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運用中のArcserve UDPに追加
Arcserve UDP Cloud Hybridで災害対策

災害対策とその課題

万が一の災害やシステム障害などによって、重要なデータが損失しないよう、データ保全方法を考える必要があります。障害が地理的に広範囲へ及ぶ可能性を考慮し、遠隔地サイトへデータを退避することが、対応の一つです。
しかし、遠隔地にデータを退避し災害対策を行うには、別拠点を用意し、利用中のシステムと同規模のハードウェア/ネットワークなどを揃える必要があります。新たな設備・システムの準備には多大な時間とコストがかかります。
また、遠隔地側でのサイトにおいても、管理やバックアップ運用を行うことになります。IT管理部門の負担増加は避けられません。

【課題】膨大な初期導入コスト

ご利用中のArcserve UDP に Arcserve UDP Cloud Hybrid を追加して災害対策を実現

Arcserve UDP Cloud Hybridは、Arcserve UDP の復旧ポイントサーバ(RPS)間のレプリケート機能を利用して、オンプレミスのArcserve UDPのデータを、クラウドに複製します。
ご利用中のArcserve UDP環境とは離れた場所(クラウド)へ保管する事で、災害が起こった際にもバックアップデータを保持します。

ご利用中のArcserve UDP に Arcserve UDP Cloud Hybrid を追加して災害対策を実現

このように、ご利用中のArcserve UDPのバックアップに、Arcserve UDP Cloud Hybridを追加して、既存環境から離れた場所であるクラウドにもバックアップデータを保管し、災害対策を実現します。



Arcserve UDPに Cloud Hybrid を追加するパターン

お客様がご利用中の現行システムに対して、Cloud Hybridの追加パターンは2つあります。

Arcserve UDPにCloud Hybridを追加するパターン

Arcserve UDP Cloud Hybridは、Arcserve UDP の復旧ポイントサーバ間のレプリケート機能を利用し、クラウドにデータを複製します。そのため、復旧ポイントサーバ(RPS)※が必要です。

  • 復旧ポイントサーバ:Arcserve UDPで重複排除バックアップや遠隔地転送を行う場合に必要なサーバ

ご利用中のArcserve UDPに復旧ポイントサーバ(RPS)がある場合は、お客様環境(現行システム)に、Arcserve UDP Cloud Hybrid を追加導入します。

  • お客様環境で利用中の Arcserve UDP Appliance  に、Arcserve UDP Cloud Hybrid を追加導入することもできます。
    ご利用中のArcserve UDPに復旧ポイントサーバ(RPS)がない場合は、復旧ポイントサーバをお客様環境に用意し、Arcserve UDP Cloud Hybrid を追加導入します。

Cloud Hybridの操作はArcserve UDP コンソールと共通

Arcserve UDPとArcserve UDP Cloud Hybridのコンソールは共通のため、運用負担を軽減できます。

Cloud Hybridの操作はArcserve UDP コンソールと共通

また、Arcserve UDP Cloud Hybridは、販売元のArcserve社が構築します。
必要になる復旧ポイントサーバ(RPS)やコンソールも、インストールした状態で、お客様へお渡しいたします。

  • Arcserve UDP Cloud Hybrid コンソール との通信は、 SSL/TLSで暗号化されています。
  • Arcserve UDP Cloud Hybrid のインスタンスは、ウイルス対策ソフトで保護されています。

システム復旧の流れ

お客様のサイトが被害を受け、データを損失してしまった場合は、Cloud Hybridを利用してクラウドに保管したデータを使って復旧します。
クラウドからお客様サイトの復旧ポイントサーバへデータをレプリケーションし、レプリケーションされたバックアップデータから、システムをリストアします。

システム復旧の流れ
  • 被害を受けたサイトの復旧より早く業務を再開されたい場合は、クラウド側で業務を再開するオプションがあります

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