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Symantec System Recovery 2013 R2サポート情報(ご購入者向け)

【販売停止品】
注意: Symantec System Recovery 2013 R2 製品は 2017年8月31日 で受注停止となりました。

Symantec System Recovery 2013 R2 をご購入頂き、ありがとうございます。本製品をご利用になる際には熟読いただけますようお願いいたします。

運用に先立って

  • 暗号化ソフトウェアと併用する場合は、リストアして復号化できることを事前に検証してください。
  • クイックスタートガイドを参照してリカバリディスクを作成し、リカバリディスクがご利用の環境で使用できるか事前に検証してください。

インストール媒体について

Windows Server 2008/Windows Server 2003 では、インストール用DVDを挿入してもインストールメニュー画面が自動起動しない場合があります。
もしこの現象が発生した場合には、WindowsOSが32bit版/64bit版のどちらかを確認し、
32bit版であればDVD上の \SSR\SSR32\SETUP.EXE を直接実行し、
64bit版であればDVD上の \SSR\SSRX64\SETUP.EXE を直接実行してください。

リカバリディスクの作成について

  • Symantec System Recovery 2013R2 では、コールドバックアップやシステムの復旧の際にリカバリディスクという起動ディスクを使用します。
    このリカバリディスクは別途作成する必要があります。これはMicrosoft社が WindowsPE の再配布を許可しなくなったためです。
    クイックスタートガイドをご確認いただき、リカバリディスクを作成してください。

  • リカバリディスクの作成は、製品インストール媒体に含まれるリカバリディスク作成機能を使用します。 作成方法としては、[標準]/[高度] オプションの 2種類があります。
    [標準]オプション
    リカバリディスク作成作業を行う OS をベースとする WindowsPE を格納したリカバリディスクを作成します。
    ※注意:Windows 回復環境(WindowsRE) が利用できない環境では [標準] オプションを使用できません。
    [高度]オプション
    Windows ADK を使用して Windows Server 2012 または、Windows Server 2012 R2 をベースとする WindowsPE を格納したリカバリディスクを作成します。
    ※注意:[高度] オプションを利用する際は Symantec System Recovery2013 R2 SP 3 以降を適用してください。
    SP 2 以前の場合、[高度] オプションでは、リカバリディスク上での作業時にキーボードレイアウトが英語となります。SP 2 以前のSPレベルで [高度] オプションを使用しなくてはならないという場合はVeritas社の対処策を参照してください。
  • リカバリディスク作成機能は、以下の OS でサポートされます。
    • Windows 10(※SSE2013R2 SP4より対応)
    • Windows 8.1
    • Windows 8
    • Windows 7
    • Windows Server 2012 R2
    • Windows Server 2012
    • Windows Server 2008 R2
    • Windows Server 2008(※[高度]オプションでのみサポート)
  • リカバリディスクは、作成に使用した WindowsPE のバージョンより新しいバージョンの、WinodowPE のベースとなる OS のリストアをサポートしません。例えば、Windows Server 2008R2 上で [標準] オプションを使用して作成したリカバリディスクでは、Windows Server 2012 のリストアをサポートしません。そのため、Symantec System Recovery 2013R2 を複数のマシンで使用する場合は、なるべく新しいバージョンの OS でリカバリディスクを作成することを推奨します。
    また、[標準] オプションを使用して作成したリカバリディスクを元にカスタムリカバリディスクを作成する場合も、作成に使用した WindowsPE のバージョンより新しいバージョンの WinodowPE のベースなる OS 上でのカスタマイズをサポートしません。
  • VMware ESXi 上の Windows Server 2003 の仮想マシンで使用するリカバリディスクを作成する場合は、リカバリディスク作成時に使用する OS を Windows Server 2012 以前にして、標準オプションで作成してください。

リカバリディスク起動時に使用するドライバについて

  • リカバリディスクは多くの装置に対応していますが、ストレージデバイスやネットワークデバイスによってはドライバが別途必要になる場合があります。
    弊社にて Windows Server 2012R2 ベースのリカバリディスクで確認済みの装置や、オプションボードの一覧を下記に公開しています。確認次第、適宜追加しておりますが、一覧に記載がない場合はご購入前にクイックスタートガイドをご確認いただき、リカバリディスクの事前検証を必ず実施してください。検証の結果、ドライバが必要な場合にはお客様にて装置付属のメディアや各デバイスベンダーのサイトから、リカバリディスク作成に使用した WindowsPE の ベースとなる OS に対応するドライバをご用意していただき、カスタムリカバリディスクを作成していただく必要があります。
  • デフォルトでは [標準]/[高度] オプションに関係なく、作成元のOSで使用しているドライバは自動的にリカバリディスク作成時に組み込まれます。

  • Express5800/100 シリーズ、iStorage NS シリーズ、及びそれらに増設可能なオプションボード以外の対応ドライバは、Symantec System Recoveryより提供できません。ご購入前にドライバを入手可能かご確認ください。
    また、クライアント OS とサーバ OS のどちらのドライバでも対応できる可能性があります。ドライバの入手が難しい場合はそちらもご検討ください。

カスタムリカバリディスクの作成

リカバリディスク検証の結果、ドライバを追加が必要となった場合は下記の注意点をご一読ください。

  • デバイスまたはドライバによっては、リカバリディスクにドライバを組み込んでもリカバリディスクから起動するとデバイスが自動認識されず、アクセスできないことがあります。カスタムリカバリディスクの作成時は以下の手順にて、ご確認ならびにご対応ください。

  1. ドライバを準備します。

  2. リカバリディスク起動時に[ホーム]→[ドライバのロード]にてドライバをロードさせ、デバイスが認識できることを確認します。

  3. 2.で認識できた場合は、ユーザーズガイド 第3章の「新しい System Recovery Disk の作成」、もしくは「既存の System Recovery Diskのカスタマイズ」を参照して、該当のドライバを追加したカスタムリカバリディスクを作成します。

  4. 3.で作成したカスタムリカバリディスクで起動し、対象のデバイスが認識できることを確認します。

  5. 4.で認識できた場合は、作成したカスタムリカバリディスクをご使用ください。
    認識できなかった場合は、ドライバを別媒体に保管し、リカバリディスク起動時にドライバをロードしてご利用ください。
  • リカバリディスク起動時にドライバをロードする場合、該当のドライバはリカバリディスクから起動した際に認識可能な場所に格納する必要があります。外付けHDD等の外部媒体に格納してご利用ください。

お問い合わせ

購入後のお問い合わせは、PP・サポートサービスをご利用ください。PP・サポートサービスの詳細につきましては、PP・サポートサービスをご覧ください。

FAQ

PP・サポートサービスのご契約者専用Webサイトにて随時公開しています。定期的にご確認ください。

障害・パッチ情報

障害・パッチ情報は、PP・サポートサービスのご契約者専用Webサイトにて公開しています。

クイックスタートガイド

インストール/リカバリディスク作成方法/設定方法/注意事項等を記載した "クイックスタートガイド" を公開しています。インストール前にお読みください。