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BoxとオンプレのシステムをWebSAM JobCenterで連携しよう

JobCenter Lab vol.32

WebSAM JobCenter ブログ担当です。
働き方の変化により、社内の情報基盤をオンプレミスのファイルサーバー等からクラウド化する事例が増加しています。
今回は、情報基盤をファイルサーバーからクラウドストレージ「Box」に移行し、それに伴い自動化された業務システムの変更が必要になった例をご紹介します。
WebSAM JobCenterはBox連携部品を備えており、このような変更にも対応が可能です。

既存システムの概要

  • オンプレのファイルサーバーに売上データ(複数のExcel)を格納して社員が参照している。
  • 売上データの作成、ファイルサーバーへのコピーは日次のバッチ処理で実現している。
社内イメージ図

新システムの要件

  • 情報基盤の変更により、売上データのコピー先をBox上に変更したい。
イメージ

情報基盤の移行で必要なジョブネットワークの変更

情報基盤の移行で必要なジョブネットワークの変更点は以下の赤い箇所となります。

イメージ

新システムの処理イメージは以下の通りです。

イメージ図

新システムの設定詳細

1. 新システムのジョブネットワークを動作させる準備

Box APIを利用するためには事前準備が必要です。詳細については以下のマニュアルをご参照ください。

https://jpn.nec.com/websam/jobcenter/download.html
⇒WebSAM JobCenter拡張カスタムジョブ部品利用の手引き
  ⇒7.1. Box連携部品概要

後述するBox アップロード部品ではBoxの以下の情報が必要となりますので控えておいてください。

控えておく情報 掲載されている場所
クライアントID Boxの「開発者コンソール」→アプリを選択→「構成」から確認できます。
画面イメージ
クライアントシークレット 上図を参照ください。クライアントIDの下の項目です。
公開キーID Boxの「開発者コンソール」→アプリを選択→「構成」から確認できます。
画面イメージ
ユーザーID Boxの「開発者コンソール」→アプリを選択→「一般設定」から確認できます。
画面イメージ
アップロード先のBoxフォルダフルパス 売上データのアップロード先のBoxフォルダフルパスを確認します。
(例) /sales/share

前処理と売上データ作成の説明は既存システムから変更がないため割愛します。売上データがE:¥work¥upload¥YYYYMMDD配下に格納されている前提でアップロードの処理を説明します。



2. アップロード

  • トークン取得のパラメータ→「実行設定」→「投入キュー」でCustom属性をONにしたバッチキューを指定します。
  • トークン取得のパラメータ→「カスタムパラメータ設定」で以下を設定します。
画面イメージ
変数 設定する値
box_full_folderpath 事前準備で確認したアップロード先のBoxフォルダフルパスを指定します。
client_id 事前準備で控えておいたクライアントIDを指定します。
client_secret 事前準備で控えておいたクライアントシークレットを指定します。
head_kid 事前準備で控えておいた公開キーIDを指定します。
local_filename 「*」を指定します。ワイルドカードを指定可能です。
local_folderpath アップロードするフォルダがあるローカルフォルダパス「E:\work\upload」を指定します。
payload_box_sub_type 「user」を指定します。
payload_iss 事前準備で控えておいたクライアントIDを指定します。
payload_sub 事前準備で控えておいたユーザーIDを指定します。
privkey_filepath 秘密鍵のファイルパスを指定します。
proxy プロキシサーバー経由でBoxへ接続する場合はプロキシサーバーを指定します。
recursive 再帰的にアップロードするため「true」を指定します。今回の場合「E:\work\upload」配下のYYYYMMDDフォルダと、フォルダ内のファイルを再帰的にアップロードします。
wild_card ワイルドカードを利用するため「true」を指定します。

(補足)
Box APIトークン取得部品と組み合わせてbox_apitokenパラメータにAPIトークンを指定してアップロードする方法もあります。詳細は以下のマニュアルをご参照ください。

https://jpn.nec.com/websam/jobcenter/download.html
⇒WebSAM JobCenter拡張カスタムジョブ部品利用の手引き
  ⇒7.3. BOX_APIトークン取得部品

動作確認

作成したジョブネットワークを即時投入で実行します。

画面イメージ

Boxにログインし、YYYYMMDDフォルダが作成され、フォルダ配下に売上データがアップロードされていることを確認します。

画面イメージ

おわりに

今回のブログはいかがでしたでしょうか?WebSAM JobCenterは以下のWebページから60日間無償で利用できる試用版がダウンロードできますので、ぜひ機能をお試しください。

[WebSAM JobCenter試用版]
https://jpn.nec.com/websam/jobcenter/trial.html

[参考情報]
https://jpn.nec.com/websam/jobcenter/download.html
  ⇒WebSAM JobCenter拡張カスタムジョブ部品利用の手引き
  ⇒WebSAM JobCenter基本操作ガイド

本ブログは皆様から頂いた様々なお問合せを参考にして更新しております。今後も皆様のお役に立つ情報を発信して行きたいと考えておりますのでWebSAM JobCenter ブログをよろしくお願いいたします。

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