Japan
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2021年 大会結果
優勝 小祝 さくら 選手

トーナメント最終日 8月15日(日)
大会最終日は、悪天候のため9ホール同一ラウンドとし、本競技は27ホールの短縮競技となった。スタート時間も当初の予定から2時間遅らせ、10番ホールから10時にスタートした。初日を終え、8アンダーでトップを走っていた小祝さくらが、最終日もスコアを2つ伸ばし、通算10アンダーで節目となる30回大会を制した。27ホールボギーフリーのプレーを展開した小祝は、今シーズン4勝目、JLPGAツアー通算5勝目を挙げた。2打差の通算8アンダー、2位にサイペイイン、さらに1打差の3位タイには、勝みなみと酒井美紀が入った。先週の東京オリンピックで銀メダルを獲得した稲見萌寧は、19位タイに終わった。また、通算4アンダー、10位タイに入った西郷真央が、ルーキー・オブ・ザ・NEC軽井沢72賞を獲得。NEC所属の原江里菜は、通算イーブンパーの44位タイ、同じくNEC所属の安田祐香は、通算1オーバー、59位タイで大会を終えた。

小祝 さくら 選手のコメント
通算10アンダー、優勝
「9ホールだったので、あっという間でしたね。まだ、アウトのハーフがあるんじゃないかっていう気持ちで最終パットを決めました。この一週間、長いようで短かったって感じです。先週のオープンウィークでしっかりと練習して、そのおかげで優勝出来たと思う。一週間の練習は、大きいんだなって感じました。今年、優勝した試合は悪天候が多かった。以前は悪天候で良いプレーが出来ることはなかったんですけど、いろんな球が打てるようになったというのが大きかったのかなと思います」

西郷 真央 選手のコメント
通算4アンダー、10位タイ(※ルーキー・オブ・ザ・NEC軽井沢72賞 受賞)
「今回はいろいろと大変だったので、試合中はルーキー賞のこと忘れていたんですが、すごく光栄です。自分のスイングも大きい画面で確認出来た方がいいので、本当にありがたいなと思います。あまり得意とはしていない雨のなかでの短期決戦でも、トップ10に入れたので、今後につながると思います」

原 江里菜 選手のコメント
通算イーブンパー、44位タイ
「初日の上がりが悔しかったので、どうしても今日プレーしたかった。こういうなかでもハーフだけでもプレーさせていただいたことに感謝しています。結果で気持ちを伝えたかったので、そういう意味では悔しかった。こういう気持ちで試合に臨むのが、年間数えても少ないので、またこれを糧に次の試合から頑張りたい」

安田 祐香 選手のコメント
通算1オーバー、59位タイ
「今週の中で一番良いショットが打てていたので、短縮になってしまったのは悔いが残りますが、試合が出来たことが一番良かったです。所属プロとして大会を盛り上げられるようなプレーが出来なかったことは残念ですが、来年また良いプレーが出来るように頑張りたいと思います」
トーナメント2日目 8月14日(土)

昨日に引き続き、朝から雨が降り続いた大会2日目。7時20分に予定通りスタートし、アウト6組、イン5組がスタートしていたが、8時頃から雨脚が強まり、悪天候のため8時15分に競技が一時中断した。その後も天候の回復は見込まれず、9時15分に競技中止が決定した。これにより、本大会は、36ホールの短縮競技となり、昨日までのスコアで54位タイまでの71名(うちアマチュア3名)が決勝ラウンドに進出した。
また、NEC所属の安田祐香は、通算1オーバーで所属契約後、初となる決勝進出。同じくNEC所属の原江里菜は、通算イーブンパーで、2016年以来5年振りとなる決勝進出を果たした。なお、明日は、アウト、インから8時にスタートを予定している。

原 江里菜 選手のコメント
イーブンパー、40位タイ
「2番まで回って1オーバーで、昨日も最終ホールでダブルボギーを打って、今日絶対取り戻したいと思ってスタートしたので、それも悔しいですし、プレー出来ないのも悔しいです。明日は、必ず昨日の最終ホールの借りを返せるようなラウンドにしたいと思います」

安田 祐香 選手のコメント
1オーバー、54位タイ
「3ホール回ってうまくパーセーブ出来ていたので、中止になって残念な部分もあります。明日も天候がどうなるか分かりませんが、雨の中でも来ていただいているギャラリーの皆さんの前で、良いショットをたくさんして盛り上げていけたらいいなと思います」
トーナメント1日目 8月13日(金)
『NEC軽井沢72ゴルフトーナメント』が開幕!
夏の軽井沢の風物詩・JLPGAツアー『NEC軽井沢72ゴルフトーナメント』(8月13日~15日)が、今年も長野県北佐久郡の軽井沢72ゴルフ北コース(6,679Yards,Par72)で開幕した。
天候:雨 気温:16.0℃ 風速:1.8m/s
節目となる30回目を迎えた本大会。今年は、『スポーツ観戦の醍醐味である臨場感をファンの皆様に味わっていただきたい』という想いから1日あたり1,000人を上限として有観客での開催となった。大会初日は、朝から雨が降り続いていたが、724名のギャラリーが訪れ、選手に拍手を送っていた。首位に立ったのは、賞金ランキングでトップを走る小祝さくら。12番から6連続バーディーを奪う快進撃を見せ、8バーディー、ノーボギー。64をマークし、2位に3打差をつけた。5アンダーの2位タイには、酒井美紀、穴井詩、辻梨恵が続いている。先週の東京オリンピックで銀メダルを獲得した稲見萌寧は、2バーディー、ノーボギー。2アンダー、16位タイとまずまずのスタートを切った。また、NEC所属の原江里菜は、17番まで3バーディー、1ボギーといい流れを作っていたが、最終18番でダブルボギー。イーブンパー、40位に後退した。同じくNEC所属の安田祐香も、雨の中バーディーを先行させたが、17番、18番でスコアを落とし、1オーバーの54位タイで、初日を終えた。

小祝 さくら 選手のコメント
8アンダー、1位
「後半の6連続バーディーがすごく大きくて、ショットもパットもどちらも調子良い感じで、後半ミスショットでもピンに付いてくれて、流れが良ければ全て上手く行くのかなというゴルフでした。前半パッティングが入らなかったんですけど、5番ホールからパターの握り方を変えて良くなりました。明日以降も気を緩めないように先の事は考えず、1打1打集中してやれればと思います」

稲見 萌寧 選手のコメント
2アンダー、16位タイ
「結構雨が強くて、ティーショットもランでないので、セカンドの距離も残ってしまって、ロングアイアンが今週上手くいってないので、その辺が上手くいかなかったのかなと思います。明日も雨なので耐えられるところは耐えて、なるべくチャンスを多く作って、スコアを伸ばして上位にいきたいと思います」

原 江里菜 選手のコメント
イーブンパー、40位タイ
「雨の中で、ちょっとしんどかったですが、クラブ選択を慎重にやれたところは良かったです。雨が降っていた割には、グリーンのスピードもあったので、すごくプレーしやすかった。17番までは80点ぐらいかなと思うんですけど…。最後はミスをしてしまったけど、明日まだチャンスある場所で戦えると思うので、気持ちを切り替えて明日しっかりプレーしたい」

安田 祐香 選手のコメント
1オーバー、54位タイ
「一日中雨が降っていて大変な一日だった。ティーショットが全然転がらないので、いつもより10ヤードぐらい飛ばない感じで、ロングアイアンとユーティリティを使う機会が増えました。3パットを何回かしてしまったので、明日はしないようにしたい。冷静にはプレー出来ていたので、明日も落ち着いてプレーしていきたい」