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InfoCage ファイル暗号 - InfoCage ファイル暗号 Ver2.0 強化ポイント
InfoCage ファイル暗号 Ver.2.0
「InfoCage ファイル暗号 Ver.2.0」を2007年8月3日にリリースしました。
バージョンの強化内容は以下のとおりです。
Windows Vista に対応
Windows Vistaに対応しました。また、Unicode文字(JIS2004文字)対応に伴い、下記の機能を追加しました。
新たにUnicode独自文字に対応した暗号化フォーマット(.edxフォーマット)を追加
InfoCage ファイル暗号 Ver2.0 からは、暗号化フォーマットとして、従来のフォーマット(edfフォーマット)に加え、新たにUnicode独自文字に対応したフォーマット(edxフォーマット)が追加されました。
それぞれのフォーマットの特徴は以下のとおりです。
edfフォーマット | ファイル名にUnicode独自文字を含む場合、暗号化できませんが、Ver1.x環境で復号可能なフォーマットです。 |
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edxフォーマット | ファイル名にUnicode独自文字を含む場合でも暗号化できますが、Ver1.x環境で復号する場合は、事前にedfフォーマットへコンバートする必要があります。 |
InfoCage モバイル防御 Ver3.5はEDXフォーマットに対応しておりません。モバイル防御連携機能を使用される場合は、InfoCage モバイル防御 Ver3.6をご利用ください。
暗号化フォーマットの切り替え機能を提供
暗号化時のフォーマットをedxフォーマットにするか、edfフォーマットにするか[環境設定]にて変更可能です。
新たにUnicode独自文字に対応した暗号化フォーマット(.edxフォーマット)を追加
edxフォーマットの暗号化ファイルをedfフォーマットに変換するためのコンバートツールを提供します。
edxフォーマットの暗号化ファイルをInfoCage ファイル暗号 Ver1.x環境で復号する場合にご利用ください。
自己復号型暗号化ファイルの有効期限設定機能追加
自己復号型暗号化ファイル作成時に有効期限を設定可能とし、有効期限を超えた場合に復号しようとするとファイルが自動的に削除されるようになりました。
本設定のON/OFFは鍵管理マネージャの[環境設定]-[その他]にて設定の変更が可能です。
- ※既定値はOFFとなります。
Administrator権限ユーザによるアンインストール制御機能を追加
クライアントによる自由なアンインストールを抑止するため、セットアップのオプションでアンインストールを不可にできるようになりました。その場合、アンインストール時に管理者よりクライアントにアンインストールツールを配布する必要があります。
[アンインストール許可] の場合のアンインストール方法
スタートメニューの[すべてのプログラム]-[NEC]-[InfoCage/ファイル暗号] -[InfoCage/ファイル暗号アンインストール] から、InfoCage ファイル暗号Ver2.0をアンインストールできます。
[アンインストール不許可] の場合のアンインストール方法
InfoCage ファイル暗号Ver2.0をアンインストールするためには、管理者がアンインストールツール(swfUninst.exe)を配布する必要があります。アンインストールツールは、InfoCage ファイル暗号Ver2.0 が格納されているメディア内にあります。
暗号化ファイルのタイムスタンプ
Ver1.2まで暗号化ファイルのタイムスタンプは暗号化時の時間となっていましたが、Ver2.0より元ファイルと同じタイムスタンプを継承するようになりました。これにより、ファイル管理が容易になりました。
マスタパスワードの有効時間を変更可能に
InfoCage ファイル暗号では一度マスタパスワードを入力すると一定期間マスタパスワードの入力なしに暗号化/復号が可能です。このマスタパスワードの有効期間の長さを鍵管理マネージャの[環境設定]で変更可能にしました。
自己復号型暗号化ファイルのログ追加
自己復号型暗号化ファイル作成に成功した場合、ログを出力するようにしました。
外部メディアへの暗号化ファイル出力失敗時、保存先変更が可能に
外部メディアへの暗号化ファイル出力失敗時、保存先変更が可能に外部メディアへの暗号化ファイル出力が失敗した場合、保存先指定ダイアログを表示し、別の場所に保存可能となりました。
自己復号型暗号化ファイルの復号先決定動作の変更
InfoCage/モバイル防御との共存環境/非共存環境に関わらず、復号時の動作を下記のように共通化しました。
ローカルディスク上で復号時
出力先フォルダを選択可能とし、かつ、外部メディア上への復号を禁止しました。
外部メディア上で復号時
出力先フォルダを選択必須とし、かつ、外部メディア上への復号を禁止しました。
クラスタ対応
クラスタ上で InfoCage ファイル暗号 Ver2.0 が動作可能なことを確認しました。