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アイアットOEC様

高性能かつ安定した基盤を活用し
「WaWaOffice」をサービス提供、運用負荷も低減

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(左)アイアットOEC 高杉賢治氏/(右)光實孝弘氏

アイアットOEC様は、グループウェアをはじめとする業務システム向けクラウドサービス「WaWaOfficeシリーズ」の基盤としてNEC Cloud IaaSを採用しています。同社は基盤の品質だけでなく、ビジネスパートナーとしてのNECの姿勢を評価したと言います。

NEC Cloud IaaS/データセンター パートナープログラムを活用して実現したサービスについてお聞かせください。

アイアットOECは、岡山情報処理センター(OEC)より分社独立し、誕生した企業です。当社が提供するクラウドサービスWaWaOfficeシリーズは、グループウェア「WaWaOffice」を核に、SFA「WaWaFrontier」、ワークフロー「WaWaFlow」などのオプションサービスを連携させることができ、コミュニケーションをはじめ様々な業務を支援します。
また、WaWaOfficeのエンジンをオープンソースとしても公開しており、他の事業者がオリジナルブランドのサービスにリネームして提供しています。それらも含めると、現在のユーザー数は実質30万IDにものぼります。

なぜ、パートナープログラムを利用しようと考えたのでしょうか。

インフラの運用管理負荷軽減、安定性・信頼性の強化などを目的にNEC Cloud IaaSを活用することを決めました。
それまで、私たちは外部データセンターのハウジングスペースを間借りし、そこにWaWaOfficeシリーズのインフラを構築。私たち自身で運用管理を行っていました。
限られた人員で、24時間365日、サービス提供基盤を監視し、安定稼働させるのは容易ではありません。当社が契約に当たって提示しているSLAは99.9%となっていますが、お客様の日々の業務を支えている以上、たとえ数分でもダウンタイムは許されないからです。

NECのサービス、パートナープログラムを採用した理由をお聞かせください。

最も大きな決め手となったのはNECだけがビジネスパートナーとしての姿勢を示してくれたことです。
選定時には4つのサービスを候補に挙げましたが、NEC以外の事業者は、見積もりのやり取りなどが中心でした。一方、NECはエンジニアやサービス責任者が岡山まで足を運んでくれ、WaWaOfficeシリーズの仕様や業務要件を理解し、既設環境からNEC Cloud IaaSへの移行方法にいたるまで、親身に相談に乗ってくれました。対応OSに関する疑問、ストレージのサイジングなど、技術的な課題も一緒に解決してくれ、「共にサービスをつくる」体制で対応してくれたのです。「ここまでやってくれるのか」と、非常に驚きました。

安定性や信頼性などについては、どのように評価したのでしょうか。

負荷テストなどを実施し、厳密な調査を行った上で、NEC Cloud IaaSの実績や品質の高さをサービス提供基盤に最適だと判断しました。
例えば、負荷テストを実施した際は、他社のIaaSと比較して、最も安定して高い性能が出ていました。
クラウドサービスを提供する立場としては、単に性能の最高値だけでは評価することはできません。「ある時はとても速い」が「遅いときはとても遅い」サービスとなってしまっては、お客様にとっては使い勝手がよくないからです。あくまでも「性能」が常に「安定」しているという点が重要になります。NEC Cloud IaaSはこの点で他社よりも抜群に優れていました。安定性と高性能を高いレベルで両立できていたのは、NEC Cloud IaaSだけです。

NEC神奈川データセンターに対する評価も高いと聞きました。

NEC Cloud IaaSを運用しているNEC神奈川データセンターには非常に安心感があります。近年、WaWaOfficeシリーズを利用するに当たり、ファシリティ監査を実施するお客様も増えていますが、立地、堅牢性、信頼性に優れたNEC神奈川データセンターであれば胸を張ってお客様にご案内できます。

NEC Cloud IaaSに移行して、サービス品質や業務はどのように変わりましたか。

WaWaOfficeシリーズは、NEC Cloud IaaS上で極めて安定的に稼働しており、社内外からの評判は上々です。
お客様からはWaWaOfficeのサービスのレスポンスが「速くなった」という評価をいただいており、営業担当者は、インフラがNEC Cloud IaaSであることが、お客様へのアピールになると言っています。
また、エンジニアたちは、インフラ開発、運用から解放され、機能強化のためのプログラム開発などに専念できるようになりました。オフィスには、システムの異常を検知すると点灯するパトランプを設置しており、以前はこれが頻繁に点灯していましたが、現在は、ほとんど点灯することがありません。「パトランプが壊れているんじゃないか」と冗談を言い合っているほどです。
運用開始後もNECは定例会を開催し、運用の自動化など、サービスの改善につながる様々な提案をしてくれています。当初感じたとおり、まさにビジネスパートナーです。NECの他のデータセンターと連携させ、ディザスタリカバリ環境を構築することも検討しています。
今回の取り組みを通じて、私たちのように、地方に拠点を持ち、比較的規模の小さな事業者が自らクラウドサービスのインフラまでを運用するのは非常に非効率なのだと痛感しました。以前はコスト面でIaaSを採用するのが難しい面もありましたが、現在はIaaSを使って十分競争力のあるサービスを実現できます。中でもNEC Cloud IaaSを選択した私たちは、まさに大成功でした。WaWaOfficeシリーズの可能性が大きく広がっています。

  • 2015年12月、WaWaOfficeは一般社団法人 クラウドサービス推進機構(CSPA)により、
    中小企業が安全に活用できるクラウドサービスとして、第2回「クラウドサービス認定プログラム」に選出されました。
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