ダウンロード」>マニュアル にある各モデルのWindowsのインストレーションガイドを参照してください。

  • オフラインの状態のとき、一部機能のヘルプを選択すると、"このms-contact-supportを開くには新しいアプリが必要です"と表示され、ヘルプが表示されないことがあります。
    ヘルプを確認するときは、別途インターネットに接続されている環境から参照してください。

  • ReFS(Resilient File System)に関するMicrosoft社のサポート方針が変更されました。
    詳細はこちら「ReFS サポート情報」を参照してください。

  • OEM版 Windows Server 2019 Remote Desktop Services CAL(RDS CAL)を旧バージョンOSに適用する際、プロダクトキーの入力に失敗します。
    その為、Microsoft社への電話による認証手続きが必要です。

    【弊社対象製品】
      UL1905-021~024、-H021~H024、-J021~J024、-031~034、-H031~H034、-J031~J034 Windows Server 2019 RDS CAL

    【発生する事象】
      旧バージョンOSで構築されたライセンスサーバーに、製品添付のプロダクトキーを入力すると拒否される。

    【対処方法】
      Microsoft社クリアリングハウス(ライセンス認証窓口)に電話し、オペレーターに繋いで、「NEC OEM版 RDS CALのプロダクトキーが登録できない」と説明してください。[電話番号:0120-801-732]

  • ディスクのクリーンアップタスク(SilentCleanup)により、メモリダンプが削除されてしまうことがあります。

    【対処方法】
     本事象はWindows Server 2019の累積更新プログラムで修正されています。 KB4516077以降の累積更新プログラムを適用してください。 最新の累積更新プログラムについては、Windows 10 および Windows Server 2019 の更新履歴を参照してください。

  • ディスクのクリーンアップタスク(SilentCleanup)により、%TEMP%フォルダー配下が削除されてしまうことがあります。 詳細は、Microsoft社のKB4506040を参照してください。

      回避策1:タスクの削除対象から%TEMP%フォルダーを外す
      回避策2:削除までの猶予期間(既定値:7日間)を延ばす

  • Hyper-Vを有効化したWindows Server 2019が稼働するホストコンピューターにおいて、「完全メモリ ダンプ」を採取しようとしたときに、ダンプの採取がすすまなくなり、結果としてダンプが採取できないことがあります。

    【対処方法】
     本事象はWindows Server 2019の累積更新プログラムで修正されています。 KB4490481以降の累積更新プログラムを適用してください。 最新の累積更新プログラムについては、Windows 10 および Windows Server 2019 の更新履歴を参照してください。

  • Stopエラーや強制電源オフ等による予期しないシャットダウンが発生しても、イベントログ(ソース:EventLog、イベントID:6008)が記録されません。

    【対処方法】
     以下のいずれかの対処方法を実施してください。
      詳細は、「サポートキット」にある「インストール補足説明書」または「Windows Server 2019 インストレーションガイド」か、「技術サポート情報・ダウンロード」>マニュアルにある各モデルのWindowsのインストレーションガイドに記載の"Windowsのインストール"手順に従い、固定タイムスタンプを有効にします。
      本事象はWindows Server 2019の累積更新プログラムで修正されています。 KB4490481以降の累積更新プログラムを適用してください。 最新の累積更新プログラムについては、Windows 10 および Windows Server 2019 の更新履歴を参照してください。

  • クラスターセットを日本語環境で使用する場合、仮想マシンをクラスターセットに正常に登録できない問題があります。 

      回避策:仮想マシンのクラスターリソース(※)の名称を英語表記に変更する。 (※) 仮想マシンリソースと仮想マシン構成リソース

  • <Server Core 使用時>
      ESMPRO/ServerAgentServiceをServer Core上で使用するとき、「ESMPRO/ServerAgentService Ver.2.xインストレーションガイド(Windows編)」に記載の注意事項を確認してください。

  • <BitLocker 使用時>
      回復パスワードがない場合、OSが起動不可になり、BitLockerで暗号化したパーティションに二度とアクセスできません。必ず、BitLockerを使用するサーバ以外の安全な場所に回復パスワードを保管してください。詳細は、「サポートキット」にある「インストール補足説明書」または「Windows Server 2019 インストレーションガイド」を参照いただくか、「技術サポート情報・ダウンロード」>マニュアルにある各モデルのWindowsのインストレーションガイドを参照してください。
      BitLockerで暗号化したパーティションにOSを再インストールするときは、あらかじめBitLockerで暗号化したパーティションを削除してください。

制限事項

    NX7700xシリーズでは、Nano Serverインストールオプションをサポートしていません。

    Storage Spaces Direct(S2D)のNested Resiliency機能は現時点で非サポートです。

    記憶域スペース(Storage Spaces)は非サポートです。

    <Server Core 使用時>
     ESMPRO/ServerManagerは、Server Core上では使用できません。

  • Microsoft、Windows、Windows Server、Hyper-Vは、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
  • その他、本サイトに記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。