Japan
サイト内の現在位置を表示しています。
OpenStack製品 - サポートサービス
サポート内容
内容 | Linuxサービスセット RHEL OpenStack |
Linuxサービスセット RHEL OpenStack -EX- | |
---|---|---|---|
レスポンスサービス | 技術問合せ | 設定、操作、機能に関する問合せに対応(*2) | |
障害対応 | 出力メッセージや現象から調査、ハードウェアとの問題切り分け支援。 過去の対応事例やディストリビューターの公開情報を調査し、障害原因と回避策・対応策を提示。 発生事象に該当する事例がない場合、当方の判断でエスカレーションを実施。 | ||
エスカレーションによりディストリビューターから得られた回答を報告。 | (エスカレーションとは別に)NECのLinux技術者が公開情報の調査に加え、対応可能な限りの問題調査・解析を実施。 ディストリビュータから得られた回答内容と、NECのLinux技術者による調査・解析の結果から、より確度の高い障害原因を報告、回避策・対応策を提案。 | ||
問合せ受付時間(*1) | 平日8:30~17:30 | 平日8:30~17:30または24時間365日 | |
問合せ方法 | 電話(フリーダイヤル)/Webサイト/電子メールでの問い合わせが可能 | ||
特別延長サポート | - | ディストリビューターのサポート期間終了後、NECの保有するスキル・ナレッジによりサポートを提供 | |
インフォメーションサービス | 情報提供 | 検証評価に関する情報やFAQをお客様専用サイトに公開。ご希望のお客様には修正公開の情報を電子メールで通知。 | |
セキュリティ情報メールの配信 | ○ | ○ | |
アップデート手順の提供 | ○ | ○ | |
ライセンスサービス | 修正物件の取得 | ディストリビューションごとに指定されたWebサイトよりセキュリティアップデート/バグ修正を取得、適用可能。自動アップデートも可能。(*3) |
- (*1)
「平日8:30~17:30」は、月曜日~金曜日の8:30~17:30(国民の祝日、国民の休日および弊社の指定する休日を除く)。「24時間365日」は時間制限ございません。
- (*2)
プログラム開発、またはその支援業務、システム設計、ネットワーク設計、および開発業務はこのサービスの対象外です。
- (*3)
アップデートにはサブスクリプションの登録手続きが必要です。
サポート対象ゲストOS
Red Hat OpenStack Platform 10 / 13
Red Hat OpenStack Platform 10 / 13では、下記のゲストOSの動作をサポートします。
- RHEL5.11
- RHEL6.6以降
- RHEL7.1以降
- ※RHELは、LinuxサービスセットRed Hat OpenStack Platform由来のものを対象とします。
- ※Windows等、上記以外のゲストOSへの対応については弊社担当営業までご相談ください。
サポートサービス対象コンポーネント
Red Hat OpenStack Platform 10 / 13
コンポーネント | rpm パッケージ名 | 備考 |
---|---|---|
Director | rhosp-director-* | CLI のみ (*1) |
Dashboard | openstack-dashboard-* | |
Identity | openstack-keystone-* | |
Networking | openstack-neutron-* | Open vSwitch (*2)(*3)(*4)(*5) |
Block Storage | openstack-cinder-* | iSCSI LVM (*6), NFS, Ceph (*7)(*8) |
Compute | openstack-nova-* | |
Image | openstack-glance-* | |
Telemetry | openstack-ceilometer-*, openstack-aodh-*, openstack-gnocchi-* |
|
Object Storage | openstack-swift-* | Image 格納、backup 用途のみ |
Orchestration | openstack-heat-* |
- (*1)Web UI は機能が限定的となっているため CLI の使用が必須となります。そのため基本的に CLI のみをサポートいたします。
- (*2)Open vSwitch DPDK はサポート対象外です。ご利用ご希望の場合は弊社担当営業までご相談ください。
- (*3)Single Root I/O Virtualization and Sharing(SR-IOV) のご利用はサポート対象外です。ご利用ご希望の場合は弊社担当営業までご相談ください。
- (*4)Neutron Distributed Virtual Router (DVR) はサポート対象外です。ご利用ご希望の場合は弊社担当営業までご相談ください。
- (*5)Linux Bridgeは将来のバージョンで廃止予定となっておりますので、ご利用はお勧めいたしません。
RH OSP 13ではサポート対象外です。ご利用ご希望の場合は弊社担当営業までご相談ください。 - (*6)iSCSI LVM はシングルノードで構築した検証環境のご利用のみサポートいたします。 商用環境でのご利用はサポートいたしません。商用環境では各社が提供するストレージおよび Cinder プラグインをご利用ください。
