Japan

関連リンク

関連リンク

関連リンク

関連リンク

サイト内の現在位置

徹底解説 デジタルインボイス、Peppolとは

電子請求・デジタルインボイスサービス KMD Connect

デジタルインボイスとは

デジタルインボイスとは、「請求情報(請求に係る情報)を、売り手のシステムから、買い手のシステムに対し、人を介することなく直接データ連携し、自動処理される仕組み」です。

インボイスの種類

インボイス(適格請求書)を電子化したものを電子インボイスと呼び、PDF形式などを含む電子データ全般を指します。対して、デジタルインボイスは、「標準化され、構造化された電子インボイス」を指します。

紙ではなく電子インボイスを利用することにより、発行側は郵送料金や、印刷・封入の手間を削減することができ、受取側も出社して紙の請求書を受け取る手間やファイリングの負担が軽減されます。一方でPDF形式などの電子インボイスを受け取る場合、販売管理システムや会計システムに請求情報を人手で入力する必要があります。デジタルインボイスは、共通の規格でシステム上でやり取りできるため、売り手から買い手側のシステムに自動で連携され、手入力の手間が削減されます。

発行側も受取側もシステム上で処理を進められ効率化が図れるという点がデジタルインボイスの特徴です。

Peppolとは

Peppol(ペポル)は、グローバルなデジタルインボイスの標準仕様です。電子文書をネットワーク上でやり取りするための「文書仕様」「ネットワーク」「運用ルール」に関する仕様を規定しており、欧州をはじめ、世界30か国以上で使用されています。

Peppolという共通仕様でやり取りすることにより、異なる会計販売システムを利用している企業間においても、請求書関連の情報を電子データで受け渡しすることが可能となります。すでに日本においても様々な販売管理システム、会計システムでサポートされています。

日本ではPeppolをベースとして、日本の商習慣に対応した標準仕様(JP PINT)が策定され、デジタル庁により管理・導入推進されています。

Peppolは、電子文書のやり取りをスムーズに行うために4コーナーモデルと呼ばれる構造をとっています。

4コーナーモデルとは、送り手(C1)が自らのアクセスポイント(C2)を通じ、Peppolネットワークに接続し、受け手のアクセスポイント(C3)にインボイスデータを送信し、それが受け手(C4)に届くという仕組みです。この仕組みによりPeppolネットワークに参加している請求側と受領側は、異なるシステムを使っていてもスムーズに電子文書のやり取りを行うことができます。

デジタルインボイス推進協議会(EIPA)

EIPAでは、商取引全体のデジタル化と生産性向上に寄与するため日本のデジタルインボイスの仕様策定の協力・普及活動を行っています。

NECは、EIPAの一員として社会全体としての請求業務にかかる負荷の最小化を目指し、デジタルインボイスのさらなる普及に取り組んでいます。

Escキーで閉じる 閉じる