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「SNMPv3の認証プロトコルに関する脆弱性」に関するご報告
-技術情報
平素より、弊社ネットワーク製品に対し格別のご高配を賜り深謝申し上げます。
以下に、SNMPv3の認証プロトコルに関する脆弱性について報告致します。
1. 本件の対象となる製品
SNMPv3が設定されている下記製品が対象です。デフォルトではSNMPv3は設定されておらず、対象外になります。
- IP8800/R400,S400,S300(10-08以降は対象外)
- IP8800/S6300,S6700(10.7.A以降は対象外)
- IP8800/S3600,S2400(10.7.B以降は対象外)
2. 出典
US-CERT Vulnerability Note VU#878044
Date:June 10, 2008
https://www.kb.cert.org/vuls/id/878044
3. 概要
SNMPv3(Simple Network Management Protocol version 3)は、認証機能、暗号化・復号化機能が利用可能なネットワーク管理プロトコルです。SNMPv3の認証プロトコルでは、なりすましやSNMPメッセージの改竄を検証するために、認証パラメータを使用します。この認証パラメータの値を意図的に変更することで、SNMPv3を使用した情報の取得や設定が可能となり、管理情報の漏洩やネットワーク設定を変更される可能性があります。
4. 影響
認証パラメータは、RFC3414で12バイト長と決められていますが、本脆弱性は、SNMPメッセージに設定された認証パラメータ長に基づき、認証パラメータをチェックすることに起因します。そのため、12バイト長未満の認証パラメータで送付された場合、12バイト長の認証パラメータに比べて、認証の強度が弱くなり、SNMPメッセージを使った管理情報の漏洩や、意図しないネットワーク設定の変更の可能性が高くなります。
5. 回避方法
認証プロトコルご使用の際は、暗号化プロトコルを併用して使用して頂くことで、なりすましやSNMPメッセージの改竄による、管理情報の漏洩や、意図しないネットワーク設定の変更に対する危険性を回避することができます。
6. 対策
本脆弱性に対し、認証パラメータ長のチェックを追加したソフトウェアをリリース致します。
No. | 装置シリーズ名 | 対象ソフトウェア 製品略称 |
対象バージョン |
---|---|---|---|
1 | IP8800/R400 | 全ソフトウェアが対象です | 10-08以降 |
2 | IP8800/S400 | 10-08以降 | |
3 | IP8800/S300 | 10-08以降 | |
4 | IP8800/S6300 | 10.7.A以降 | |
5 | IP8800/S6700 | 10.7.A以降 | |
6 | IP8800/S3600 | 10.7.B以降 | |
7 | IP8800/S2400 | 10.7.B以降 |
7. ソフトウェアの入手方法
ソフトウェアの入手やリリース日程につきましては、販売店またはお近くの弊社営業拠点にご相談下さい。