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インクルージョン&ダイバーシティを推進するNECが目指すもの 東京レインボープライドでまた一歩

「Happy Pride!」──アジア最大級のLGBTQ+関連イベント「東京レインボープライド2024」の最終日、レインボーカラーのNECロゴTシャツを身に着けたNECグループ社員が、冒頭のかけ声と共に、東京 渋谷・原宿の街を笑顔で行進しました。こうした活動を通じてNECグループが実現しようとしていることとは──。

約180人が参加 多様でカラフルに変化したNECグループ

個性もバックグラウンドも多様な社員一人ひとりが持てる力を十分に発揮し、意見やアイデアを交わしながらイノベーションを創出する──NECグループは、インクルージョン&ダイバーシティを経営戦略のひとつに掲げ、その推進に力を入れています。今回、NECとNECソリューションイノベータが東京レインボープライド2024に公式スポンサー企業として参画したのも、多様な“個性”を尊重し、応援する企業姿勢を表明するためです。その想いに賛同したNECグループ社員約180人がプライドパレードに参加しました。

最前列でプライドパレードに参加したNECのChief Human Resources Officer(以下CHRO)堀川大介は、NECのここ数年の変化を期間限定でレインボーカラーとなったNECロゴになぞらえてこう語りました。

「ここ数年、キャリア採用を大幅に強化したこともあり、多様なバックグラウンドを持つ方々が社内に一気に増えました。多様でカラフルに変化したNECグループを、ぜひ皆さんに見ていただきたい」

NECとNECソリューションイノベータの経営幹部がパレードを先導
(向かって左から)NEC CHRO 兼 ピープル&カルチャー部門長 堀川大介、NECソリューションイノベータ 社長 石井力、NECクラウド・マネージドサービス事業部門長 兼 Chief Diversity Officer 繁沢 優香、NEC パブリックビジネスユニット長 雨宮邦和(NECグループ LGBTQ Allyコミュニティ エグゼクティブスポンサー)、NECソリューションイノベータ 専務 中田平将

「NECのイメージが変わった」Purpose実現への意識高まる

東京レインボープライド2024のメイン会場である代々木公園に設営したNECブースでは、NECが世界に誇る顔認証技術を活用して“笑顔度”を測定するゲームや、来場者が自らの想いや伝えたいことを自由に記入するメッセージボードを設置。1000人以上の方々がNECブースを訪れ、多くの笑顔が溢れました。

来場者からは「私はLGBTQ当事者。昔はずっと泣いていることもあったけれど、やはり笑顔が一番。こうしたテーマに前向きに取り組んでいるNECを、これからも見守っていきたい」というエールや、「もうちょっと“カタい”会社だと思っていたけれどイメージが変わりました!」といった声が寄せられました。

小さいお子さんも「笑顔ゲーム」にチャレンジ!
多くのコメントが書き込まれたメッセージボード

パレードに参加したNECグループ社員にとっては、意識だけでなく行動を変えるきっかけにもなりました。「NECグループのPurpose(存在意義)である、誰もが人間性を十分に発揮できる社会の実現に、より貢献していきたい気持ちが高まりました」、「自分と“違う”人を受け入れようという世界感にあふれたイベントがあることを周りに伝えたい」、「まずは自身の周囲5メートルにいる人の意識を変えることから始めます」といった声が、いくつもあがりました。

「深層ダイバーシティ」外見に現れにくい多様性も受け入れて

今回のイベント参加に始まり、NECグループは6月のプライド月間(Pride Month)など年間を通してインクルージョン&ダイバーシティの推進活動を重ねていきます。「ダイバーシティ」という言葉をめぐっては、性別、国籍、年齢といった目に見えやすい属性の違いを指す「表層ダイバーシティ」だけでなく、価値観、経験、強み・弱みといった外見に表れにくい属性の違いを指す「深層ダイバーシティ」という表現も耳にするようになりました。NEC CHROの堀川は抱負を語ります。

「インクルージョン&ダイバーシティは、イノベーションを起こすための源泉ですが、まだ十分に浸透しているとは言えません。一人ひとりが『目に見えやすい属性の違い』のさらに奥底にある『深層ダイバーシティ』まで理解し、多様性を互いに受容(=インクルージョン)するようになってほしい。そして、それを推進し続けるNECグループでありたいと思っています」

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