- (*7)別途 Red Hat Ceph Storage の購入が必要です。Linuxサービスセット含め、OEM版のRed Hat OpenStack Platform には評価用のRed Hat Ceph Storage は含まれておりませんので、ご留意願います。
- (*8)Director による Red Hat Ceph Storage のインストールはサポート対象外です。Red Hat Ceph Storageのインストール手順に従って Ceph のインストール、および OpenStack との連携設定を実施してください。
ゲストOSとして動作するRed Hat Enterprise Linux 6 / 5
用途 | RHEL6 | RHEL5 | |
---|---|---|---|
基本ソフト | Linux Kernel | kernel(*1) | |
運用ソフト | NFS | nfs-utils | |
Web Server (*i) | httpd | ||
Mail Server | sendmail(SMTP) dovecot(pop3含む) | ||
FTP Server | vsftpd | ||
DNS Server | bind | ||
Telnet Server | telnet-server | ||
DHCP | dhcp | ||
ファイル共有 | samba | ||
Cache Server | squid | ||
TCPフィルタリング | tcp_wrappers | ||
時刻調整 | ntp | ||
SNMP | net-snmp | ||
セキュアシェル | openssh-server | ||
ファイアウォール | iptables | ||
ディスク制限 | quota | ||
ログ関連 | rsyslogd logwatch logrotate |
syslogd logwatch logrotate |
- (*1)kernelには、動作させるハードウエア上で必要となるドライバをサポート対象として含みます。
ゲストOSとして動作するRed Hat Enterprise Linux 7
用途 | RHEL7 | |
---|---|---|
基本ソフト | Linux Kernel | kernel(*1)(*2)(*3) |
System and Service Manager | systemd | |
運用ソフト | Logical Volume Manager | lvm2 |
NFS | nfs-utils | |
Web Server (*i) | httpd | |
Mail Server | postfix(SMTP) sendmail(SMTP)(*4) dovecot(IMAP/POP3) | |
FTP Server | vsftpd | |
DNS Server | bind | |
DHCP | dhcp | |
ファイル共有 | samba | |
Cache Server | squid | |
TCPフィルタリング | tcp_wrappers | |
時刻調整 | ntp chrony | |
SNMP | net-snmp | |
リモートアクセス(*5) セキュアシェル |
openssh-server(SSHサーバ) openssh-clients(SSHクライアント) | |
ファイアウォール | iptables firewalld | |
ディスク制限 | quota | |
ログ関連 | rsyslog logwatch logrotate |
- (*1)
kernelには、動作させるハードウエア上で必要となるドライバをサポート対象として含みます。
- (*2)
ファイルシステムは、実績ある ext4 および XFS (スケーラビリティに優れている) をサポートします。Btrfs は、まだ商用利用実績に乏しいため、サポート範囲外とさせて頂きます。
- (*3)
ネットワークインタフェースの冗長化は、実績ある Bonding の各モードをサポートします。TeamDriver は、サポート範囲外とさせて頂きます。
- (*4)
Red Hat社は、sendmail は非推奨であり、今後のバージョンからは削除される可能性があるとしています。このため、基本的に postfix をご利用ください。また、弊社では、RHELの次期バージョン以降では、sendmail のサポートを提供しない予定です。
- (*5)
telnet, rsh, rcp 等は、通信が暗号化されず情報漏洩の原因となるため、sshをご利用ください。telnet, rsh, rcp は、サポート範囲外とさせて頂きます。
- (*i)
表内のソフト名はディストリビュータが提供するパッケージ名に基づきます。
RHELで提供するhttpdはApache HTTP Serverです。
- ※
各ソフトウェアは、OSに付属のものを対象とします。
サポート期限
Red Hat OpenStack Platform 10 のサポート期限は、2019年12月16日を予定しております。
別途 Extended Lifecycle Support (ELS) をご購入頂くことにより、最大 2021年12月 までサポート期間を延長することが可能です
Red Hat OpenStack Platform 13 のサポート期限は、2021年6月27日を予定しております。
別途 Extended Lifecycle Support (ELS) をご購入頂くことにより、最大 2023年6月 までサポート期間を延長することが可能です