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動作環境

Veritas System Recovery 23.1 対応OS

OS 及び Edition OS Architecture/
Service Pack
特記
事項
Windows Server 2022
  Datacenter/Essentials/Standard
RTM -
Windows Server 2019
  Datacenter/Essentials/Standard
RTM -
Windows Server 2016
  Datacenter/Essentials/Standard/Storage Server
RTM -
Windows Server 2012 R2
  Datacenter/Essentials/Foundation/Standard/Storage Server
RTM -
Windows Server 2012
  Datacenter/Essentials/Foundation/Standard/Storage Server
RTM -
Windows 11
  Home/Pro/Enterprise/Pro for Workstations/IoT
21H2,
22H2 
-
Windows 10
  Home/Pro/Enterprise/Pro for Workstations/IoT
1709,
1803,
1809,
1903,
1909,
2004,
2009,
21H1,
21H2,
22H2 
-
Windows 8.1
  (standard)/Enterprise/Pro
RTM -

Veritas System Recovery 23.1 対応仮想プラットフォーム

Veritas System Recovery の対応仮想プラットフォームと対応OSの組み合わせ、及び、仮想プラットフォーム自体の対応OSの組み合わせに、合致する範囲でサポートします。

  • パススルーディスクは、プラットフォーム/接続方法/利用方法 などの条件を問わず、サポートしておりません。
  • ホストOSについては Hyper-V のみ対応しています。
    サポート対象OSのバージョンは、本ページ上部にある対応OSと同じです。
仮想プラットフォーム Version 特記事項
VMware ESXi 7.0 RTM  *1, *2
6.7 RTM, U1 *1, *2
6.5 RTM, U1, U2 *1, *2
6.0 RTM, U1a, U1b, U2, U3, U3a *1, *2
5.5 RTM, U1a *1, *2
Microsoft Hyper-V Windows Server 2022 RTM *1, *3, *4
Windows Server 2019 RTM *1, *3, *4
Windows Server 2016 RTM *1, *3, *4
Windows Server 2012 R2 RTM *1, *4
Windows Server 2012 RTM *1, *4
  • *1
    リカバリディスクに格納した Windows PE によってはリカバリディスクが使用できない場合があります。リカバリディスク作成に使用した Windows PE のベースとなる OS のバージョンが仮想プラットフォームに対応しているかご確認ください。リカバリディスクについてはこちらをご確認ください。
  • *2
    32 bit版 OS のP2V移行は、サポートしていません。
  • *3
    Shielded VM で保護された仮想マシンは、サポートしていません。
  • *4
    クラスタ共有ボリュームはバックアップできません。

Veritas System Recovery 23.1 ハードウェア要件

メモリ
製品本体 Veritas System Recovery Agent 合計
4 GB
-
Veritas System Recoveryユーザーインターフェースと Recovery Point Browser -
復旧環境 リカバリディスク使用時 1.5 GB *1
Veritas System Recovery LightsOut Restore 使用時 1.5 GB *1,*2
ディスク使用量
Veritas System Recovery x64, x86 2GB -
Veritas System Recovery LightsOut Restore x64, x86 2GB *2
  • *1
    ビデオカードなどが使用するメモリサイズを除きます。
  • *2
    Veritas Recovery LightsOut Restore は、リカバリディスクの機能をマシンのローカルディスクにインストールする機能です。その性質から惨事復旧時には使用できないことがあるため、非推奨です。特別な理由がなければ、リカバリディスクをご利用ください。
  • バックアップ元は 32TB のドライブまでです。バックアップ元がCドライブの場合、16TB のドライブまでです。

