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2022年7月17日、NECは創立123周年を迎えました。創立記念日に合わせて毎年実施している「NEC Way Day」は、NECグループ共通の価値観や行動の原点である「NEC Way」について、社員一人ひとりが理解を深め、考え、未来への一歩を踏み出すイベントです。
「NEC Way Day 2022」(今年は7月15日に開催)のテーマは、「This is NEC.」でした。このテーマのもと、社員一人ひとりが、大切にしている「今」に向き合い、「今、できること」「やりたいこと」「私らしさ」を考え、未来に向けて「My Way」(志)を磨く。今回は、この共通テーマで、日本でのイベント開催に加えて、グローバルの各地域において工夫をしたNEC Way Dayを実施、ONE NEC一体で123周年をお祝いしました。
NEC社長兼CEOの森田隆之に加えて、NECグループのシンクタンク 国際社会経済研究所(IISE)の藤沢久美・新理事長と、野口聡一・新理事が登壇。そして、社外ゲストとしてホスト・実業家のローランドさんを招き、開催した日本でのNEC Way Dayをご紹介します。
CEO×起業家×宇宙飛行士で語る未来―失敗してもいい。とにかくチャレンジを!
フリーアナウンサー木佐彩子さんがMCを務め、今年も完全オンラインで開催した「NEC Way Day 2022」。森田社長と、IISEの藤沢理事長、野口理事の3者による、NECの未来を語るトークセッションからプログラムはスタートしました。
NECは2025中期経営計画で「顧客との未来の共感創り」をかかげ、Thought Leadership活動を本格開始。その一環として、IISEに藤沢理事長、野口理事を迎え社会提言機能を強化し、活動の幅を拡大しようとしています。
「IISEが、NECの、世界の、そして未来の道しるべを示せるようになりたい」「将来ビジョンを発信するだけではなく、ビジネスの勝率を上げるために、一緒に汗をかくシンクタンクを目指したい」―これまでもアクションを大事にしてきたという、藤沢理事長の力強い意気込みに、多くの社員が「変わるNEC」を実感。
地球環境にフォーカスし、カーボンニュートラルの領域で、新たな将来ビジョンを示したいと抱負を語る野口理事は、終始笑いを誘いながら、「リードする立場ではあるが、実態と乖離しないよう、社員の皆さんの日々の活動に寄り添っていけるようにしたい。皆さんもどんどんチャレンジしてほしい」という心強いメッセージを発信しました。
森田CEOはプログラムの最後に、「“未来の共感創り”に向けた準備は整いつつある。その先のビジネスを創っていくために、これからはNEC自身が、ファーストペンギンになろう。失敗してもいい。とにかくチャレンジをして、社員の皆さんもファーストペンギンになってほしい」とメッセージ。NECの未来に対する理解とともに、「失敗を恐れず、チャレンジをする」という姿勢を応援しました。

ローランドさん―大きな映画でも小さな映画でも 自分が主役の人生を演じきって
「NEC Way Day 2022」の一番の話題は、ホスト・実業家のローランドさんと森田CEOによるゲストセッションです。2018年より、カルチャー変革を推進しているNEC。社員一人ひとりが、今まで以上に自律的に考え、行動することが求められる今、さらなるマインドセットチェンジを促す、強力なゲストとしてお招きしました。
「自分をどう高めるか」という質問に、ローランドさんは「無知は力、武器になる。創業時は無知だからこそチャレンジできた」と振り返ります。これに森田CEOは、「自分で考え抜いた結論が、圧倒的なパワーになる」と応えました。
また若手社員からの「在宅勤務が多く、漠然とした不安を抱えている」という悩みには、ローランドさんから「不安は、成功したいという気持ちが大きい証拠」「健全な努力は、昨日の自分より今日の自分が頑張れているということ。自分を主語に努力をする」という名言が飛び出しました。
さらにキャリアに対するアドバイスも。キャリアは「自分で決めることが大切。他人から決められたものは責任転嫁してしまう」「自分の人生、自分が主役。大きい映画でも小さい映画でもいい。主役を演じきってほしい」と力を込めました。
ローランドさんのセッションは、まさに社員が自らと向き合い、明日からの一歩を踏み出せるような後押しになったと言えるでしょう。

NEC史上初、世界中のNECグループが一丸となって盛り上げた
さらに今年は、これまで国内中心だった「NEC Way Day」を、グローバルに拡大。世界各地でオリジナルの「NEC Way Day 2022」の取り組みが展開されました。また日本開催の中でもオーストラリア、スイス、南アフリカ、そして日本の社員をつないで「グローバル体感セッション」を開きしました。
国籍も職種も異なる5人の社員が、それぞれの環境で「NEC Way」をどのようにとらえ、働いているのか、どんな「My Way」を持って、日々挑戦しているのか。この5人の議論を通じて、参加した社員全員にとっても、「NEC Way」と「My Way」を考えるきっかけになりました。
国境を超えて、会社を超えて、「NEC Way」のもと、NECグループの成長のために、そして個人の成長のために、それぞれの場所で奔走している仲間がたくさんいるー「NEC Way Day 2022」は、それを社員一人ひとりが体感できるイベントになりました。
123周年目を迎えたNEC。これからも変革を続け、「NEC Way」の実践を通して、社会価値創造企業として、新たな未来を切り拓いていきます。

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