Veritas System Recovery 23.1 注意事項

Desktop Edition/Server Edition/Virtual Edition 共通

  • VSR23.1では、バックアップを実行するとメモリ使用量が少量増加(当社検証では1ジョブあたり1MB増加(*))するケースがあります。そのため、バックアップ回数は1日1回以下での実行を強く推奨します。
    また、下記技術情報に記載されている間隔で、VSR23.1のサービス再起動をご検討ください。
    ただし、VSR23.1のサービス再起動はサーバの再起動時にも行われます。上記技術情報より短い間隔でサーバの再起動を実施している場合、VSR23.1のサービス再起動を別途実施する必要はありません。
    (*) 当社検証環境での確認値であり、お客様環境へ導入した結果を保証するものではありません。
  • 対応機種につきましては、弊社営業までお問い合わせください。
  • Oracleのバックアップについては、Oracleのサービスを停止した状態(静止状態)の場合のみサポート対象です。
    ただし、OracleがOracle Automatic Storage Management(ASM)で構成されている場合はサポート対象外です。
  • Restore Anyware を使用することで、ハードウェア構成が異なる装置に OS をリカバリすることが可能ですが、リストア先装置に適したドライバモジュールが準備できているなどの前提条件を満たす必要があります。このため、ハードウェアの構成によっては、該当装置に適したドライバが存在しない等の問題から、リカバリ後 OS が正常に動作しない場合がございます。これは、Veritas System Recovery 自体の問題ではなく、バックアップ元装置のデバイスとリストア先装置のデバイスが異なるためであり、新たに適切なドライバを入手して追加頂く必要がございます。ハードウェア構成が異なる装置へのリカバリに際しては、お客様責任にて実施して頂きますよう、お願い致します。
    また、弊社にて未サポートのドライバモジュールを組み込まれた場合、OSサポートが非対応となる可能性がございます。リカバリ後のOSサポートについても、事前にご確認頂きますようお願い申し上げます。
  • ハードウェアベンダからの OEM ライセンスまたはシングルユーザーライセンスを保有している場合、Windowsプロダクトライセンスキーを使用して、Windowsソフトウェアを再度アクティブ化を求めるメッセージが表示されることがあります。OEM およびシングルユーザーライセンスのアクティブ化の数には制限がございますので、ご注意ください。また、他のマシンへリストアを行う場合、お使いのオペレーティングシステムまたはアプリケーションのライセンス契約をご確認ください。
  • ドメインコントローラのバックアップ及びリストアは、サポート対象外です。
  • CLUSTERPRO環境のバックアップ及びリストアは、サポート対象外です。
  • 異なるバックアップソフトウェア製品を、同じサーバへインストールして稼働させることは未サポートです。ただし、NetBackupマスターサーバ自身のDRのみ、特定条件のもと(Veritas System Recoveryと同時稼働しないなど)で、同居をサポートします。詳細は弊社営業までお問い合わせください。
  • LiveUpdate はサポートしておりません。
  • 4K HDD環境では、Hyper-V用のVHDXファイルへの変換機能と、ドライブ単位で取得したバックアップデータ(リカバリポイント)からのファイル単位でのリストアは、現状NECでの受け入れ評価で問題が発生しておりご利用いただけません。
    また、VMware ESXi は4K HDDをサポートしておりません。そのため、VMware ESXiへの4K HDD環境のP2V移行はできません。
  • バックアップ対象のディスクの最大サイズは、32 TBです。
  • 他製品と同居した環境での利用において、製品間リソース競合等、本製品の修正や運用上の回避で解決しない問題が生じた場合、同居した利用がサポート対象外となることがあります。
  • 通信経路上でプロキシサーバを経由してのバックアップには対応しておりません。
  • 通信経路上でNATやNLB等により、IP変換を行う環境には対応しておりません。

Server Edition / Virtual Edition のみ

  • ハードウェアにNEC独自のアーキテクチャを実装したサーバ(例:FTサーバ、ブレードサーバ)は未サポートです。
  • Windows Server Coreのバックアップは未サポートです。

リカバリディスクについて

Veritas System Recovery 23.1 では、コールドバックアップやシステムの復旧の際にリカバリディスクという起動ディスクを使用します。このリカバリディスクは別途作成する必要があります。これはMicrosoft社が WindowsPE の再配布を許可しなくなったためです。クイックスタートガイドをご確認いただき、リカバリディスクを作成してください。

  • リカバリディスクの作成は、製品インストール媒体に含まれるリカバリディスク作成機能を使用します。
    作成方法としては、[標準]/[詳細] オプションの 2種類があります。
    [標準]オプション
    リカバリディスク作成作業を行う OS をベースとする WindowsPE を格納したリカバリディスクを作成します。
    ※注意:Windows 回復環境(WindowsRE) が利用できない環境では [標準] オプションを使用できません。
    [詳細]オプション
    Windows ADK を使用して、ADKのバージョンに応じた Windows PE を格納したリカバリディスクを作成します。

  • リカバリディスク作成機能は、以下の OS でサポート致します。
    • Windows 11
    • Windows 10 (※1709 では、[詳細]オプションでのみサポート)
    • Windows 8.1
    • Windows Server 2022
    • Windows Server 2019
    • Windows Server 2016
    • Windows Server 2012 R2
    • Windows Server 2012
  • 【カスタムリカバリディスク作成が必要となった場合の注意点】
    カスタムリカバリディスク作成時にロードするドライバによっては、ロードが成功した場合でも組み込まれていないことがあります。
    以下の手順にて、ご確認ならびにご対応ください。
    1. ドライバを準備します。

    2. リカバリディスク起動時に[ホーム]→[ドライバのロード]にてドライバをロードさせ、デバイスが認識できることを確認します。

    3. 2.で認識できた場合は、ユーザーズガイド「既存のVeritas System Recovery Diskのカスタマイズ」の手順にしたがって、カスタムリカバリディスクを作成します

    4. 3.で作成したカスタムリカバリディスクで起動し、対象のデバイスが認識できることを確認します。

    5. 4.で認識できた場合は、作成したカスタムリカバリディスクをご使用ください。

    6. 認識できなかった場合は、ドライバを別媒体に保管し、リカバリディスク起動時にドライバをロードしてください。

その他注意事項

バックアップソフト製品以外の、ハードウェア、HCI、仮想化ソフト、等の製品の固有問題・独自改変に起因して発生した問題は、それらハードウェア、HCI、仮想化ソフト側で問題を解決する必要があります。解決できない場合は、制限事項となる場合があります。